Usynth PIXELの使い方|ピコピコ音は歌の1オクターブ上に置き、なじまなければプリセットごと替える

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ピコピコ音は、歌の1オクターブ上に置く。

Usynth PIXEL を使うとき、私がいちばん多くやっているのはこれです。

 

Usynth PIXEL は、UJAM のレトロゲーム風のシンセです。

矩形波のような「ピコピコ」した音が、つまみをいじらなくても、プリセットを選ぶだけで出せます。

 

Usynth PIXELの全体画面。左からSequencer・Synthesizer・Finisherの3パート構成

 

私は曲全体でも使いますが、最近いちばん多いのは、サビの裏で歌の合間に入る短いフレーズ(オブリガート)です。

この記事では、その入れ方を、仮の音を決めるところから、なじまないときの直し方まで順番に書きます。

 

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まず仮のプリセットを決めて、サビのメロに入れてみる

最初は、深く考えずに仮の音を決めて、サビのメロに入れてみます。

ただ、ピコピコ音は音そのものが強いので、そのままだと主張が強くなりすぎることが多いです。

 

Usynth PIXELのプリセットブラウザ。PIXEL「Retro Gaming Adventures」のInsert Coin(Arcadeカテゴリ)を選択した状態

 

上は、私がいつも使っているプリセットの1つ、Arcade の Insert Coin です。

仮に入れて鳴らしてみてから、曲に合う音を選び直し、そのうえでオブリガートを入れて、あとから微調整します。

 

途中で音を替えることも、十分あります。

PIXEL の音は、UJAM 公式の紹介動画でも聞けます。

 

 

MIDI は、歌詞の隙間に合わせて自分で描く

音が決まったら、次はフレーズです。

昔は、PIXEL の Sequencer(アルペジエーター)でフレーズを作っていました。

 

Usynth PIXEL の Sequencer のプリセットメニュー。Arpeggios・Chords・Sequences・Motifs に分かれ、Retrorizer や Pixel Bot などが並ぶ

 

Sequencer のプリセットを次々に替えていって、いいものを探すやり方です。

でも最近は、歌詞の隙間に合うフレーズが欲しいので、ほとんど自分で音符を描いています。

 

自分で描くといっても、やっていることはアルペジオの形に音を並べるくらいです。

歌が休んでいるところに合わせて置くイメージです。

 

Logic Proのプロジェクト画面。チェロ・シンセ・Stringsのトラックの中に、PIXELのコードリージョンを差し込んでいる例

 

上は、ほかの楽器のトラックの間に、PIXEL のトラックを1本足した例です。

PIXEL だけで曲を作るのではなく、ポップスの中に1本差し込む使い方をしています。

 

歌声合成の声とぶつけないなら、1オクターブ上の C5〜C6 へ

歌声とぶつからないように、音域を1オクターブ上げて C5〜C6 前後にずらすことはよくあります。

もともと私は、ピコピコ音は上の高い音のほうが映えると思っているので、基本はこの使い方です。

 

Logic のピアノロールに描いた Usynth PIXEL の MIDI。C5 と C6 の間を4つの音で上がり、最後が C6

 

上は、サビのオブリガートに描いた PIXEL の MIDI です。

C5 と C6 の間を4つの音で上がって、最後が C6 になっています。

 

なじまないときは、まずプリセットごと替える

入れてみて曲になじまないときは、PIXEL の中で音を作り直すより、プリセット自体を替えることが多いです。

PIXEL の中のつまみは、ほとんど触りません。

 

PIXEL はつまみが少なく、シンセとしては音を変えにくい作りです。

 

それでも、どうしてもその音を使いたいときは、Logic 側で整えます。

Trash を入れたり、サチュレーションを足したり、EQ やコンプで調整したりします。

 

Logic の USYNTH のチャンネル。音源の下に Pro-Q・Pro-C・ChromaGlow の順で挿している

 

上は、ある曲の PIXEL のチャンネルです。

この曲では、Pro-Q(EQ)→ Pro-C(コンプ)→ ChromaGlow(Logic 純正のサチュレーション)の順に挿しています。

 

Trash で歪ませる使い方は、Trash の使い方の記事に書きました。

 

PIXEL は、持っていない音をピンポイントで足す1本

私が PIXEL を買ったのは、8ビットの音を持っていなかったので、その試しのためでした。

だから PIXEL は、無い音をピンポイントで足すワンポイントの1本だと思っています。

 

お金に余裕があって2万円くらい出せるなら、しっかりしたフラッグシップのシンセを選ぶほうがいいと思います。

Usynth のシンセを一通りそろえたい人は、バンドルを買ってもいいです。

 

PIXEL の音の中身と、使っていて感じた不満は、レビューの記事にまとめています。

 

UJAM Usynth PIXELレビュー|チップチューンだけではなくてポップスの「キラキラ」に使っている話

 

セールの値動きと買い時は、Usynth PIXEL のセールの記事にあります。

 

まとめ:仮の音で入れて、高い所に置き、合わなければ替える

PIXEL でピコピコ音を入れるときの流れは、次の4つです。

 

  • 仮のプリセットでサビのメロに入れ、音を選び直してからオブリガートを入れる
  • MIDI は歌詞の隙間に合わせて、自分で描く
  • 歌声とぶつからないよう、1オクターブ上の C5〜C6 前後に置く
  • なじまなければプリセットを替え、どうしても使いたい音は Logic 側で整える

 

私は PIXEL の中で音を作り込まず、置く場所と音選びでピコピコ音を曲に入れています。

 

ピコピコ音を、まず試しに使ってみたい人に。

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。