Pulsar Vocal Studioは買い?|通常3万円台は高いが、ボーカルの仕上げを1本にまとめて時短になる理由

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

通常価格は ¥34,680 で、ボーカル用のプラグイン1本としては、非常に高い値段です。

それでも Pulsar Vocal Studio は、ボーカルの処理が1つにまとまっていて、ノブも少ないので、時短にはなると感じました。

 

Vocal Studio は、フランスの Pulsar Audio が出している、声の仕上げをまとめて引き受けるプラグインです。

私は持っていないので、中身は Pulsar 公式と Plugin Boutique の情報で、感想は公式の動画を見た印象です。

 

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Vocal Studioは、声の仕上げを1つの画面にまとめたプラグイン

Vocal Studio には、音量をそろえるコンプ、サ行の刺さりを抑えるディエッサー、声に厚みを足すサチュレーション、EQ、特殊効果、ディレイとリバーブが入っています。

ふつうはプラグインを何本も並べてやることを、1本の画面で済ませる道具です。

 

Plugin Boutique の Pulsar Vocal Studio の製品ページ(2026年11月4日時点で¥13,380・61%オフ・12月7日まで)

 

ピッチを直す機能は入っていないので、音程の修正は別の道具で行います。

画面は上・中・下の3段に分かれていて、上が音量と質感、中が音色、下が効果と響きです。

 

Pulsar Vocal Studio の画面。上段に SENSITIVITY・DRIVE・DE-ESS・GATE・COMPRESS・VOLUME、中段に EQ AMOUNT と FOCUS、下段に SPECIAL FX・DELAY・REVERB(Pulsar Audio 公式)

 

中では、何段もの処理が前の段を抑え合っている

公式の説明でおもしろいのは、コンプやディエッサーを1つずつ置くのではなく、何段も重ねて、前の段のやりすぎを次の段が抑える作りになっているところです。

たとえば高い音を持ち上げても、そのあとのディエッサーがならしてくれる、という流れです。

 

Pulsar Vocal Studio の中の信号の流れ。HP/LP・GATE・DEESSER・DRIVE・コンプが何段も続き、EQ・FOCUS・2つ目の DEESSER、特殊効果、DELAY・REVERB、最後に BUS COMP(Pulsar Audio 公式)

 

上の図のように、表に見えるノブは少なくても、中ではかなりの数の処理が動いています。

公式は、歌う人や声が変わっても、少ない調整で安定させるための作りだと説明しています。

 

公式の動画は、伸びやかできらびやかな印象だった

公式の動画を見て、声に伸びが出て、きらびやかになっているという印象を受けました。

 

 

ただ、動画の中で、かける前と後をはっきり聴き比べる場面は少なかったです。

なので、どこまで変わるのかは、少し分かりにくいと感じました。

 

あっても損はないプラグインだと思いますが、違いを確かめたい人は、14日間の体験版で自分の声に挿してみるのが確実です。

 

ノブが少なく、どこを触ればいいか迷いにくい

画面を見て良いと思ったのは、ノブがそれほど多くなく、分かりやすいところです。

そこまで複雑ではないので、便利に使えそうだと感じました。

 

上段のいちばん左の SENSITIVITY は、入ってくる声の大きさが、ちょうど良い範囲に入っているかを示してくれます。

音量の差で良し悪しを決めないように、かける前と後の音量をそろえて聴き比べる機能もあります。

 

EQ は、用意された音色の候補から選ぶ形で、細かく決めたいときは画面の上の EQ を自分で動かします。

ディレイとリバーブも最初からかかっていますが、もちろんオフにできるので、響きを別のプラグインで作る人も困りません。

 

Pulsar Vocal Studio のプリセットの一覧。Country・EDM・Hip-Hop & Rap・Pop・Rock などのジャンルと、エンジニアの名前のフォルダが並ぶ(Pulsar Audio 公式)

 

プリセットは80以上あり、ジャンルごとと、海外のエンジニアごとに分かれています。

響きまで含めて一度に決められるので、1曲を仕上げる時間はかなり短くなると思います。

 

歌声合成の声をそのまま使うボカロPにこそ、出番がある

ボカロの曲は、やはりボーカルが大事です。

特に、ボコーダーなどで声を大きく変えず、歌声合成の声を普通の声として使う人には、かなり大事な道具になると思います。

 

仕事をしながら曲を作っていて、ボーカルの処理に時間をかけられない人にも、有用だと感じました。

1本挿してプリセットを選び、少しノブを回すだけで形になるなら、その分を曲作りに回せます。

 

私は今、ボーカルのトラックに、プラグインを1本ずつ別々に挿しています。

ボーカル専用のものは VO-TT くらいしか持っていないので、Vocal Studio があれば便利だろうな、とは思います。

 

ボカロのボーカルトラックに挿しているチェーン。上からVEA / Vocal Rider / Pro-Q 4 / Pro-C 3 / SpecCraft / ChromaGlow / Pro-Q 4 / VO-TT で、VO-TT の画面を開いている

 

VO-TT を使ってみた感想は、こちらにまとめています。

VO-TTレビュー|ボカロの声が人と似てしまう問題に、色付けで向き合ってみた話

 

向いているのは、ボーカルに何をすればいいか分からない人

いちばん向いていると思うのは、ボーカルに何をしていいか分からない初心者のボカロPです。

これが1本あれば、ボーカルの処理を簡単に済ませられると思います。

 

声が良くない気がする、再生数が伸びない、というときに、ボーカルを見直す案の1つとしても便利です。

 

Suno などの AI で曲を作っている人にも使い道があります。

ステム分離でボーカルを分けてあれば、ボーカルだけをきらびやかにしたり、もっと前に出したりできます。

 

Suno から自分の手で曲を作り始めたい人向けには、Suno からボカロ曲を作り始める記事も書いています。

 

今の価格で買うか、待つか:1万円台まで下がったときなら安い

通常の ¥34,680 だと、非常に高いと感じます。

ただ、セールで1万円台まで下がったときなら、安いと思います。

 

ボーカルの処理を何本も買いそろえることを考えると、1万円台で1本にまとまるのは悪くない買い方です。

Pulsar Audio のほかの製品のセールは、Pulsar Audio のセール記事にまとめています。

 

過去のセール

  • 2026年11月4日:¥13,380(通常 ¥34,680・61%オフ・12月7日まで)

 

まとめ

  • Vocal Studio は、コンプ・ディエッサー・サチュレーション・EQ・特殊効果・響きを1本にまとめたボーカル用のプラグイン
  • 中では何段もの処理が前の段を抑え合い、表のノブは少ない
  • 公式の動画は伸びやかできらびやかな印象だが、かける前と後の違いは分かりにくかった
  • 歌声合成の声をそのまま使うボカロP、時間をかけられない人ほど時短になる
  • 通常価格は高いので、1万円台まで下がったときに考える

 

ボーカルに何をしていいか分からない初心者のボカロPや、ボーカルの処理を早く済ませたい人に。

🔥 セール中 ¥13380(通常 ¥34680)〜12/7まで:Pulsar Vocal Studio を見る →

 

ボカロの声がほかの曲と似てしまうのが気になる人に。

VO-TT を Plugin Boutique で見る →

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