ピアノ音源を1台持っていて、最近その音に少し飽きてきた。
そんなときに目に入るのが、IK Multimedia の Pianoverse を全部まとめた Pianoverse MAX です。
私が持っている Pianoverse は、無料配布でもらった Black Pearl B200 の1台だけです。
ポップスにもシネマティックな曲にも EDM にも使っていて、音への不満はありません。
それでも、同じピアノだけで曲を作り続けていると、だんだんつらくなってきました。
このページでは、別のピアノが欲しくなった理由と、Pianoverse MAX の過去のセール、今買うか待つかの考えをまとめます。
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結論:欲しいなら今買ってもいい。急がないならセールを待っていい
先に私の考えを書くと、演奏や作曲にすぐ使いたいなら、Pianoverse MAX は今買ってもいいと思います。
ピアノが増えると、曲ごとに合う音を選べるようになるからです。
ただ、急いでいないなら、セールは待っていいと考えています。
IK Multimedia はセールの多いメーカーで、Pianoverse も MAX ごと、あるいは1台ずつ、何度も値下がりしてきました。
どのくらい下がったことがあるかは、このページの最後の「過去のセール」にまとめています。
IK 全体のセールの傾向は、IK Multimedia はブラックフライデーまで待つべきかの記事に書きました。
無料の1台を使い込んで、別のピアノが欲しくなった
私が普段使っている Black Pearl B200 は、Bösendorfer のピアノを元にしたモデルです。
ポップス・シネマティック・EDM と、ジャンルを問わずピアノが欲しい曲で立ち上げています。

音に不満があるわけではありません。
困るのは、どの曲でも同じピアノになってしまうことです。
プリセットを変えれば、響きや質感はある程度変わります。
でも、ピアノそのものの音は同じなので、何曲も続けると「またこの音だな」と感じるようになりました。

それで今は、Pianoverse の別のピアノが欲しいと思っています。
B200 を使い込んだ感想は、こちらのレビューにまとめています。
Pianoverse Black Pearl B200レビュー|Addictive Keysでは物足りなかったソロの説得力、本物のピアノ感で埋めてくれた話
Pianoverse MAX はどんな製品か
Pianoverse MAX は、Pianoverse のピアノ・モデルがすべて(9台)入ったバンドルです。
IK Multimedia 公式サイトに載っているのは、次の9台です(2026年10月時点)。
- Grand Piano Y7(Yamaha C7 が元)
- Concert Grand YF3(Yamaha CFIII が元)
- Royal Upright Y5(Yamaha U5 が元)
- Black Diamond B280(Bösendorfer 280 Vienna Concert が元)
- NY Grand S274(Steinway & Sons New York D-274 が元)
- Gran Concerto 278(Fazioli F278 が元)
- Hamburg Grand S274(Steinway & Sons Hamburg D-274 が元)
- Liberty Upright(Koch & Korselt のアップライトが元)
- Black Pearl B200(Bösendorfer 214VC が元)

グランドピアノだけでなく、アップライトが2台入っているのも特徴です。
同じグランドでもメーカーが違えば音の性格が変わるので、曲に合わせてピアノを選び分けられるのが、1台だけとの大きな違いです。
どのピアノも、ロボットを使って鍵盤を打ち分けながら録音されています。
ペダルの踏み込み具合や、ふたの開き方、ハンマーの音まで調整できるのは B200 と同じです。

1つ気をつけたいのは、ディスクの容量です。
Plugin Boutique の動作環境には、ピアノ1台につき30GBのディスク容量が必要と書かれています。
9台を全部入れるとかなりの量になるので、外付けの SSD を用意するか、よく使うピアノから入れていくのが現実的です。
なお、Apple の M1 などの Mac にもネイティブで対応しています。
それぞれのピアノの音は、IK Multimedia 公式の動画で聴き比べられます。
MAX より安く手に入ることがある:Total Studio 5 MAX
Pianoverse の9台は、IK Multimedia の大きなバンドル Total Studio 5 MAX にも入っています。
MODO BASS 2 や SampleTank 4、ミックス用の T-RackS 6 なども一緒に入ったバンドルです。
このバンドルは大きく値下がりすることがあり、セールのときは Pianoverse MAX 単体より安くなることがあります。
ピアノだけでなく IK の製品をまだ持っていない人なら、こちらを先に見比べたほうがいいと思います。
Pianoverse が入っているので、これ1つでピアノはかなりそろいます。
逆に、私のように IK の製品を1本ずつ買い足してきた人には、重なる製品が多くなります。

どこまで入っているか、買っていい人と損になる人の違いは、Total Studio 5 MAX のセールの記事に詳しく書きました。
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まず1台で試したい人へ
いきなり9台は多い、という人もいると思います。
私も最初は、無料でもらった B200 の1台から始めました。
2026年10月10日に IK Multimedia 公式サイトを確認したときは、ニュースレターに登録すると Black Pearl B200 を90日間無料で使え、登録を続ければそのまま使い続けられる、という案内が出ていました。
こうした配布は時期によって変わるので、気になる人は公式サイトで確かめてみてください。
また、IK 公式サイトでは、ピアノを有償で買って登録している人向けに、MAX へのアップグレード価格が用意されています。
1台買ってみて気に入ったら MAX に広げる、という順番もとれます。
1台で足りそうな人は、ピアノ音源のセールの時期をまとめた記事も参考にしてください。
どんな人に向くか
Pianoverse MAX が向いているのは、ピアノの音をもっと選びたい人です。
私のように1台を使い込んで「いつも同じ音だな」と感じている人には、ちょうど欲しくなるタイミングだと思います。
Pianoverse の音は、どちらかというとクラシックや劇伴に向いた、ピアノ1台で聴かせられる音です。
私はポップスやシネマティック、EDM でも使っていますが、ソロやバラードのようにピアノが主役の曲で特に生きると感じています。
一方で、ポップスの伴奏が中心なら、XLN Audio の Addictive Keys も十分に選択肢に入ります。
私は作る曲との相性で、この2つを使い分けています。
使い分けの詳しい話は、Addictive Keys と Pianoverse の比較に書きました。
過去のセール
私が出典で確かめられた、Pianoverse に関わるセールです。
- 2024年11月13日〜12月2日:ブラックフライデーで、Pianoverse MAX が$99.99(IK公式・Plugin Boutique)(rekkerd)
- 2025年6月2日まで:春のセールで、Pianoverse のピアノがどれでも1台$29.99(rekkerd)
- 2026年2月18日〜3月2日:MAX 版を2つ組み合わせると$129.99になるセールで、Pianoverse MAX も対象(Plugin Boutique のバンドルは3月2日まで)(rekkerd)
- 2026年6月12日〜14日:週末のセールで、Pianoverse を含む IK の音源・エフェクトがクーポンで50%オフ(rekkerd)
- 2026年9月18日〜10月15日:Plugin Boutique 限定のセールで、Pianoverse 9台入りの Total Studio 5 MAX が¥25,780(通常¥104,580・75%オフ)(rekkerd)

まとめ
Pianoverse MAX は、9台のピアノを曲ごとに選び分けられるバンドルです。
1台を使い込んで同じ音に飽きてきた人には、選択肢を一気に増やせます。
すぐに使いたいなら今買ってもいいですし、急がないならセールを待って大丈夫です。
IK の製品をまだ持っていないなら、Total Studio 5 MAX と見比べてから決めるのがおすすめです。
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