Pigments や Serum 2 があるのに、Massive X まで要るのか。
答えを先に書くと、私は「別の太い系のシンセ」としてならありだけれど、急いで買うものではない、と考えています。
Massive X は、Native Instruments のウェーブテーブル・シンセです。
前作の Massive は手元にあって、これは Plugin Boutique で買い物をしたときに、無料でついてきたものでした。
Massive X のほうは持っていません。
この記事では、公式の動画を見て感じたこと、普段使っている Pigments との関係、どんな人に向くか、そして過去のセールの傾向をまとめます。
Native Instruments Massive X を Plugin Boutique で見る → 🎁 この商品を Plugin Boutique で買うと、無料ギフトを1つ選べます:StereoSavage 2 Elements/Gorilla Drive/ChordAXE Lite/Melodyne 5 Essential ※9/29確認。ギフトは入れ替わります

Massive Xは「太くて攻めた音」が得意なシンセ
Massive X は、前作 Massive の名前を受け継いだ、Native Instruments の看板シンセです。
公式の説明でも、リードやパッドに加えて、低音のうなるようなベースが入っていると書かれています。

画面の上半分に音を作る部分、下半分に音を動かす LFO などが並ぶ作りです。
Plugin Boutique の製品ページによると、主な中身は次のとおりです。
- 170以上のウェーブテーブルを読み込める、2つのメインのオシレーター
- 9種類のフィルター
- 3つのエフェクト
- DAW から動かせる16個のマクロ
太さの元になるオシレーター
特に推されているのが、オシレーターの「Gorilla」というモードです。
King・Kang・Kong の3種類があり、公式はいちばん太くて攻撃的な音が出ると紹介しています。

つまみの周りの色の輪は、どのモジュレーターがそのつまみを動かしているかを示しています。
1つの音に、たくさんの動きを重ねていく作りです。
つなぎ方も、動かし方も自分で決められる
音の通り道を線でつなぎ替えられる、ルーティングの画面もあります。
オシレーターやノイズをどのフィルターやエフェクトに通すかを、自由に組み直せます。

もう1つの特徴が「Performer」です。
モジュレーションの動きを線で描いておき、鍵盤で切り替えながら鳴らせます。

できることが多いぶん、画面の情報量もかなり多いシンセです。
Mac は Apple Silicon にそのまま対応しているので、私の M1 の Mac でも動作の条件を満たしています。
公式動画の印象は「ごつめ」でSerum 2に近い
私が見たのは、Native Instruments の公式の紹介動画です。
聞いてみて、まず結構ごつめのシンセだと感じました。
音が太めで、印象は EDM 寄りです。
近いと思ったのは、Xfer Records の Serum 2 でした。
太い音が出るウェーブテーブル・シンセという点で、立ち位置が重なって見えます。
Serum 2 は、Pigments で足りない太い音を補う候補として、前に調べたことがあります。

Serum 2 の買い方と買い時は、Serum 2のセールの記事にまとめています。
Pigmentsがある今、Massive Xを足すか
私がシンセでいちばん使っているのは、Arturia の Pigments です。
Pigments があるので、Massive X は別の太い系のシンセとして持つならありだと思いました。

ただ、気になる点もあります。
手元にある前作の Massive は、私には太すぎて、使い道が EDM 寄りになってしまいました。
前作は画面もあまり好みではなく、つまみがたくさん並んでいて、どこを触ればいいのかよく分かりませんでした。
私はシンセが苦手なので、Pigments くらいシンプルだとありがたい、というのが正直なところです。
Massive X の画面は前作とは別物で、私はまだ触っていません。
ただ、公式の画像を見るかぎり、情報量の多さは前作と同じ方向に見えます。
Pigments をどう使っているかは、こちらにまとめています。
Pigments レビュー|Dexed・Vitalが合わず流れ着いた、ボカロ制作のファーストチョイスにしているシンセの話
どんな人に向くか
私が向くと思うのは、次のような人です。
- まだシンセを持っていない、初心者のボカロP
- 前作 Massive の音が好きな人
- EDM を作りたい人
1台目のシンセとして、太い音からパッドまで幅広く出せるものが欲しいなら、候補に入ります。
逆に、私のようにシンセをすでにたくさん持っている人は、いいセールを待ってもいいと思います。
音が自分に合うかは、体験版で確かめてから決められます。
Plugin Boutique の製品ページにも、体験版(Free Trial)の案内があります。
通常価格で買うか、セールを待つか
欲しいと思っている人なら、通常価格で買ってもいいと思います。
一方で私は、シンセをすでにたくさん持っているので、特にいいセールが来るまで待つつもりです。
待つ場合でも、Massive X は過去に大きく値下がりしたことがあるので、狙う時期の目安はあります。
次の「過去のセール」で、時期と値下がりの幅を並べます。
過去のセール
Massive X は、Native Instruments の公式ショップで何度か大きく値下がりしています。
見つかった範囲では、半額のセールが多く、ブラックフライデーと夏に来ています。
- 2020年8月:€149(通常€199・€50オフ・9月7日まで。前作 Massive を持つ人向けのクロスグレードは€99)(Synth Anatomy)
- 2020年11月:ブラックフライデーで半額(MusicTech)
- 2022年6月:$99/€99(50%オフ・6月30日まで・拡張パック13個つき)(rekkerd.org)
どれも Native Instruments の公式ショップでのセールです。
私のように待つなら、ブラックフライデーと夏のセールが目安になります。
Native Instruments のほかの製品のセールは、会社のセールの記事にまとめています。
Native Instrumentsのブラックフライデーとセールの記事
まとめ:1台目なら通常価格でも、2台目ならいいセールで
Massive X は、太くて攻めた音が得意な、Native Instruments のウェーブテーブル・シンセです。
私は前作 Massive と Pigments を持っていて、シンセが苦手なこともあり、いいセールが来るまで待つことにしました。
一方で、シンセをまだ持っていない人や、EDM の太い音を作りたい人には、最初の1台として十分な候補です。
似た立ち位置の Serum 2 や、私が使っている Pigments とも比べて選んでみてください。
Native Instruments Massive X を Plugin Boutique で見る →
Pigments を Plugin Boutique で見る →







コメントを残す