Softube Heartbeatは今選ぶ?|XOとBattery 4でドラムを組むボカロPが、合成で作るドラム音源を動画で調べた結論

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

Softube の Heartbeat が出たのは2015年で、もう11年前のドラム音源です。

動画で音を聞いてみて、私の答えは「この値段なら要らない、安くなるならあり」になりました。

 

アナログ系の、あまり聞いたことのない音のドラムで、自分で作り込める要素はあります。

ただ、私の好みの音ではなく、デザインも音も古い感じがしました。

 

Heartbeat は持っていないので、Softube 公式と Plugin Boutique の情報、海外のレビュー動画から考えたことをまとめます。

 

Softube Heartbeat を Plugin Boutique で見る →

 

Heartbeat はどんな製品か:録った音ではなく、回路をまねてドラムの音を作る

Heartbeat は、スウェーデンの Softube が出したドラム音源です。

多くのドラム音源は、録音したドラムの音を鳴らします。

 

Heartbeat は違って、アナログ機材の回路をまねた仕組みで、キックやスネアの音をその場で合成して作ります。

1980年代のアナログのドラムマシンを手本にしていますが、どれか1台を再現したものではないと Softube は説明しています。

 

古いリズムマシンと回路図を写した Softube Heartbeat の紹介画像(Softube 公式サイトより)

 

画面は、左に8つのドラムの列とミキサー、右に音を重ねる仕組みとエフェクトが並ぶ作りです。

 

Softube Heartbeat の全体の画面。左に8つのドラムの列とミキサー、右に AUTO LAYER MACHINE・dyna-mite・FILTER ECHO・TSAR-1D のリバーブ(Softube 公式サイトより)

 

Mac では AU に対応し、Apple シリコンでもそのまま動きます。

認証には iLok のアカウントが要ります。

 

8つのドラムを、つまみで一から作り込める

音を作る部分は、バスドラム2つ、スネア2つ、ハイハット、パーカッション2つ、シンバルの8つの列です。

列ごとに、音の長さ、音程、音の種類などのつまみがあり、キックを太くしたり、硬く乾いた音にしたりできます。

 

Heartbeat の音を作る部分。BASS DRUM 2つ・SD/RIM・SD/CLP・HIHAT・Perc 2つ・CYMBAL の列に DECAY・PITCH・TYPE などのつまみ(Softube 公式サイトの画像を切り抜き)

 

右側の AUTO LAYER MACHINE は、1つの音を鳴らすとほかの音も重ねて鳴らしたり、短いフィルを自動で入れたりする仕組みです。

CHAOS のスライダーを動かすと、その鳴り方にばらつきが出ます。

 

Heartbeat の右側。4列の AUTO LAYER MACHINE と CHAOS のスライダー、その下に dyna-mite と FILTER ECHO(Softube 公式サイトの画像を切り抜き)

 

その下には、コンプやゲートとして使える Dyna-mite、フィルター付きのディレイ、Softube のリバーブ TSAR-1 をもとにしたリバーブが入っています。

ドラムの音作りから仕上げのエフェクトまで、1台で済ませられる作りです。

 

動画で聞いた音は、私の好みではなかった

Softube の公式の動画は埋め込めるものが見つからなかったので、私は海外の音楽誌 Computer Music の動画で音を聞きました。

 

 

聞こえてきたのは、アナログ系のドラムの音です。

それも、あまり聞いたことのないような音でした。

 

自分で作り込める要素はあると思います。

ただ、私にはあまり好みではない音で、デザインも音も、少し古い感じがしました。

 

sonicstate のレビュー動画では、つまみを動かして音を作っていく様子が見られます。

 

 

合成で作るドラムより、私はサンプルを選ぶ

音を合成して作るドラムには、正直、私はあまり興味がありません。

私が普段ドラムに使っているのは、XO、Battery 4、Addictive Drums 2 です。

 

Logic Pro に挿した XLN Audio XO の EDIT 画面。左にキックやスネアなど8つの列、右にパターンのシーケンサー

 

中でもアナログ系のドラムは、XO でサンプルを選んで組むことが多いです。

以前、シンセでドラムを作る Sonic Charge の Microtonic を調べたときも、私はサンプルを使う XO の方が好きだと書きました。

 

 

Microtonic の話はMicrotonic の記事に、XO の使い方はXO のレビューに書いています。

 

 

キックやスネアを自分で作れるのは、ボカロ曲でも役に立つ

好みではないとはいえ、キックやスネアの音を自分で作れること自体は、ボカロ曲で役に立ちそうだと思っています。

サンプルを探しても欲しい音が見つからないとき、つまみで一から作れるのは合成のドラムの強みです。

 

ただ、今はほかにも、もっと性能のいいドラムの製品がたくさんあります。

わざわざ Heartbeat を選ぶ必要は、私はないと思っています。

 

ドラムマシン系と生ドラム系のどちらから選ぶかは、次の記事にまとめています。

 

ドラムマシン音源の選び方|XO・Bloom・Oberheim DMX・IconDrum・Microtonicを比べて、XOを使うボカロPが考える最初の1本

 

この値段なら私は要らない、ただ安くなるならあり

今の値段のままなら、私は Heartbeat を買いません。

 

Plugin Boutique の Softube Heartbeat の製品ページ(2026年11月6日時点で¥24,220)

 

一方で、発売から11年たつ製品なので、安くなるならありだと思っています。

Plugin Boutique の評価は高く、455件の評価で星4.6がついています。

 

音が自分の曲に合うかどうかは、上の動画で確かめるのが確実です。

 

過去のセール

Softube の製品は、会社全体のセールで下がることがあります。

ほかの製品も含めた傾向は、Softube のセールの記事にまとめています。

 

  • 2019年10月(10月31日まで):Plugin Boutique の Softube Modular のセール(最大45%オフ)の対象に Heartbeat も入っていました(rekkerd)

 

まとめ:作り込める合成ドラム、でも私はサンプル派

Heartbeat は、回路をまねた仕組みで、8つのドラムを一から作り込めるドラム音源です。

動画を見た限り私の好みの音ではなく、合成で作るドラムにも興味が薄いので、この値段なら私は要りません。

 

それでも、キックやスネアを自分で作れるのはボカロ曲で役に立つ場面がありそうで、古い製品なので安くなるならありだと思います。

気になった人は、まず動画で音を聞いてから考えてみてください。

 

キックやスネアの音を、サンプルではなく自分で一から作ってみたい人に。

Softube Heartbeat を Plugin Boutique で見る →

 

ドラム音源が無くて困っていて、アナログ系のドラムをサンプルから組みたい人に。

XO を Plugin Boutique で見る →

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。