Ample Bass Uprightの使い方|ウッドベースはルート・5度・オクターブだけで打ち込み、強すぎるアタックはLogic側で整える

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ウッドベースが入っている曲を、私はあまりよく知りません。

だから Ample Bass Upright で打ち込むと、ノイズというかアタックが強く出て、「本当にこれでいいのか」と迷うことがよくあります。

 

それでも、バラード・ジャズ・ポップス、それにシネマティックな曲では、ウッドベースの出番がけっこうあります。

この記事では、そんな私が迷いを減らすために決めている打ち込み方を、Logic Pro の画面と一緒に書きます。

 

Ample Bass Upright のメイン画面。ウッドベースの指板と、NECK・BODY・DI などのつまみが並ぶ

 

Ample Bass Upright は、ウッドベース(コントラバス)の音を鳴らす音源です。

鍵盤で MIDI を入れると、指で弾いた太い弦の音が鳴り、ジャズの低音のような響きが出せます。

 

Ample Bass Upright を Plugin Boutique で見る →

 

入れる音は、ルート・5度・オクターブだけに絞る

私がウッドベースで入れる音は、ほぼ決まっています。

コードのルートと5度、5度のオクターブ下、それにルートのオクターブ上と下くらいです。

 

あとは、コードが変わるところで、次のルートへ半音ずつつなぐクロマチックを入れるくらいです。

ウッドベースの曲をよく知らない私でも、この範囲ならベースとして入れられています。

ただすみません。音程が見えていませんが基本、こんな感じでベースは使っています。

Logic のピアノロールに入れた Ample Bass Upright の MIDI。同じ音の連打と、上下に動く音が並んでいる

 

上は、実際に曲に入れたウッドベースの MIDI です。

同じ音を続けて鳴らすところと、上や下へ動くところを組み合わせているだけで、複雑なことはしていません。

 

ウォーキングベースは、ボカロの曲には合わないことが多い

ウッドベースといえば、1拍ずつ音を変えて歩くように動くウォーキングベースを思い浮かべる人も多いと思います。

私もたまに入れますが、ボカロの曲とは合わないことが多いので、入れないことのほうが多いです。

 

 

上は Ample Sound 公式の、ウォーキングベースを鳴らした動画です。

ジャズ寄りの曲で歩かせたいときの音の目安になります。

 

アタックが強すぎるときは、Logic 側のコンプとリミッターで整える

打ち込んだあとに一番気になるのが、弦をはじいた瞬間のアタックの強さです。

強すぎると感じたら、Upright の中ではなく、Logic Pro 側のコンプやリミッターでいじることが多いです。

 

Logic のチャンネル。音源の Ample Bass の下に Pro-Q・Pro-C・Trash・SpecCraft・Limiter を挿している

 

上は、Ample Bass Upright を入れたトラックのチャンネルです。

アタックを整えるのに使っているのは、FabFilter の Pro-C と、一番下にある Logic 純正の Limiter です。

 

もう1つのやり方は、Upright の中のプリセットで、アタックを少し弱くすることです。

プリセットの一覧は、Type と Category で絞り込めます。

 

Ample Bass Upright のプリセット一覧。Name・Type・Category が並び、Jazz や Funk のプリセットが選べる

 

歌声とぶつけないなら、音域は C2 から C3 の間に置く

ボカロ曲でウッドベースを使うときに気をつけているのは、歌声とぶつからないように音の高さをずらすことです。

基本的には、C2 から C3 の間くらいに収めています。

 

EQ でミッドを削るといったことは、ベースについては何もしていません。

歌声との住み分けは、音の高さで決めています。

 

スライドは入れる、スラップと Riffer は使っていない

奏法については、スライドは入れることがありますが、ウッドベースのスラップは使いません。

スラップは、私にはよく分からないからです(シティポップのチョッパーはわかりますが)。

 

 

Ample のベース音源で使える奏法は、上の公式の解説動画で一通り聞けます。

スライドなどを入れたい場面があれば、先に音を聞いておくと選びやすいです。

 

Upright には、フレーズを弦ごとに打ち込める Riffer という機能も入っています。

正直に言うと、ベースの Riffer は今は使っていません。

 

Ample Bass Upright の Riffer。弦ごとに並んだピアノロールと、奏法の指定(Ample Sound 公式の製品画像)

 

ただ、最近ギター音源の Riffer は使えるようになりました。

なので、ベースのフレーズでも Riffer を使っていきたいと思っています。

 

ギターでの Riffer の使い方は、Ample Guitar の Riffer の使い方に書いています。

 

エレキベースは MODO BASS、ウッドベースが要る曲だけ Upright

新しい曲のベースは、だいたい Ample Bass Upright か、IK Multimedia の MODO BASS か、シンセの Pigments で作ります。

その中で一番多いのは MODO BASS で、7割くらいは MODO BASSです。

 

ただ、ウッドベースの音としては、Upright のほうが MODO BASS よりずっとリアルに感じています。

エレキベースの打ち込み方は、MODO BASS 2 の使い方にまとめました。

 

Ample Bass Upright を買ったきっかけや、音そのものの感想はレビューに書いています。

Ample Bass Uprightレビュー|『BLUE GIANT』のハンナに憧れてウッドベースを買った話

 

まとめ:音を絞って、アタックは外で整えれば迷いにくい

ウッドベースの曲をよく知らなくても、入れる音をルート・5度・オクターブとクロマチックに絞れば、ベースの形にはなります。

アタックが強すぎるときは Logic 側のコンプとリミッター、少し弱くしたいときは Upright のプリセットで整えます。

 

歌声とぶつけないために、音域は C2 から C3 の間に置いています。

ボカロの曲では、ウォーキングは入れない場面のほうが多いです。

 

Plugin Boutique の Ample Bass Upright の製品ページ(2026年11月3日時点で¥25,970)

 

Ample はあまり大きく割り引かないので、セールを待てる人は待ってもいいですし、待たずに買っても十分ありだと思っています。

1年待って少し安くするより、今買ってすぐ曲を作ったほうがいい、という考え方もあります。

 

セールの流れは、Ample Bass Upright のセールの記事で見られます。

 

バラードやジャズ寄りの曲で、ウッドベースの音が欲しい人に。

Ample Bass Upright を Plugin Boutique で見る →

 

エレキベースの曲が中心で、ベースを1本でまかないたい人に。

MODO BASS 2 を Plugin Boutique で見る →

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。