Ample のテレキャスは、高音で押していく曲だと、細く聞こえることがあります。
録ったあとでギターの種類を替えられたら、たとえばテレキャスをレスポールの音にできたら、ありがたい。
Blue Cat Audio の Re-Guitar は、そういう「ギターを替える」ためのプラグインです。
同じ会社の Axiom 2 は、ギターやベースのアンプとエフェクトを、自由につないで使える道具です。
どちらも Plugin Boutique で、11月3日までのセールに入っています。
ただ、私は今回はどちらも買いません。
値段が高いのが一番の理由で、買うとしたら Axiom 2 のほうです。
この記事では、Blue Cat Audio を今回調べるまで知らなかった私が、2つの製品の中身と、打ち込みのギターに足すならどう考えるかをまとめます。
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Blue Cat Audioは、ギターの道具とプラグインのホストが多い会社
Plugin Boutique の Blue Cat Audio のページには、40を超える製品やバンドルが並んでいます。
その中で目立つのが、ギターまわりの道具と、ほかのプラグインを中に読み込んで使う「ホスト」の製品です。
- Axiom 2:ギター・ベース用のアンプとエフェクトを、自由につないで使えるプラグイン
- Re-Guitar:録ったギターのピックアップや胴の鳴りをまねて、別のギターの音に近づけるプラグイン
- Destructor 2:アンプや歪みの音作りの道具(Axiom のアンプのもとになった製品)
- PatchWork:ほかのプラグインを中に並べて、まとめて使うためのホスト
- Free Amp:無料のアンプシミュレーター
Mac・Windows の両方に対応していて、AU でも動くので、Logic Pro でも読み込めます。
この記事では、ギターに関わる Axiom 2 と Re-Guitar を順に見ていきます。
Axiom 2は、アンプとエフェクトを自由につなぐ「ギターの実験室」
Axiom 2 は、ギターやベースの音に挿して、アンプとエフェクトの音を作るプラグインです。
アンプシミュレーターに、エフェクターをたくさん足したものだと考えると分かりやすいと思います。

Blue Cat Audio 公式の説明から、特徴を拾うと次のとおりです。
- アンプのチャンネルが2つあり、それぞれの前と後ろにエフェクトを並べて、2つを混ぜられる
- ディレイ・リバーブ・歪み・ワウ・コーラスなど、100種類以上のエフェクトが入っている
- 同じ会社の Re-Guitar も、中のエフェクトとして入っている
- 他社の AU・VST・VST3 のプラグインも、中に読み込んでつなげる
- プラグインとしてだけでなく、単体のアプリとしても動く
公式動画で画面の使い方を見ると、エフェクトの箱を並べていく作りで、つなぎ方を自由に組み替えられます。
動画で見る限り、音はきれいだと感じました。
打ち込みのギターにも使えそうだと思います。
ただ、私はそこまで欲しいとは思いませんでした。
アンプやエフェクターがこれだけ入っていても、自分に要るかどうかは、まだ「どうだろう」という感じだからです。

それでも、2つのうちどちらかを買うなら、私は Axiom 2 を選びます。
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Re-Guitarは、録ったギターのピックアップを替えるプラグイン
エレキギターの音は、弦の振動を拾う「ピックアップ」の種類で大きく変わります。
細いシングルコイルは明るくシャキッとした音、幅の広いハムバッカーは太くて温かい音、というのがよく言われる違いです。

Re-Guitar は、このピックアップの違いをまねるプラグインです。
画面の左で「録ったギターのピックアップ(FROM)」と「替えたいピックアップ(TO)」を選ぶと、別のギターの音に近づけてくれます。
公式の説明では、次のような種類が入っています。
- シングルコイル:テレキャス型(tele)や P90 など
- ハムバッカー:vintage・classic・modern など
- アコースティックギター:ドレッドノートやジャンボなど、胴の形ごと
公式サイトには、ギターを弾かない人でも、録ったギターの音をミックスであとから替えられるという説明もあります。

