Piano V、B-3 V、Vocoder V。
どれも V Collection 11 の Intro には入っておらず、全部入りの Pro にだけ入っている音源です。
そして、どれも私が使ってみたいと思っている音源でもあります。
V Collection はまだ持っていませんが、Intro と Pro のどちらにするかと聞かれたら、私はPro が欲しいです。
この記事では、Intro と Pro で何が違うのか、私が Pro で使いたい音源はどれか、そしてどんな人ならどちらを選べばいいかを、Arturia 公式の情報をもとにまとめます。
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V Collection 11は、昔の名機を再現した音源の詰め合わせ
V Collection は、Arturia が出している音源のまとめ売りです。
1970〜80年代のアナログシンセや、エレピ・オルガン・ピアノなどの鍵盤楽器を、ソフトで鳴らせるように再現したものが入っています。

いま出ている V Collection 11 には、2つの版があります。
入っている音源が10個の Intro と、45個の Pro です。
私は1970〜80年代の曲が好きで、アナログっぽいシンセの音がずっと欲しいと思っています。
Pigments は持っていますが、昔の機種そのものの音を使いたいときは、こういう再現の音源のほうが近道だと感じています。
全部入りの Pro の中身は、Arturia 公式のこの動画でまとめて見られます。
IntroとProの違いは、入っている音源の数と種類
Arturia 公式の比べ表をもとに、大きな違いを並べるとこうなります。
| 項目 | Intro | Pro |
|---|---|---|
| 音源の数(Analog Lab を含む) | 10個 | 45個 |
| 音色の数 | 2,500以上 | 12,000以上 |
| 音色を探すソフト | Analog Lab Intro | Analog Lab Pro |
| アナログシンセ | Mini V・Jun-6 V・Prophet-5 V | 左の3つを含む18個(Jup-8 V・Matrix-12 V・Vocoder V など) |
| ピアノ・エレピ | Stage-73 V・Augmented GRAND PIANO | 左の2つに加えて Piano V・CP-70 V・Wurli V・Clavinet V |
| オルガンなど | なし | B-3 V・Farfisa V・VOX Continental V・Mellotron V・Solina V |
Intro は、Pro の中から定番を選んで小さくまとめた版です。
アナログシンセは3つ、鍵盤はエレピとピアノが入っていて、オルガンやボコーダーは入っていません。

Intro と Pro のどちらにも入っている音源もあります。
たとえば Roland の Juno-6 を元にした Jun-6 V は、Intro にも入っています。
Jun-6 V も私が使いたい音源の1つですが、これだけが目当てなら Intro で足ります。
Pro を選ぶ理由になるのは、Intro に入っていない音源のほうです。
Proで使いたいのは、Piano V・B-3 V・Vocoder V
Pro の音源の一覧を見ていると、使ってみたいものが多くて、ちょっと悩んでしまうほどです。
その中でも、Intro に無くて私が使いたいと思ったのが、次の3つです。
Piano V:グランドピアノを、普通に使いたい
Piano V は、グランドピアノなど何種類かのピアノを、録音した音ではなく計算で作る仕組み(物理モデリング)で鳴らす音源です。
明るさや響きを、つまみで細かく変えられます。

特別な使い方ではなく、曲の中のピアノとして普通に使いたい音源です。
B-3 V:オルガンの音も、手元に置いておきたい
B-3 V は、ロックやジャズで有名なオルガン(ハモンドの B-3)と、その音を回して揺らすスピーカーを再現した音源です。

Intro にはオルガンが1つも入っていないので、オルガンの音が欲しいなら Pro になります。
Vocoder V:声をシンセっぽくする音も使ってみたい
Vocoder V は、声とシンセの音を混ぜて、ロボットのような声にするボコーダーを再現した音源です。
元になったのは1979年の16バンドのボコーダーで、シンセや音を取り込む機能も入っています。

Intro に入っているかどうか、私は最初分かっていませんでした。
公式の一覧で確かめると、Vocoder V は Pro にだけ入っています。
どんな声になるのかは、Arturia 公式の動画で聞けます。
Jup-8 VやMatrix-12 Vも、Proにだけ入っている
ほかにも、80年代の音で人気の Jupiter-8 を再現した Jup-8 V や、Oberheim のシンセを再現した Matrix-12 V も、Pro にだけ入っています。

Jup-8 V は単品でも売られていますが、私は単品だと高く感じるので、買うなら V Collection だと思っています。
その考えは、Jup-8 V のセールの記事に書きました。
いつかはV Collection、でもその前にKeyscapeが欲しい
V Collection は、いつかは手に入れたいと思っています。
ただ、その前に欲しいものがあって、それが Spectrasonics の Keyscape です。
Keyscape は、ピアノやエレピなどの鍵盤楽器をまとめて収録した音源です。
Spectrasonics はセールで値下がりしにくい会社なので、私は「欲しいときが買うとき」と考えています。
Keyscape の値段の動き方は、Spectrasonics のセールの記事にまとめています。
再生がまだ少ないうちに、Proにお金をかける意味はあるか
ボカロPを始めたばかりで、再生数もまだ少ないとき。
Intro で十分なのか、思い切って Pro にするかは、迷うところだと思います。
私の考えは、作曲をこれからも続けると決めているなら、Pro を買う価値はあるです。
再生がまだ少ないボカロPでも、それは同じだと思います。
一方で、そもそも作曲を続けるかどうか分からない段階なら、Intro のほうがいいと思います。
Intro にも、定番のアナログシンセとエレピ・ピアノは入っています。
Intro のセールの流れと、私が Intro の値下がりを待っている理由は、こちらに書いています。
Arturia V Collection 11 Introのセールはいつ?過去の値動きと買い時|「2万円以下なら」とBFまで待つボカロPの考え
買い時:Proはセールの値段なら買ってもいい
Pro は通常の値段だと、気軽に買える額ではありません。
ただ、これまでのセールでは何度か半額前後まで下がっています。
私は、Pro がセールの値段まで下がっているなら、買ってもいいと思っています。
通常の値段のときは、私なら次のセールを待ちます。
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Arturia のほかの製品も含めたブラックフライデーのセールは、Arturia のブラックフライデーの記事で見られます。
過去のセール
- 2025年4月24日〜5月20日:V Collection 11 の発売記念で、Pro が €599(通常 €699)(KVR Audio)
- 2025年11月:ブラックフライデーで、Pro が50%オフで $349(rekkerd)
- 2026年2月23日〜3月9日:Plugin Boutique の14周年セールで、Pro が50%オフで $349(rekkerd)
- 2026年11月6日時点:Plugin Boutique で¥56,591(通常¥121,840・53%オフ・11月29日まで)
- 2026年11月6日時点:Arturia 公式でも最大50%オフ(12月8日まで)
まとめ:続けると決めたならPro、まず試すならIntro
V Collection 11 の Intro と Pro の違いは、入っている音源の数と種類です。
Piano V・B-3 V・Vocoder V・Jup-8 V のように、Intro に無い音源が欲しいなら、選ぶのは Pro になります。
私自身は Pro が欲しく、セールの値段なら買ってもいいと思っています。
それでも、作曲を続けるか分からないうちは、Intro から始めても十分です。
作曲を続けると決めていて、昔のシンセや鍵盤をたくさん使い分けたい人に。
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まずは定番のシンセとエレピだけで、昔の機種の音を試したい人に。
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