Battery 4の使い方|キットは保存せず毎回組み直す。空から組むときと、足りない音だけ足すときの2通り

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Battery 4 を開くと、4段×12列の空いたマスが並んでいます。

このマス(セル)に音を1つずつ入れて、自分のドラムキットを作るのが Battery 4 の基本です。

 

私は、このマスを埋めたキットを保存していません。

曲ごとに使いどころが変わるので、毎回組み直しています。

 

組み方は2通りです。

何も無いところからドラムを全部 Battery 4 で組むときと、Addictive Drums 2 で鳴らしているドラムに、足りない音だけ足すとき。

 

この記事では、その2つの並べ方と、セルの中ではあえてやらないこと、使っていて不便なところまで、私の画面で順番にまとめます。

 

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開いたら最初に見るところ:左のライブラリと、右のセル

Battery 4 を Logic Pro のトラックに立ち上げると、左にライブラリ、右にセルの並んだ画面が出ます。

左の Library タブには、出来上がったキットを選ぶ「Kits」と、音を1つずつ選ぶ「Samples」の切り替えがあります。

 

Logic Pro で Battery 4 を立ち上げた直後の画面。左の Library に Kits の一覧(606 Kit・707 And 727 Kit・808 Detailed Kit など)、右に4段×12列の空いたセル

 

キットを1から組むときは、Samples に切り替えて、一覧の音の名前を右のセルへドラッグします。

自分で持っているサンプルを使うときは、隣の Files タブからパソコンの中のフォルダを開き、同じようにセルへ入れます(Native Instruments 公式サポートの手順です)。

 

空から組むとき:キック・スネア・ハイハット・ライド・クラッシュ

ほかのドラム音源を使わず、Battery 4 だけで組むときに並べるのは、キック・スネア・ハイハット・ライド・クラッシュシンバルです。

Samples の「Drums」を開くと、Kick・Snare・Hihat Closed・Cymbal のように楽器ごとのタグが並んでいるので、タグで絞ってから音を選びます。

 

Battery 4 の Samples で Drums の Kick タグを選び、Kick 808 1 を左上のセル(A1)に入れた画面。下に Volume Envelope・Pitch Envelope などセルの設定が並ぶ

 

上の画面は、Kick のタグで絞った一覧から「Kick 808 1」を左上のセルに入れたところです。

一覧には 606・707・808 のように、型番の名前がついたキックがずらっと並んでいます。

 

FX の枠:リバースしたクラッシュと、ノイズや水の音

ドラムの5つが並んだら、FX を足します。

よく入れるのは、クラッシュシンバルを逆再生したものです。

 

Battery 4 で Cymbal のタグから Crash 909 をセルに入れ、波形の右にある Reverse ボタンを押した状態

 

セルに入れたクラッシュを選び、波形の右にある「Reverse」を押すだけで、だんだん大きくなって消える音に変わります。

盛り上がる場所の手前に置く、ライザーとして使っています。

 

曲によっては、ノイズや水の音のような効果音も、このあたりのセルに入れます。

リバースのクラッシュをライザーにする流れは、Native Instruments 公式の動画でも紹介されています。

 

 

足りない音だけ足すとき:スネアだけアナログにしたい

もう1つの使い方は、Addictive Drums 2 で鳴らしている生ドラムに、足りない音だけ Battery 4 から足すやり方です。

たとえば「スネアだけアナログの音にしたい」ときは、Battery 4 にはスネアを1つだけ入れます。

 

あとは FX とクラッシュシンバルだけを Battery 4 で探して、残りは Addictive Drums 2 に任せます。

このときに使うのは、スネア・FX・クラッシュの数マスだけです。

 

 

Addictive Drums 2 をメインにしている理由は、Addictive Drums 2 のレビューに書きました。

 

セルの中では音を作り込まない:EQ やコンプは Logic のトラックで

Battery 4 は、セルごとにエンベロープやフィルター、コンプ、サチュレーションまで細かく設定できます。

ただ、私はBattery 4 の中では音をいじらず、Logic Pro のトラックで整えています。

 

Battery 4 の Effects タブ。Kick 808 1 のセルに対して Saturation・LoFi・Filter / EQ・Compressor・TM のつまみが並んでいる

