歌やギターを録らないボカロPが、それでもFocusrite Scarlett 2i2を手放せない理由

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今回も結論から書きます。

Focusrite Scarlett 2i2は、本来の用途である「マイクやギターの録音」のためにはほとんど使っていません。

今、毎日電源が入っているのは、iLoud Micro Monitorにつなぐための出力ハブとしてです。

 

買った理由は、正直そんなに深くない?

DTMを始めた時に一通り揃えた機材の一つで、ボカロPの始め方の記事にも書いた通り、当時2万円くらいで買いました。

 

正直に書くと、選んだ理由は安かったことと、ボディが赤くて気に入ったから、それだけです。

他のインターフェースと比較検討はしていません。

今思えばずいぶん適当な選び方ですが、後悔はしていません。

 

Focusrite Scarlett 2i2の本体と箱。ゲインノブが緑と赤のリングで光るモデル

 

買ってからしばらくは、ケースに入れたまま

ボカロPは歌を録らずに歌わせるので、マイクで何かを録音する機会がそもそもほとんどありません。

買ってからしばらくは、ほぼ出番がありませんでした。

「マイクで録音するための機材」を、録音しない人間が買ったわけなので当然です。

10年近くはただ眠っていました。

 

多くのDTMer向けの記事を見ると、最初に買えと出ます。

しかし、正直不要だと思います。

柊マグネタイトさんも、テトリスを作るぐらいまでは、安いイヤホンのみだったそうです。

 

最近になってようやく、ミックス前の音量チェックのために電源を入れるようになりました。

ここから今の使い方につながっていきます。

 

今の主な役目は、iLoud Micro Monitorへの出力ハブ

モニタースピーカーのIK Multimedia iLoud Micro Monitorを鳴らすとき、Macから直接つなぐのではなく、必ずScarlett 2i2を経由しています。

バランス接続で音が安定していることと、物理ノブで音量を調整できる操作性(最後にマスタリングの話で後述)がその理由です。

 

iLoud Micro Monitorに挟まれて設置されたFocusrite Scarlett 2i2

 

普段の使用感は、というと正直あまり語ることがありません。

触るのはゲインノブくらいで、モニター系のノブもほぼ据え置きです。

「音を出すためだけの箱」というのが実感で、いじる必要がないくらい安定して動いてくれています。

 

Focusrite Scarlett 2i2の背面。USB接続とLINE OUTPUTSの配線

たまに使うケース:ボカロ曲でのギター録音

一度だけ、ボカロ曲の中でギターを録音するのにScarlett 2i2を使ったことがあります。

このときは、同じFocusriteのマイクプリアンプ「ISA One」を通して録りました。

 

ギター録音で使ったFocusrite ISA One本体

 

接続や設定でつまずいたことは、正直ほとんどありませんでした。

拍子抜けするくらい、普通に録れて終わりました。

 

ISA One自体はFocusriteの定番マイクプリアンプです。公式の紹介動画を貼っておきます。

 

不満点:アナログインサートができない

2i2クラスの弱点として、アナログインサート端子が無いことは気になっています。

外部のアウトボード機材を挟みたくなったときに対応できない仕様です。

2本だと足りないのです。それより上のクラスだと、4万円以上かなと思います。しかし、アナログインサートのためだけにそのお金はでません。

 

とりあえずは、自分のように「たまにインストの下ごしらえで録音する」くらいの使い方では、実害として困ったことはまだありません。

 

こんな人には要る、こんな人には要らない

  • 歌を録らず、打ち込みや歌声合成が中心のボカロPには、正直これが無くても困りません。Mac直結とヘッドフォン、イヤホンでも十分やっていけます(このあたりはボカロPの始め方の記事にも書きました)。
  • モニタースピーカーを導入するなら、間にインターフェースを挟んだ方が音質・操作性の面で扱いやすくなります。
  • 将来的に楽器録音や宅録を本気で続けていくつもりなら、アナログインサートのある上位モデルを検討する価値はあると思います。

 

今の主力モデルは4th Genで、自分が持っている旧世代のものからいくつか機能が増えているようです。

公式の紹介動画を貼っておきます。

 

まとめ

最低限で足りるなら、Scarlett 2i2で十分です。

ただ、本気で音楽を長く続けていくつもりなら、もう一段良いものを選ぶのもありだと思います。

 

 

うちの場合は「録音用に買ったのに、実際はスピーカーの出力ハブとして生き残った」という変な使われ方をしていますが、それはそれで長く付き合えている証拠かもしれません。

なぜオーディオインターンフェースが必要かですが、マスタリングの際に天井を残したいからです。

普通のスピーカーなどで聞くと音が大きくなりがちです。

そのため、正しくは、すべてのフェーダーを-15dBぐらいにして作曲をする必要があります。しかし、そうすると普通のスピーカーなどでは聞こえません。そのため、オーディオインターンフェースのノブで音を大きくし、作曲していきます。

そうすると、最終段階でもステレオアウトが、-5dBぐらいで作れるので、最後にマキシマイザーで-1dBぐらいを狙えるという話ですね。

 

iLoud Micro Monitor自体のレビューも、また別の記事で書く予定です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。