LogicのSession Players(Bass Player・Keyboard Player)は、ボカロ曲の伴奏に使えるのか。
先に私の答えを書きます。
私は試して、やめました。
ボカロ曲には合わなかったからです。
今は、ベースもピアノも自分で打ち込んでいます。
「伴奏を自動で作ってくれるなら、ベースやピアノが苦手でも曲が作れるかも」と思っている人に向けて、この記事を書きます。
私が合わないと感じた理由と、それでもLogicに入っている楽器は初心者にうれしい、という話をします。
Session Playersとは
Session Playersは、Logic Proに入っている「自動で演奏してくれる仮想のプレイヤー」です。
Drummer・Bass Player・Keyboard Playerの3人がいて、コードトラックに入れたコードに合わせて演奏してくれます(Apple公式)。

画面は、この記事のために久しぶりに開いたものです。
スタイルを選んで、「複雑さ」と「強さ」のスライダーを動かすと、演奏が変わります。
「再生成」を押すと、同じ設定のまま別のフレーズを作り直してくれます。
Bass PlayerにはStudio Bass、Keyboard PlayerにはStudio Pianoという音源が付いてきます。
最初は、使うつもりだった
最初、私は「伴奏をこれで済ませられたら楽だな」と思っていました。
なので、実際に曲で使おうとして試しました。
やめた理由
フレーズが、ボカロっぽくなかった
試してみて、最初に感じたのはこれです。
私が試したときに出てきたベースのフレーズは、ファンキーというか、ファンクっぽい感じでした。

ピアノも同じでした。
申し訳ないですが、ボカロではないですね。
インストの曲みたいな感じでした。

右手と左手のボイシングや動きの量まで細かく選べるので、機能としてはよくできています。
ただ、出てくるフレーズが、私の曲に入れたい感じではありませんでした。
遅めのBPMに合う感じだった
もう1つは、テンポです。
Session Playersのフレーズは、遅めのBPMに合う感じがしました。
ボカロ曲は速い曲が多いので、ボカロPには厳しいと思います。
伴奏をお任せしたいなら、Sunoのほうが上だと感じた
自動で伴奏を作る、という点では、Sunoのほうがはるかに先を行っていると感じました。
これは私の感想です。
Sunoで曲の形を作ってから、ボカロ曲として自分で作り直す流れは、こちらに書いています。
Synth Playerは試していない
正直に書いておくと、私が試したのはベースとピアノの生楽器系のスタイルです。
今のLogicには、シンセ系の「Synth Player」もあります。
808 Bass・Pump Bass・Sequenced Bassといったスタイルで、Alchemyの音で演奏します(Apple公式)。
こちらは試していないので、ボカロ曲に合うかどうかは分かりません。
合う人・合わない人
私の感覚では、こう分かれます。
- 合いそうな人:遅めのテンポの曲、インストの曲、ファンクやジャムっぽい曲を作りたい人
- 合わない人:速いボカロ曲の伴奏を、そのまま任せたい人
ボカロ曲を作りたいなら、自分で打ったほうがよっぽどいい感じになります。
代わりにやっていること:自分で打つ
今は、ベースもピアノも自分で打ち込んでいます。
自分で打ったほうが、曲に合ったフレーズになります。

これは、私がMODO BASS 2で打ち込んだベースです。
スライドやゴーストノートも、自分で置いています。
実は、Logicに入っている楽器で十分かもしれない
Session Playersは使わなくなりましたが、試していて気づいたことがあります。
Session Playersと一緒に入っているStudio BassやStudio Pianoのような楽器があれば、初心者ボカロPは楽器を買わなくてもいいかもしれない、ということです。

Session Playersに演奏を任せなくても、音源としては使えます。
自分でフレーズを打ち込んで、Studio BassやStudio Pianoで鳴らせばいいですね。
この記事を書くにあたって、Studio BassとStudio Pianoを実際に鳴らしてみました。
ピアノは、ちゃんとピアノの音がしています。
十分使えそうです。
ベースは、少しくぐもった感じはありました。
それでも、ベースらしい音はしっかり鳴っています。
くぐもりは、EQでもう少しなんとかなりそうです。
パームミュートも、初心者が使う分には十分だと思います。
最初に何を買って、何を買わなくていいかは、こちらにまとめています。
物足りなくなったら、音源を足す
打ち込みに慣れて、音に物足りなさを感じたら、そこで音源を足せば十分です。
私は、ベースにはMODO BASS 2、ピアノにはAddictive Keysを使っています。
どんな音かは、IK Multimedia公式の動画が分かりやすいです。
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ベース音源の選び方はベース音源のおすすめ、それぞれの詳しい話はMODO BASS 2のレビューとAddictive Keysのレビューに書いています。
まとめ
- Session Playersは、コードに合わせてベース・ピアノ・ドラムを自動で演奏してくれるLogicの機能
- 私は試してやめた。フレーズがファンクっぽく、ピアノもインスト寄りで、ボカロ曲に合わなかった
- 遅めのBPMに合う感じで、速いボカロ曲には厳しい
- シンセ系のSynth Playerは試していない
- ボカロ曲なら、自分で打ったほうがいい
- 付属のStudio Bass・Studio Pianoのような楽器があれば、最初は楽器を買わなくてもいいかもしれない
- 物足りなくなったら、そこで音源を足せば十分







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