Battery 4 のキットの一覧で、私が開くのは 808 の名前がついたキットくらいです。
ほかの、最初から入っているキットをそのまま使うことは、基本的にありません。
ドラムは、音を1つずつ並べて自分で組んでいます。
ただ 808 だけは別で、808 系のキットから、キックをそのまま借りてくることが多いです。
この記事では、Battery 4 のキットの一覧のどこを見ているか、808 のキットのどの音を使っているか、初心者ならどのキットから触るといいかを書きます。
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Battery 4 のキットの一覧と、808 の名前がつく3つのキット
Battery 4 を開くと、左の Library の「Kits」に、最初から入っているキットが名前の順に並んでいます。
上の「Drums」「Percussion」「Sound Effects」や、「Acoustic Drum Kit」「Analog Drum Kit」といったタグで絞り込むこともできます。

一覧の中で 808 の名前がつくのは、808 Detailed Kit・808 Multiple Kit・808 Tuned Kit の3つです。
そのまわりには、606 Kit・707 And 727 Kit・909 Detailed Kit・909 Multiple Kit のように、ドラムマシンの型番がついたキットも並んでいます。
808 は、Roland の TR-808 というリズムマシンの音のことです。
ヒップホップやトラップ、EDM などで、今もよく耳にする音です。
上は Roland 公式の動画で、ニューヨークのヒップホップで TR-808 がどう使われてきたかを紹介しています。
最初から入っているキットを、基本は使わない理由
理由は、私が Battery 4 を立ち上げる場面にあります。
生ドラムは Addictive Drums 2 が第一で、アナログ系の音も、選ぶ手間を考えて基本は XO で済ませています。
Battery 4 の出番は、808 や 707 のような「数字系」の音を使いたいときです。
キットを丸ごと鳴らすより、欲しい音だけを1つずつ選んで並べる方が、私の使い方には合っています。

上はクローズのハイハットの一覧ですが、606・707・808・909 と、型番ごとに音が分かれています。
音を1つずつ選ぶときは、この Samples から右のセルへ並べていきます。
空から組むときの並べ方や、足りない音だけ足すときのやり方は、使い方の記事にまとめています。
808 だけは別:キックに音程があるから
808 のキックは、低い「ボーン」という音が長く伸びて、はっきりした音程があります。
そのため、曲のキーと合っていないと、低音がベースとぶつかって濁りやすい音です。
だから 808 のキックを使うときは、自分で1つずつ探すより、808 系のキットを開いて、そのキックを使うことが多いです。

上は 808 Tuned Kit を開いたところです。
一番上の段の12マスに、同じ「Kick 808 6」が音程違いで並んでいて、下の波形を見ても、低い音が長く伸びているのが分かります。
808 の低い音は、基本的にこの Battery 4 のキックで出しています。
ベースの方は、Pigments などのシンセで作ることが多く、役割を分けています。
808 のキットから借りるのは、キックとスネア・タムだけ
808 のキットでも、入っている音を全部使うことはありません。
使うのは一部だけで、808 のキックと、808 系のスネアやタムを使うときは、キットの音をそのまま使うことが多いです。

流れにすると、808 系のキットを開いて、キックとスネアやタムだけを借り、ほかのパートは自分で組む、という形です。
借りた音も、Battery 4 の中では作り込まず、EQ などは Logic Pro のトラックでかけています。
初心者に勧めるなら、808 のキックのキット
Battery 4 を買ったばかりで、どのキットから触ればいいか迷ったら、808 のキックが入ったキットをおすすめします。
808 系のキットはいくつかありますが、808 といえばまずキックが大事な音だからです。
キットの全部の音を覚えようとせず、まずはキックから曲に入れてみるのがいいと思います。
808 系のスネアやタムは、そのあとで必要になったら足せば十分です。
Battery 4 は通常の値段だと高めの音源なので、買うときはセールの時期も見ておくと安心です。
セールの傾向は、Battery 4 のセールの記事にまとめています。
808 の音程のマッピングなど、実際に使って効いたことはレビューの記事に書いています。
まとめ:キットは「丸ごと使う」より「808 を借りる」
Battery 4 の最初から入っているキットは、私はほとんど使っていません。
ドラムは音を1つずつ並べて自分で組み、808 のときだけ、808 系のキットからキックとスネアやタムを借りています。
キットの数が多くて迷ったら、まず 808 のキックが入ったキットを1つ開くところから始めてみてください。

808 のキックを手早く鳴らしつつ、足りないドラムの音を1つずつ足していきたい人に。
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