Rhodes の公式動画を3本続けて聴いて、いちばん好きだったのは Anthology でした。
エモいような、チルいような音で、3本の中でいちばん好きな音でした。
エレピ(エレクトリックピアノ)は、鍵盤で金属の棒やリードを叩き、その振動を電気で拾って鳴らすピアノです。
ふつうのピアノより丸く、少しにじんだ音がするので、シティポップやチル系の曲でよく使われます。
この記事では、Logic Pro 純正の Vintage Electric Piano と、Rhodes 社が自分で出している3本(V8 Pro・Anthology・Wurlitzer by Rhodes)を比べます。
ふだんエレピに使っている Addictive Keys の立ち位置も、あわせて書きます。
Logic 純正と Addictive Keys は自分で使っていますが、Rhodes の3本は持っていません。
3本の印象は、公式の動画を聴いて感じたものです。
Rhodes Anthology を Plugin Boutique で見る →
先に結論:Logic 純正で物足りないなら、安くても有料を1本
私は Logic 純正のエレピに物足りなさを感じるので、安くてもいいから有料の音源を使ったほうがいいと思っています。
どれにするかは、音の好みと予算で分かれます。
| 音源 | 中身 | 私の印象 |
|---|---|---|
| Logic 純正 Vintage Electric Piano | ローズ・ウーリッツァー・ホーナーの音をモデリングで再現 | それっぽいけれど、Rhodes の3本と比べると物足りない |
| Rhodes V8 Pro | Rhodes の MK8 を丸ごと収録した公式の音源 | お金に余裕がある人向け・ほかと音の方向性が違う |
| Rhodes Anthology | 年代の違うローズの名機4台 | エモい・チルい・いちばん好き |
| Wurlitzer by Rhodes | ウーリッツァー 200A の再現 | ファンクっぽい |
| Addictive Keys(Mark One) | XLN Audio のピアノ音源のエレピ | ファンクとエモいの中間・安めに済ませたい人向け |
Logic 純正の Vintage Electric Piano は「それっぽい」止まり
Vintage Electric Piano は、Logic Pro に最初から入っているエレピです。
Apple の説明では、いろいろなローズ・ウーリッツァー・ホーナーのエレピの音を、録音ではなくモデリング(楽器のしくみを計算で再現する方法)で作っています。

私も一応使ったことはあって、それっぽい音はするという感じでした。
ただ、Rhodes の3本の動画を聴いてしまうと、あまり良くないなと思いました。
Logic Pro に入っているので、追加のお金はかかりません。
Rhodes V8 Pro は、余裕がある人のための公式のローズ
Rhodes V8 Pro は、Rhodes の会社がローズの MK8 をそのままソフトにした音源です。
Pro 版では、コーラスやフェイザーなどのエフェクトや、鍵盤1つずつの音の調整まで触れます。

10月に調べたときは、通常の5万2000円は高いと感じていました。
ローズを曲の主役にしない私には、そこまでかけられないと思ったからです。
ただ、セールでかなり割安になっているのを見て、セールを狙えば安めに買えると考えが変わりました。
今は、V8 Pro も欲しいと思っています。
ほかの3本とは音の方向性が違うので、本当にお金に余裕がある人なら V8 Pro でもいいと思います。
V8 と V8 Pro の音は、Rhodes 公式の動画で聴けます。
V8 Pro の中身は、Rhodes V8 Pro の記事でくわしく調べています。
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Rhodes Anthology は、エモくてチルい音がいちばん好きだった
Rhodes Anthology は、年代の違うローズの名機4台を1本にまとめた音源です。
Plugin Boutique の説明によると、入っているのは Mark 1 Stage 73(1976年)・Sparkletop 73(1965年)・MKV 73(1984年)・MK7 73(2010年)の4台です。

プリアンプやエフェクトは、V8 Pro をもとにしたものが入っています。
V8 Pro が1台を深く作り込むのに対して、Anthology は時代ごとの音を選べる作りです。
動画で聴いた Anthology は、めちゃくちゃいい音でした。
結構いい感じを受けて、3本の中ではこのエモさがいちばん好きです。
音だけで言えば、今いちばん気になっているのが Anthology です。
公式の動画はこちらです。
Wurlitzer by Rhodes は、ファンク寄りの音がほしい人に
Wurlitzer by Rhodes は、ウーリッツァーというエレピの 200A という型を再現した音源です。
作ったのは、Anthology と同じチームです。

Plugin Boutique の説明では、明るくはっきりした音が特徴とされています。
動画で聴いた印象は、結構ファンクっぽい音でした。
Anthology のエモさとは方向が違うので、ファンク寄りの音がほしいなら候補になります。
音は公式の動画で聴けます。
Wurlitzer by Rhodes を Plugin Boutique で見る →
Addictive Keys のエレピは、プリセットを選んでほぼそのまま
私がふだんエレピに使っているのは、XLN Audio の Addictive Keys です。
あとは、Pigments で似たような音を作ることもあります。

使い方はシンプルで、プリセット一覧の上のほうにある基本的なものを選びます。
そのあと触るところはほとんどなく、プリセットだけで終わることが多いです。
音の印象は、Wurlitzer のファンクっぽさと Anthology のエモさの中間くらいです。
ファンクっぽいプリセットも、少しエモいプリセットもあります。
ただ、Addictive Keys は結構ポップス向けなので、少し音がスカスカに感じる部分もあります。
安めに済ませたいなら、まずは Addictive Keys がいいと思います。
Addictive Keysの使い方|Edit画面はほぼ触らない。プリセット選び・叩く強さ・EQの4つで曲に合わせるボカロPの手順
シティポップやチル系のボカロ曲なら、エレピはサビの外で鳴らす
私がボカロ曲でエレピを使うのは、1980年代っぽい曲や、チル系・おしゃれ系・シティポップ寄りの曲です。
バラードでは、あまり使いません。
シティポップやチル系の曲では、エレピを曲全体に入れることが多いです。
ただ、どちらかというとサビ以外で入れることが多く、サビにはもっと強い音を入れます。
歌声合成の声とぶつからないようにする方法は、2つくらいしかないと思っています。
エレピの音域を歌から離すか、EQ でミッド(中音域)を削るかです。
過去のセール
- 2026年10月31日:Rhodes V8 Pro が Plugin Boutique で¥36,596(通常¥52,280・30%オフ・10月31日まで)
- 2026年11月3日〜11月8日:Rhodes V8 Pro が Plugin Boutique で¥20,801(通常¥52,280・60%オフ)
ブラックフライデーのほかの会社のセールは、ブラックフライデーのまとめの記事で見比べられます。
まとめ:まずは好きな音を1本、迷ったら Addictive Keys から
Logic 純正の Vintage Electric Piano は、それっぽい音は出ます。
ただ、Rhodes の公式の音を聴くと、私は物足りなさを感じました。
音の好みで選ぶなら、私はエモくてチルい Anthology です。
予算に余裕があれば V8 Pro、ファンクっぽい音なら Wurlitzer、安めに済ませるなら Addictive Keys、という分け方になります。
エモくてチルいローズの音で、歌の後ろを埋めたい人に。
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公式のローズを1台、深く作り込みたい人に。
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ファンク寄りの明るいエレピがほしい人に。
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エレピをまずは安めに用意したい人に(Mark One を含む3つを選べるセットです)。
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