 

Battery 4 から楽器ごとに別々のトラックへ出し(パラアウト)、トラックごとに EQ やコンプを挿しています。

 

Logic Pro のミキサー。Battery 4 を kick・snare・CL HH・OP HH・Clap/Rim・Tom・Ride/Clash・Perc・FX1・Fx2 のトラックに分け、kick・snare などのトラックに Pro-Q や Pro-C を挿している。右には XO のトラックも並ぶ

 

画面では、キックやスネアのトラックに FabFilter の Pro-Q や Pro-C が挿さっています。

パラアウトのやり方は、LogicでAddictive Drums 2をパラアウトする記事に Battery 4 も含めて書いています。

 

キットは保存しない:曲ごとに使いどころが変わるから

Battery 4 には組んだキットを保存しておく機能もありますが、私は使っていません。

ドラムを全部 Battery 4 で鳴らす曲もあれば、スネアと FX だけの曲もあって、曲ごとに使いどころが変わるからです。

 

なので毎回、空のセルから、その曲に要る音だけを入れていきます。

 

XO・Addictive Drums 2 とどう使い分けているか

ドラム音源は、Battery 4 のほかに XO と Addictive Drums 2 を持っています。

生ドラムのときは、まず Addictive Drums 2 です。

 

アナログ寄りの音や、少し EDM っぽい曲のときは XO か Battery 4 を使います。

ただ、どちらにするか毎回選ぶのも面倒なので、アナログ寄りの音は基本的に XOに任せています。

 

Battery 4 を立ち上げるのは、808 や 707 のような「数字系」の音を使いたいときです。

 

Battery 4 の Samples で Drums の Hihat Closed タグを選んだ一覧。ClosedHH 606X・707・707X・808・808X・909・909X など、型番の名前がついたハイハットが並ぶ

 

上はクローズのハイハットの一覧ですが、606・707・808・909 と、型番ごとに何種類も入っています。

キックやクラッシュシンバルにも、同じように型番の名前がついた音が並んでいます。

 

 

XO についてはXO のレビューにまとめています。

 

使っていて不便なところ:音のまとまりで探せない

Battery 4 で一番困るのは、検索が弱いことです。

探し方は、名前の文字検索か、Kick・Snare のような楽器ごとのタグくらいしかありません。

 

Battery 4 の Samples の One Shots。Ambience・Noise・SFX・Sweep & Swell・Vocal などのタグと名前の検索窓があり、Ambience CD 1 を左上のセルに入れている

 

特に FX は数が多いので、One Shots のタグで絞っても、目当ての音にたどり着くまでに時間がかかります。

似た音どうしのまとまりごとに探せたら、もっと楽になると思います。

 

それと、FX の種類はもっと多くてもいいと感じています。

人の声のように、カテゴリによっては入っている音が極端に少ないものもあって、そこはバランスが悪いところです。

 

買ってからの感想や、ほかに効いたところは、レビューにまとめています。

 

Battery 4 レビュー|「買うと再生数が伸びる」を鵜呑みにして買った、いまはアナログ音源要員のボカロPの話

 

まとめ:セルは全部埋めなくていい

Battery 4 の使い方を、私のやり方でまとめるとこうなります。

 

  • 空から組むときは、キック・スネア・ハイハット・ライド・クラッシュ+FX
  • 生ドラムがメインのときは、足りない音(スネアや FX)だけ足す
  • 音作りはセルの中ではなく、パラアウトして Logic のトラックで
  • キットは保存せず、曲ごとに組み直す

 

48マスあると全部埋めたくなりますが、その曲に要る音だけ入れれば十分です。

値段や買い時はBattery 4 のセールページにまとめています。

 

808 や 707 のようなアナログの音と、リバースのクラッシュなどの FX をまとめて手に入れたい人に。

Battery 4 を Plugin Boutique で見る →

 

アナログ寄りのドラムを、これ1つで手早くそろえたい人に。

XO を Plugin Boutique で見る →

 

生ドラムの音をメインで鳴らす音源が欲しい人に。

Addictive Drums 2 を Plugin Boutique で見る →

 

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