MMorphは要る?|2つの音を混ぜる面白さは感じたボカロPが、比べるならMORPH 3 PROと見た理由

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

MeldaProduction の MMorph と、Zynaptiq の MORPH 3 PRO は、どちらも「2つの音を混ぜて、別の音に変身させる」プラグインです。

公式の動画を見比べた私の結論は、やっていることはほぼ同じで、比べるなら MORPH 3 PRO のほうでした。

 

MMorph の動画では、2つの音がだいぶ混ざって変わっていく感じがあり、特徴的で面白いと思いました。

ただ、狙った音を作るのは難しそうで、自分の曲で使う場面までは想像できませんでした。

 

この記事では、MMorph がどんな仕組みのプラグインかを整理したうえで、MORPH 3 PRO と比べて気になった点と、歌声合成の声と混ぜる使い方を書きます。

 

MeldaProduction MMorph を Plugin Boutique で見る →

 

MMorph は、2つの音を分析して「特徴」を混ぜるプラグイン

MMorph には、2つの音を入れます。

1つはトラックにそのまま流れる音(A)、もう1つはサイドチェーンという仕組みで別のトラックから送る音(B)です。

 

MMorphのMorph画面。上のスライダーでAとBの音の混ぜ具合を決め、TONEの四角で音の特徴を選ぶ(MeldaProduction公式の画面)

 

片方の音量を下げながらもう片方を上げる、ただのクロスフェードとは違います。

MMorph は両方の音を分析し、音の特徴どうしを混ぜて、どちらでもない新しい音を作ります。

 

公式は、人の顔写真を別の人の顔へ少しずつ変えていく「モーフィング」にたとえています。

声と楽器を混ぜる、ロボットのような声にする、2つの曲のあいだを混ぜる、といった使い方が紹介されています。

 

 

Morph・Dual morph・LFOMorpher・StepMorph の4つの画面

基本の操作は、大きなスライダー(つまみ)1つで A と B の混ぜ具合を決めるだけです。

画面の左には、混ぜ方の違う4つの画面が並んでいます。

 

Dual morph は、TONE と CHARACTER の2つの四角で、混ぜたあとの音の性格を変える画面です。

スライダーは BA・A・AB の3つの位置を行き来する形になっています。

 

MMorphのDual morph画面。TONEとCHARACTERの2つの四角で、混ぜたあとの音の性格を変える(MeldaProduction公式の画面)

 

LFOMorpher は、LFO(決まった周期で揺れる波)で、A と B のあいだを自動で行き来させる画面です。

曲のテンポに合わせて、2つの音がうねるように入れ替わります。

 

MMorphのLFOMorpher画面。LFOでAとBのあいだを自動で行き来させる(MeldaProduction公式の画面)

 

StepMorph は、ステップのパターンで A と B を切り替えるように混ぜる画面です。

なめらかに揺らす LFOMorpher に対して、こちらはリズムに合わせてカクカクと切り替わります。

 

MMorphのStepMorph画面。ステップのパターンでAとBを切り替えるように混ぜる(MeldaProduction公式の画面)

 

細かく作るなら Edit 画面で A と B を別々に整える

画面上の Edit を押すと、A と B それぞれに COMPRESSION・TONE・HARMONICS などのつまみが並ぶ画面に切り替わります。

もともと似ていない2つの音を、混ぜる前に少し近づけておくためのつまみです。

 

MMorphのEdit画面。AとBそれぞれにCOMPRESSION・TONE・FLATTENING・HARMONICSなどのつまみが並ぶ(MeldaProduction公式の画面)

 

公式によると、低いベースと声のように共通点の少ない音どうしでも、音の強弱をならしたり倍音を足したりして、混ざるところまで持っていけるそうです。

ほかに、LFO や音量に反応するモジュレーターで、好きなつまみを動かすこともできます。

 

とはいえ、私が動画を見て感じたのは「混ざっているのは確かだけど、狙った音を作るのは難しそう」ということでした。

つまみが多いぶん、思った方向に寄せるには慣れが要りそうです。

 

やっていることは MORPH 3 PRO と同じでも、画面の古さが気になった

2つの音を混ぜるプラグインとしては、前に Zynaptiq MORPH 3 PRO の記事も書きました。

動画を見比べた限り、MMorph と MORPH 3 PRO はやっていることは一緒だと私は見ています。

 

MORPH 3 PROの画面。中央のMORPHINGの四角でAとBの音の混ぜ具合を決め、左にMODELER、右にMIXERとREVERB、下にTRANSIENTSとFORMANTSが並ぶ(Zynaptiq公式の画面)

 

そのうえで気になったのが、画面の見た目です。

公式は見た目のスタイルや大きさを変えられると説明していますが、動画で見た限り、私には画面がかなり古く見えました。

 

やっていることが同じだけに、その点がどうしても気になりました。

比べるなら、私は MORPH 3 PRO のほうがいいと思います。

 

 

2万8,000円台は、飛び道具に払うには高い

Plugin Boutique の MMorph は、通常で2万8,000円台です。

2つの音を混ぜる飛び道具として面白さはあるものの、私には3万円近くは高いと感じました。

 

Plugin BoutiqueのMMorphの製品ページ(2026年11月4日時点で¥28,760)

 

狙った音を作るのが難しそうで、使う場面も浮かばないので、私は不要という判断です。

一方の MORPH 3 PRO は、セールで大きく下がることがあり、そのときは MMorph より安く手に入ります。

 

MeldaProduction のほかの製品とセールの来かたは、MeldaProduction のセールの記事にまとめています。

 

歌声合成の声と混ぜれば、ボコーダーに近いことができそう

ボカロ曲で使うなら、私が試してみたいのは、歌声合成の声とシンセなどの楽器を混ぜる使い方です。

ボコーダーそのものではありませんが、声と楽器が溶け合った、ボコーダーに近い音は作れそうだと感じました。

 

歌声合成の声を B に入れて、どんな音に変わるのかは、一度試してみる価値があると思います。

ただ、私が試すなら、MMorph ではなくセールで安くなった MORPH 3 PRO から始めます。

 

Zynaptiq MORPH 3 PROのセールは買い?2つの音を混ぜるプラグインを、ボカロPが「面白いけど後回し」と見た理由

 

まとめ:面白さはあるが、比べるなら MORPH 3 PRO から

MMorph は、2つの音を分析して特徴を混ぜ、どちらでもない音を作るプラグインです。

大きなつまみ1つで混ぜられ、4つの画面で揺らし方や切り替え方も選べます。

 

動画では2つの音がだいぶ混ざって変わり、特徴的で面白いと感じました。

ただ、狙った音を作るのは難しそうで、画面の古さと値段もあって、私には不要というのが結論です。

 

2つの音の特徴を混ぜて、どこにもない音を探してみたい人に。

MeldaProduction MMorph を Plugin Boutique で見る →

 

歌声合成の声と楽器を混ぜる実験を、まず試してみたい人に。

🔥 セール中 ¥15696(通常 ¥46880)〜11/8まで:Zynaptiq MORPH 3 PRO を見る →

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)