Hollywood Fantasy Orchestraの中で、私がいちばん開いているのはPercussionです。
StringsやBrassを思い浮かべる人が多いと思いますが、太鼓やシンバルのほうが出番が多いのが、私の使い方の実際です。
そしてもう1つ、決めていることがあります。
この音源は、ほかのオーケストラ音源と重ねず、単体で使うことです。
この記事では、Hollywood Fantasy Orchestraの4つの楽器(Strings・Brass・Winds・Percussion)を、ボカロ曲のどこに・どう入れているかをまとめます。
最後に、MOODの選び方と、リバーブをどこでかけているかも書きます。
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Hollywood Fantasy Orchestraは、ファンタジーの世界観に寄せたオーケストラ音源
Hollywood Fantasy Orchestraは、EastWestの中世・ファンタジー寄りのオーケストラ音源です。
Strings・Brass・Winds・Percussion・Voicesの5つと、フレーズを組むOrchestratorが入っています。
弦は、ハーディ・ガーディやリュート、ヴィオラ・ダ・ガンバのような古い楽器が中心です。

私にとっては、もともと好きな音です。
ロード・オブ・ザ・リングやナルニア国物語のような雰囲気がしっかり出せるので、ファンタジー寄りの曲を作るときに手が伸びます。
なお、Voicesの使い方は別の記事にまとめています。
この記事では、Voices以外の4つを扱います。
Hollywood Fantasy Voicesの使い方|母音のパッチを白玉で置き、EQで上下を削って、ボカロ曲に主張しないコーラスを足すまで
いちばん使うのはPercussion:決まったパッチはなく、ファンタジーが効く場所に入れる
Percussionには、太鼓やシンバル、スネアなどが入っています。
Opusで開くと、Bodhrans・Gran Cassas・Large Taikos・Cymbal and Gong Ensemble・Snare Ensemble・Tomsなど、17の楽器が並びます。

Percussionは、かなり万能に使えるので助かっています。
ただ、「これを選ぶ」と決めているパッチは特にありません。
どこに入れるかも、曲によって変わります。
最初からファンタジー感を全開にしたい曲なら、曲の全体で使います。
一方で、曲の一部にだけファンタジーの要素を入れたいときは、間奏など、その部分だけに入れます。
使いやすい分、入れっぱなしにするより、場面で入れるかどうかを決めるくらいがちょうどいいと思っています。
Percussionにどんな音が入っているかは、EastWest公式の動画が分かりやすいです。
Stringsはレガートを選んで、曲の最初から最後まで入れる
Stringsで選ぶのは、基本的にレガートのパッチです。
Opusでは、次の順にたどります。
- BROWSEのタブで、INSTALLEDの一覧から「EW Hollywood Fantasy Strings」を選ぶ
- 次の列で楽器を選ぶ(画面はヴィオラ・ダ・ガンバの例)
- 「04 Legato」を開き、右の列からレガートのパッチを選んで読み込む

Stringsは万能なので、曲の最初から最後まで、全体に入れ気味にしています。
Percussionが「場面で足す」なら、Stringsは「土台として流しておく」役です。
Opusの開き方やキースイッチの切り替えは、Opusの使い方の記事に書いています。
Stringsの楽器の音は、公式の動画で一通り聴けます。
BrassとWindsは、サビ寄りの強いところだけに入れる
正直なところ、BrassとWindsはそれほど使いません。
使うときも、サビや、サビ寄りの強いところに入れることが多いです。

Stringsのように、曲の全体に入れることはしません。
まとめると、私の中での役割はこうなります。
- Percussion:いちばん使う。ファンタジーが効く場所に、曲に合わせて入れる
- Strings:レガートで、曲の最初から最後まで
- Brass・Winds:サビ寄りの強いところだけ
ほかのオーケストラ音源とは重ねず、単体で使う
私はHollywood Strings 2など、ほかのオーケストラ音源も持っています。
それでも、Hollywood Fantasy Orchestraはほかのオケと重ねず、単体で使うことがほとんどです。
理由は、ファンタジー感を出したいからです。
普通のオーケストラの音を重ねると、せっかくのファンタジーの空気が弱まってしまうと感じています。
MOODはEPIC、PLAYのリバーブは切ってPro-R 2のホールへ送る
どの楽器にも、PLAYの画面にMOOD(SOFT・CLASSIC・EPIC)があります。
ボタン1つで、マイクの混ぜ方や響きの感じが変わる仕組みです(EastWest公式の説明)。
私はEPICが好きなので、EPICを選んでいます。
そして、PLAYの中のリバーブは切ります。
- PLAYのタブを開き、MOODの「EPIC」を押す
- REVERBの「ON」を押して消灯させ、Opusの中のリバーブを切る

リバーブは、Logic側でFabFilterのリバーブ(Pro-R 2)のホールをかけることが多いです。
Stringsのトラックからセンド(Bus 1)で送り、「Hallリバーブ」と名前を付けたAuxトラックにPro-R 2を挿しています。

画面のStringsのトラックには、Opusの後にPro-Q 4とPro-C 3も挿さっています。
リバーブはインサートではなく、センドで別のトラックにまとめてかける形です。
Pro-R 2がどんなリバーブかは、FabFilter公式の動画で見られます。
セールの時期は、Pro-R 2のセールの記事にまとめています。
まとめ:役割を分けて単体で使えば、ファンタジー感は崩れない
使っていて困ったことは、今のところ特にありません。
ここまでの使い方で、ある程度は思いどおりに操作できています。
私のやり方をまとめると、次のとおりです。
- いちばん使うのはPercussion。決まったパッチはなく、曲に合わせて入れる場所を決める
- Stringsはレガートを選び、曲の最初から最後まで
- BrassとWindsは、サビ寄りの強いところだけ
- ほかのオケとは重ねず、単体で使う
- MOODはEPIC。PLAYのリバーブは切り、Pro-R 2のホールにセンドで送る
ファンタジー系の曲が好きな人には、かなり好みに合いやすい音源だと思います。
オーケストラ音源をまだ1つも持っていない人の最初の1本としても、十分ありです。
ただ、音の好みは人それぞれです。
公式の動画を聴いて、本当に自分の曲に合うか・必要かで決めてください。
セールの時期は、Hollywood Fantasy Orchestraのセールの記事にまとめています。
ファンタジー寄りの曲を、ほかのオケと混ぜずに1本で作りたい人に。
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Opusのリバーブを切って、Logic側でホールをまとめてかけたい人に。
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