テレキャスのようなシングルコイルの音を、レスポールのようなハムバッカーの音に寄せられるなら、私にはありがたい機能です。
ただ、どのくらいの精度でできるのかは、私には分かりません。
公式サイトに載っている海外のレビューでも、胴の形や弦の長さまでは変えられないので、まったく別のギターになるわけではない、という書き方でした。
雰囲気を近づける道具、と考えるのがよさそうです。
公式動画では、ストラトの音をハムバッカーの音に替えて聞かせています。
音色が変わっているのは分かりました。
でも正直なところ、どのくらい違うのかは、動画ではあまり分かりませんでした。
私はギターにそこまで詳しくないので、自分のギターの音でどこまで使えるかは、実際に使ってみないと分からないというのが今の感想です。
Plugin Boutique のページには体験版(Free Trial)もあるので、気になる人は先に試すのが安心だと思います。

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打ち込みのギター(Ample)に足すなら、まずは中のアンプで足りるか
私は、ギターの歪みを Ample Guitar の中のアンプで作っています。
音源についているアンプのほうが、ギターの音となじんで自然に聞こえるからです。

Ample のギターも、鳴らした結果はふつうのギターの音なので、Axiom 2 や Re-Guitar を後ろに挿すことはできます。
ただ、お金をかけたくないなら、Logic Pro 純正のアンプでも十分だと私は思っています。
中のアンプや Logic のアンプで足りないと感じたときに、はじめて有料のアンプシミュを考える、という順番で十分です。
その比べ方は、こちらにまとめています。
アンプシミュの選び方|Ampleの内蔵アンプで迫力が足りなかったボカロPが、Logic純正→AmpliTube 5→UADの順をすすめる理由
テレキャスの音源そのものについては、Ample Guitar TCのレビューに書いています。
向く人と、急がなくていい人
2つを調べてみて、向く人と急がなくていい人を分けると、次のようになります。
Axiom 2 が向く人
- アンプとエフェクトを、1つのプラグインの中でまとめて組みたい人
- 打ち込みのギターの音を、音源の中のアンプより作り込みたい人
Re-Guitar が向く人
- 録ったギター(打ち込みを含む)の種類を、あとから替えてみたい人
- ピックアップの違いがある程度分かり、体験版で精度を確かめられる人
急がなくていい人
- 音源の中のアンプや、Logic 純正のアンプで足りている人
- 私のように、アンプやエフェクターが要るかどうか、まだ迷っている人
今回のセールは20%オフで、どちらも値段は高めです。
迷っているなら、無理に今回で決めなくていいと思います。
Blue Cat Audioの過去のセール
これまでのセールを見ると、Blue Cat Audio は新しい製品や大きな更新を出すときに、期間限定で値引きしていました。
- 2019年3月12日〜4月5日:Re-Guitar の発売に合わせて、Blue Cat Audio 公式で30%オフ(出典:Blue Cat Audio)
- 2023年9月12日〜10月12日:Axiom V2 の発売に合わせて、Blue Cat Audio 公式で $199(通常 $249・20%オフ)(出典:Blue Cat Audio)
- 2026年10月(11月3日まで):Plugin Boutiqueで Axiom 2 が¥27,669(通常¥34,680・20%オフ)、Re-Guitar が¥13,760(通常¥17,250・20%オフ)
- 同じ時期に、Blue Cat Audio 公式でも Axiom が $159(通常 $199)、Re-Guitar が $79(通常 $99)の20%オフ
まとめ:私は見送り。買うならAxiom 2
Blue Cat Audio の Axiom 2 は、アンプとエフェクトを自由につなげるプラグインで、動画で見る限り音はきれいでした。
Re-Guitar は、録ったギターの種類をあとから替えられる、あると便利な道具です。
ただ、私には値段が高く、今回はどちらも見送ります。
買うとしたら Axiom 2 で、Re-Guitar は精度が分からないので、使ってみてからでないと判断できません。
打ち込みのギターなら、まずは音源の中のアンプと Logic 純正のアンプで十分です。
そこで足りないと感じてから、もう一度考えれば遅くありません。
アンプとエフェクトを、1つのプラグインでまとめて組みたい人に。
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録ったギターの種類を、あとから替えてみたい人に。
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