Electric Keys – Tines は、これだけ買えば鳴る音源なのでしょうか。
公式の紹介には「MSoundFactory のための音源」と書かれていて、ここで手が止まる人は多いと思います。
先に答えを書くと、有料の MSoundFactory 本体を買わなくても、無料の MSoundFactory Player で鳴らせます。
公式ページにも、無料の Player を使えば単体で買える、とはっきり書かれています。
私はエレピに Addictive Keys を使っているので、この音源が必要なわけではありません。
それでも公式の動画を聞いて、1,500円くらいなら正直買いだと思いました。
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Electric Keys – Tinesは、ローズ系のエレピ4機種を収めた音源
Electric Keys – Tines は、MeldaProduction が出している Rhodes 系のエレピの音源です。
タインと呼ばれる金属の棒を叩いて鳴らす、あのベルのような音のエレピに絞られています。

画面の右上で、MK I・MK II 73・MK II 88・MK V の4機種を切り替えられます。
その下には、機械のノイズを RELEASE・SUSTAIN の2つのつまみで調整する NOISE と、BALANCE・VELOCITY のカーブを決める CONTROL があります。
右側の CHARACTER では、LOW・MID・HIGH の3本のフェーダーで音の帯域を整えます。
ハンマーの硬さ(SOFT〜HARD)や、WARMTH・SMOOTH のつまみで、音の当たり方や温かさも変えられる作りです。

エフェクトは8つです。
ビブラートやトレモロの MOD が2つ、EQ・COMP・AMP・CAB・DELAY・REVERB が並び、順番もドラッグで入れ替えられます。
ローズらしい揺れやアンプの歪みまで、音源の中だけで作り込めるようになっています。
有料の本体は要らない、無料のPlayerで鳴る
この音源でいちばん気をつけたいのが、何を用意すれば鳴るのか、という点です。
MeldaProduction の公式ページを見ると、タイトルのすぐ下に「for MSoundFactory」と書かれています。

本文にも「動かすには MSoundFactory が必要」とあります。
ただ、同じページに、無料の MSoundFactory Player を使えば単体で買えるとも書かれていて、Plugin Boutique の説明も同じです。
つまり、用意するのは無料の Player だけで、有料の本体を買い足す必要はありません。
逆に、MSoundFactory か MSoundFactory LE をすでに持っている人は、Electric Keys – Tines が無料で入っています。
正直なところ、この音源のために別の有料の製品が必要なら、私は買いたくないと考えていました。
一方で、私は MSoundFactory の総合音源そのものが欲しいと思っているので、それを買う前提なら、この音源も候補に入ります。
これから MSoundFactory か LE を買うつもりの人は、先に Tines だけを買わないほうがいいです。
MSoundFactory を私がどう見ているかは、こちらにまとめています。
MSoundFactoryのセールと買い時|総合音源のSampleTank 4が使いにくかったボカロPが、Avengerと並べて狙う理由と過去のセール
Addictive Keysがある私には必要ない、でも音はかなりいい
私はエレピに、Addictive Keys の Mark One を使っています。
Mark One も Rhodes タイプのエレピで、ローズの音はこれが受け持ってくれています。

なので、ローズだけに絞った音源をもう1本足す意味は、私にはありません。
公式の動画で聞いた Tines の音も、Addictive Keys と近いところがありました。
それでも、聞いてみてかなりいい音だと感じました。
Tines の音は、もっと厚くて複雑で、全体を削っていないような鳴り方をしています。
Addictive Keys は、たぶんミックスの中で使うことを重く見て、音を削っているのだと思います。
それに比べると、Tines はソロでも聴ける音だという印象でした。
Addictive Keys の音や画面は、XLN Audio の公式動画で確かめられます。
私が Addictive Keys をどう使っているかは、Addictive Keys のレビューに書いています。
ピアノ音源の使い分けは、Addictive Keys と Pianoverse の比べ方も参考にしてください。
1,500円くらいなら、Addictive Keysの追加より先にこちら
必要ではない、と書いたうえで言うと、1,500円くらいなら正直買いです。
この値段でこの音なら、手元に置いておく理由は十分あると思います。
Addictive Keys の追加のピアノを買うくらいなら、私はこちらのほうがいいと考えています。
ただし、これは公式の動画で聞いた印象で、私自身は Tines を使っていません。
向いているのは、ローズのエレピをまだ持っていない人
Electric Keys – Tines が向いているのは、エレピ、特にローズのエレピをまだ持っていない人です。
そういう人なら、買う価値は十分あると思います。
1つだけ注意してほしいのは、鳴らすための環境が要ることです。
普通のプラグインのように単体では立ち上がらず、無料の MSoundFactory Player を先に入れておく必要があります。
逆に、Addictive Keys のようにローズ系の音がすでに入った音源を持っている人は、急いで足さなくて大丈夫です。
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過去のセール
確認できたものだけを並べます(ユーロ表記は海外の告知記事の金額です)。
- 2026年1月5日:発売。期間限定の導入価格で €9(通常 €69)(出典:KVR Audio)
- 2026年10月14日:Plugin Boutique で ¥1,568(通常 ¥12,890・87%オフ・11月1日まで)

発売からまだ1年たっていない製品なので、確認できたセールは多くありません。
2026年10月には、発売時の導入価格に近い値段まで下がりました。
通常価格で急いで買う必要は、あまりないと思います。
MeldaProduction のほかの製品も含めたセールの流れは、MeldaProduction のセールの記事にまとめています。
ほかの会社も含めたブラックフライデーの動きは、ブラックフライデーのまとめで確認できます。
まとめ:鳴らすのに要るのは無料のPlayerだけ
Electric Keys – Tines は、Rhodes 系のエレピ4機種と、8つのエフェクトを収めた MSoundFactory 用の音源です。
有料の本体が無くても、無料の MSoundFactory Player で鳴らせます。
私は Addictive Keys の Mark One があるので、ローズの音源を足す必要はありません。
それでも、公式の動画で聞いた厚い音はかなりよく、1,500円くらいなら買いだと思っています。
ローズのエレピをまだ持っていない人には、最初の1本として十分な音源です。
MSoundFactory や LE を買う予定がある人は、そちらに入っているので、順番だけ気をつけてください。
ローズのエレピを、まだ1つも持っていない人に。
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エレピも含めた総合音源を、編集までまとめて手に入れたい人に。
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