プロセカの楽曲公募に出すなら、ミクとルカの2人だけでは、声の幅が狭くなってしまいます。
そこで鏡音リン・レンの声が要る場面は、たしかにあると思っています。
ただ、ミクとルカの次の1人を鏡音にするかどうかは、最後は声の好みで決めていいというのが私の考えです。
ミクとルカを使っている私自身は、鏡音の声が自分の好みとは少し違うので、今のところ買う予定はありません。
鏡音リン・レン V4X は、クリプトン・フューチャー・メディアの、リンとレンの2人の声で歌わせられる歌声合成ソフトです。
持っていないので使った感想は書けませんが、Plugin Boutique の説明と公式デモから、中身と向く人をまとめます。
KAGAMINE RIN/LEN V4X (incl. ENGLISH) を Plugin Boutique で見る →
鏡音リン・レン V4X はどんな製品か
歌声合成は、メロディと歌詞を打ち込むと、その声で歌ってくれるソフトです。
V4X には、リンとレンの声が1つの製品にまとめて入っています。

Plugin Boutique の説明によると、日本語の声はリンとレンそれぞれに3種類あります。
どちらも、声優の下田麻美さんの声を録音して作られています。
- リン:POWER(元気で強い声)・WARM(やさしく温かい声)・SWEET(吐息まじりの甘い声)
- レン:POWER(まっすぐで力強い声)・COLD(落ち着いたやわらかい声)・SERIOUS(ささやくような、少し寂しげな声)
- 英語の声:リンとレンに1つずつ(製品名の「incl. ENGLISH」はこのこと)
声の表情を変える E.V.E.C. という機能があり、母音の強さや語尾の息の量、発音の強さを切り替えられます。
強い発音と、うなり声を足すグロウルを組み合わせると、叫ぶような声も作れると説明されています。
歌わせるためのエディター Piapro Studio は、DAW の中で使うプラグインとして動きます。
曲を作るための DAW、Cubase LE も付いています。
Mac で使う人は、動作環境も見ておいてください。
Plugin Boutique の動作環境では、macOS は 13 までの記載で、Apple Silicon の Mac は Rosetta での動作になっています。
リンとレンが2人で歌う、V4X の公式デモです。
デモを聞いた印象は、かっこよくて可愛い声
公式のデモを聞いた限りでは、リンとレンらしい、かっこよくて可愛い声で、いい声だと思いました。
声の種類は、元気に張る声から、息まじりの静かな声まで入っています。
レンの声だけを聞ける、公式のデモもあります。
ここまでは、あくまでデモを聞いた感想です。
自分の曲で歌わせたときにどうなるかは、持っていないので分かりません。
ミクとルカを使う私が、次の1人を選ぶなら
私が持っている声は、初音ミクと巡音ルカの2人です。
どちらも、ふだんは VOCALOID6 の中で歌わせています。


ミクとルカを持っている人が、次の1人に鏡音を足すのは、ありだと思います。
ただ、一番は好みです。
私の場合は、リンとレンの声が自分の好みとは少し違うので、特に使いたいとは思っていません。
なので、私には今のところ必要のない製品です。
これから歌声合成を始める人にも、私は好きな声を1人ずつ買うほうを勧めています。
6人まとめのセットとどちらがいいかは、PIAPRO CHARACTERS SUPER PACK の記事に書きました。
声を買っても、曲にできずに置いておくことは本当に起きます。
私自身の話は、声を買ったのに何年も使わなかった記事にまとめています。
プロセカに出す曲なら、リン・レンの声が要る場面はある
好みとは別に、プロセカの公募に出すとなると話は変わります。
プロセカの楽曲コンテスト「プロセカNEXT」で歌わせられるのは、初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカ・MEIKO・KAITO の6人です。
下は、ルカの声で曲を作ったときの Logic Pro の画面です。
プロセカに出す曲も、作り方はふだんの曲と変えていません。

それでも、ミクとルカの2人だけで出し続けていると、声の幅が狭まってしまいます。
だからこそ、リンとレンの声があってもいいと思っています。
応募の流れと、使える歌声で気をつけることは、こちらにまとめています(応募する回の要項は、毎回公式で確かめてください)。
V4X と NT、鏡音を足すならどちらか
Plugin Boutique では、もう1つの鏡音リン・レン NT も買えます。
NT は、クリプトンが独自に作った新しい歌声合成エンジンを使った製品です。

クリプトンの発表では、NT の声はリンとレンそれぞれに、ハリのある Original と、吐息まじりの Whisper の2種類です。
エディターは Piapro Studio NT2 で、プラグインのほかに単体のソフトとしても動きます。
歌い方のスタイルを選ぶだけでピッチの動きやビブラートを整える Automatic Control や、ガラガラ声やデスボイスまで作れる Voice Drive といった機能もあります。
V4X との違いをまとめると、次のようになります。
- 声の数:V4X は日本語がリンとレンで3種類ずつ、NT は2種類ずつ
- 英語の声:製品名に「incl. ENGLISH」と入っているのは V4X
- エディター:V4X は Piapro Studio、NT は Piapro Studio NT2
- 歌い方の自動の調整:NT には Automatic Control がある
NT の公式デモです。
どちらの鏡音も、歌わせるのは Piapro Studio の系統のエディターです。
私は昔 Piapro Studio を使おうとしたものの、分からないまま結局使えなかったので、エディターの使い心地は比べられません。
初音ミクで選ぶなら、私はプロセカの公募には NT か V4X と考えています。
ミクの3つの違いは、初音ミク V4X・NT・V6 を比べた記事にまとめました。
KAGAMINE RIN/LEN NT を Plugin Boutique で見る →
まとめ:プロセカで声の幅がほしいなら、あとは好みで
鏡音リン・レン V4X は、リンとレンの2人の声に、英語の声まで入った歌声合成ソフトです。
デモを聞いた限りでは、かっこよくて可愛い、いい声でした。
プロセカに出すなら、ミクとルカだけでは声の幅が狭まるので、鏡音の声が要る場面はあります。
ただ、ミクとルカの次の1人に選ぶかは、好きな声かどうかで決めていいと思います。
私自身は、声の好みが少し違うことに加えて、自分には値段も高く感じるので、買わなくていいと判断しました。
プロセカの曲で、ミクとルカ以外の声もほしい人に。
KAGAMINE RIN/LEN V4X (incl. ENGLISH) を Plugin Boutique で見る →
プロセカの公募に、6人の声で出し続けたい人に。
PIAPRO CHARACTERS SUPER PACK を Plugin Boutique で見る →






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