ジャズっぽいバラードを作っていて、ウッドベースの音が欲しくなった。
Ample Bass Upright が気になっているけれど、2万円台の値段を見て、セールまで待つか迷っている。
そんな人に向けて、実際に Ample Bass Upright を使っている私の答えを先に書いておきます。
待てるなら待っていいけれど、待たずに買っても全然あり、というのが私の考えです。
Ample Sound はもともと大きく割り引くメーカーではなく、公式のセールでも単体は20%オフ前後でした。
このページでは、セールの流れと、私がどんな曲で Upright を使っているか、打ち込みで迷っているところまでを書きます。
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セールの流れ:公式のセールは年2回、単体は20%オフ前後
Ample Sound の公式のセールは、夏と、ブラックフライデーから年末にかけての冬の、年2回が基本です。
どちらも単体の音源は20%オフが中心でした。
すでに Ample の製品を持っている人には、公式のセールでさらに10%ほどの割引がありました。
大きく下がるのは、ベース8本をまとめた Full Bass Bundle のようなバンドルで、こちらは53%オフになっています。

ウッドベースを1本だけ買うなら、待って安くなるのは2割ほどです。
待って得をするのは数千円ほどだと考えておくと、迷いにくくなります。
Ample Sound 全体のセールの時期は、Ample Sound のブラックフライデーの記事にまとめています。
待たずに買っていいと思う理由:作れる時間のほうが大事だから
私自身は、Upright をセールのときに買いました。
それでも、いまの通常の価格でも人に勧めていいと思っています。
理由は、Ample があまり割り引かないメーカーだからです。
1年近く待って数千円安くなるより、そのあいだにウッドベースを入れた曲を何曲も作れたほうが、得るものは大きいと感じています。
時間は思っているより早く過ぎていきます。
欲しい曲がいま目の前にあるなら、待つことで作る機会を逃すほうがもったいないと私は考えています。
もちろん、急ぎの曲がなく、セールまで待てる人は待って構いません。
ただ、待たずに買うのも十分ありだと思います。

出番が多いのは、バラード・ジャズ・ポップス、そしてシネマティック
私が Upright を使うのは、バラード、ジャズ、ポップスの曲が多いです。
ボカロ曲でも、こうしたジャンルの曲で出番が来ます。
もう1つ、シネマティックな曲でも使っています。
曲の雰囲気に合わせて、エレキのベースの代わりにウッドベースを選ぶ形です。

プリセットにもジャンルの名前が並んでいるので、曲の雰囲気に近いものから試していけます。
公式サイトでも、ジャズやブルース、ファンクでよく使われる楽器として紹介されています。
下は Ample Sound 公式の、ウォーキングベースのデモです。
ウッドベースの音としては、MODO BASSよりずっとリアルに感じる
私のベースのメインは、IK Multimedia の MODO BASS 2 です。
ふだんのエレキのベースはこちらで鳴らしていて、ウッドベースが欲しい曲だけ Upright に切り替えています。
Upright を使ってみて感じたのは、音のリアルさでした。
ウッドベースの音として比べると、MODO BASS よりずっとリアルだと私は感じています。
音そのものに、不満や物足りなさは特にありません。
MODO BASS 2 は鳴り方を計算で作るモデリングの音源で、Upright は実際の楽器を録音したサンプリングの音源という違いもあります。
MODO BASS 2 の使い方は、MODO BASS 2 のレビューに書いています。
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正直に言うと、打ち込みでは「これでいいのか」と迷う
音に不満はない一方で、打ち込みでは迷うことが多いです。
私はウッドベースを演奏している曲を、あまりよく知りません。
そのせいか、打ち込むとノイズというか、弦をはじくアタックが強く出てしまうことがあります。
本物の演奏もこうなのか、自分の打ち込み方が悪いのか、判断がつかずに迷う場面がよくあります。

スライドなどの奏法は、Ample の打ち込みの画面 Riffer で指定しています。
手間はかかりますが、そのぶん生の演奏に近づけやすいと感じています。
私が Upright を買ったきっかけと、Riffer での打ち込みは、こちらに書きました。
Ample Bass Uprightはどんな音源か
Ample Bass Upright は、アコースティックのウッドベース(アップライトベース)を録音した音源です。
指弾きのライブラリが1つ入っていて、サンプルの容量は約4.26GB、ディスクは10GB以上の空きが必要です。
公式の製品ページによると、主な中身は次のとおりです。
- 奏法:サステイン、ミュート、ハーモニクス、ハンマリングとプリング、レガートのスライド、スライドイン・アウト、スラップ、ポップ、タッピング、アクセント、同音連打、デッドノートの13種類
- 録音:ネック、ボディ、部屋の3本のマイクと、DI(ライン)で収録
- 音域:ドロップチューニングで D1 まで下げられる
- レガート:どんな音程の幅や速さでも自然につながるレガートと、フレットのない楽器向けのスライドの仕組み
- 形式:VST2・VST3・AU・AAX とスタンドアロン。Mac は macOS 10.15 以降

打ち込みの画面 Riffer は、ピアノロールとタブ譜の表示をその場で切り替えられます。
弦ごとに音が並ぶので、同じ弦で2つの音が同時に鳴るような、実際には弾けない打ち込みを避けやすくなっています。
Guitar Pro などのタブ譜を読み込んで鳴らす Tab Reader も入っています。

Mac では AU で読み込めるので、Logic Pro でもそのまま使えます。
サンプルは内蔵のディスクか、USB 3.0 以上でつないだ外付けの SSD に入れる必要があります。
過去のセール
確認できた、Ample Bass Upright が対象になった Ample Sound 公式のセールです(割引率は告知記事のもの)。
- 2024年11月末〜2025年1月1日:冬のセール。全製品が20%オフから。すでに持っている人はさらに10%オフ(rekkerd)
- 2025年7月1日〜7月30日:夏のセール。買う本数に応じて20〜66%オフ。アカウントを持っている人はさらに10%オフ(KVR Audio)
- 2025年11月〜2026年1月1日:冬のセール。単体は20%オフ、Full Bass Bundle(ベース8本)は53%オフ。すでに持っている人はさらに10%オフ(KVR Audio)
- 2026年6月17日〜7月18日:夏のセール。単体は20%オフ、Full Bass Bundle は53%オフ。すでに持っている人はさらに10%オフ(KVR Audio)
まとめ:ウッドベースが欲しい曲があるなら、今でいい
- Ample Bass Upright のセールは、単体で20%オフ前後。大きくは下がらない
- 出番が多いのは、バラード・ジャズ・ポップス・シネマティック
- ウッドベースの音としては、MODO BASS よりずっとリアルに感じる
- 打ち込みのアタックの出方には、いまも迷うことがある
- 待てる人は待っていい。でも待つあいだに作れる曲のほうが大事だと思う
ウッドベースが1本あるだけで、バラードやシネマティックの曲の雰囲気はがらっと変わります。
作りたい曲が浮かんでいるなら、セールの日付より、その曲を先に進めてみてください。
私はBlue Giantが好きなので、ウッドベースを買いましたね。
後悔してはいません。
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