SoundID ReferenceはボカロPに要る?セールと買い時|PCのスピーカーで満足しているボカロPが「初心者は要らない、こだわる人向け」と考える理由

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

初心者のボカロPなら、SoundID Reference はまだ要らないと思います。

逆に、ミックスに本気でこだわっていて、お金にも余裕がある人なら、買っていい道具です。

 

正直に書くと、私はこの製品を最近まで知りませんでした。

持ってもいませんし、いまのところ買う予定もありません。

 

それでも公式の動画を見て、性能はかなり高そうだと感じました。

この記事では、SoundID Reference がどんなソフトか、PC のスピーカーで作っている私がなぜ「今は要らない」と思ったのか、どんな人なら買っていいのか、そして過去のセールの値動きをまとめます。

 

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SoundID Referenceは「聞こえ方のクセ」を補正するソフト

SoundID Reference は、Sonarworks が作っている補正用のソフトです。

ヘッドホンやスピーカーには、低音が出すぎる、高音がきつい、といった機種ごとのクセがあります。

 

そのクセを打ち消して、どの機材で聞いても、なるべく平らな音で聞こえるようにするのが役目です。

単体のアプリとしても、DAW のプラグインとしても使えて、Logic Pro でも使えます。

 

Sonarworks 公式サイトの SoundID Reference のページ。ヘッドホンとスピーカーを補正するソフトで、21日間の無料体験があると書かれている

 

公式サイトのグラフを見ると、何をしているかがイメージしやすいと思います。

左の「補正前」はヘッドホンごとに線がばらばらで、右の「補正後」はほぼ平らにそろっています。

 

SoundID Reference の補正前(Before calibration)と補正後(Calibrated)の周波数特性のグラフ。補正前はばらばらの線が、補正後はほぼ平らにそろう(Sonarworks 公式サイトより)

 

ヘッドホン用とスピーカー用で、買うものが変わる

SoundID Reference には、大きく分けて2つの版があります。

 

For Headphones はヘッドホンだけを補正する版です。

公式では500機種以上のヘッドホンに対応していて、持っている機種を選べば、用意された補正のデータがそのまま使えます。

 

Plugin Boutique の SoundID Reference for Headphones の製品ページ(2026年10月12日時点で¥17,250)

 

For Speakers & Headphones は、ヘッドホンに加えてスピーカーも補正できる版です。

スピーカーは部屋の響きで聞こえ方が変わるので、測定用のマイクで自分の部屋を測ってから補正します。

 

公式の価格ページでは、測定用のマイクは「一緒に買う」形になっています。

マイクを持っていない人は、ソフトの値段にマイクの分も足して考えておくのがよさそうです。

 

測定用マイクをスピーカーに向けて測っている写真。500機種以上のヘッドホンに対応し、ステレオから9.1.6まで補正できると書かれている(Sonarworks 公式サイトより)

 

Plugin Boutique の価格だと、スピーカーも補正できる版は、ヘッドホン用の2倍以上になります。

 

Plugin Boutique の SoundID Reference for Speakers & Headphones の製品ページ(2026年10月12日時点で¥43,401)

 

公式動画を見て、性能は高そう。でも「何をしているか」は分からなかった

まずは、Sonarworks の公式動画を見てみました。

 

 

聞くときの音を整えるソフトだということは分かりましたし、性能が高そうだとも思いました。

ただ、見終わっても、実際に何をしているのかはよく分かりませんでした。

 

いちばん引っかかったのは、補正をかけたほうが本当に聞こえ方がよくなるのか、という点です。

そして、その違いを自分の耳で聞き分けられるのか、という点でした。

 

PCのスピーカーとiLoudで作っている今は、補正は要らないと思った

私はいま、ミックスにヘッドホンを使っていません。

作業はほとんどパソコンのスピーカーで、最後の確認だけ小さなモニタースピーカー(iLoud Micro Monitor)で聞いています。

 

この環境で、いまの聞こえ方には結構満足しています。

なので、補正まではいらないかな、というのが正直なところです。

 

トッププロがやるようなことを、自分もやるべきなのか。

公式の動画を見ながら、そう考えてしまいました。

 

モニタースピーカーをどう考えているかは、こちらに書いています。

 

DTMにモニタースピーカーは要る?|最初は要らない派のボカロPが、それでも最後の確認用に小さいスピーカーを置いている理由

 

どんな人に向くか

私の考えでは、SoundID Reference が向くのは、本気でミックスにこだわっている人です。

エンジニアやプロの人なら、なおさらだと思います。

 

本気で取り組んでいて、お金にも余裕があるなら、買っていいと思います。

ヘッドホン用なら、スピーカー用より手を出しやすい値段です。

 

逆に、初心者のボカロPには、むしろ今は要らないと思っています。

 

私自身も正直、こういう面倒なことはしなくていいのかな、と感じました。

ミックスの基本から始めたい方は、ボカロ曲のミックスのやり方も参考にしてみてください。

 

気になる人は、公式サイトに21日間の無料体験があるので、買う前に自分の耳で違いが分かるか試してみるのがいいと思います。

 

過去のセール

SoundID Reference は、2026年に入ってからも何度かセールになっています。

ヘッドホン用は、夏に通常の半額まで下がったことがあります。

 

  • 2026年3月:For Speakers & Headphones(測定用マイク付き)が$199(通常$299・3月29日まで・Sonarworks の春のセール)(Sound On Sound)
  • 2026年8月:For Headphones が$49(通常$99・50%オフ・9月1日まで・Plugin Boutique)(rekkerd.org)

 

過去には半額まで下がっているので、欲しくなったらセールを待つのも手です。

 

まとめ:初心者は今は要らない。こだわる人なら買っていい

  • SoundID Reference は、ヘッドホンやスピーカーの聞こえ方のクセを補正するソフト
  • ヘッドホン用と、スピーカーも補正できる版があり、スピーカー用は測定用マイクも必要
  • PC のスピーカーと小さなモニタースピーカーで満足している私は、今は要らないと感じた
  • 向くのは、本気でミックスにこだわる人・エンジニアやプロ
  • 初心者のボカロPは、先にミックスの基本から。気になるなら無料体験で試してから

 

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