Battery 4 を開くと、4段×12列の空いたマスが並んでいます。
このマス(セル)に音を1つずつ入れて、自分のドラムキットを作るのが Battery 4 の基本です。
私は、このマスを埋めたキットを保存していません。
曲ごとに使いどころが変わるので、毎回組み直しています。
組み方は2通りです。
何も無いところからドラムを全部 Battery 4 で組むときと、Addictive Drums 2 で鳴らしているドラムに、足りない音だけ足すとき。
この記事では、その2つの並べ方と、セルの中ではあえてやらないこと、使っていて不便なところまで、私の画面で順番にまとめます。
Battery 4 を Plugin Boutique で見る →
開いたら最初に見るところ:左のライブラリと、右のセル
Battery 4 を Logic Pro のトラックに立ち上げると、左にライブラリ、右にセルの並んだ画面が出ます。
左の Library タブには、出来上がったキットを選ぶ「Kits」と、音を1つずつ選ぶ「Samples」の切り替えがあります。

キットを1から組むときは、Samples に切り替えて、一覧の音の名前を右のセルへドラッグします。
自分で持っているサンプルを使うときは、隣の Files タブからパソコンの中のフォルダを開き、同じようにセルへ入れます(Native Instruments 公式サポートの手順です)。
空から組むとき:キック・スネア・ハイハット・ライド・クラッシュ
ほかのドラム音源を使わず、Battery 4 だけで組むときに並べるのは、キック・スネア・ハイハット・ライド・クラッシュシンバルです。
Samples の「Drums」を開くと、Kick・Snare・Hihat Closed・Cymbal のように楽器ごとのタグが並んでいるので、タグで絞ってから音を選びます。

上の画面は、Kick のタグで絞った一覧から「Kick 808 1」を左上のセルに入れたところです。
一覧には 606・707・808 のように、型番の名前がついたキックがずらっと並んでいます。
FX の枠:リバースしたクラッシュと、ノイズや水の音
ドラムの5つが並んだら、FX を足します。
よく入れるのは、クラッシュシンバルを逆再生したものです。

セルに入れたクラッシュを選び、波形の右にある「Reverse」を押すだけで、だんだん大きくなって消える音に変わります。
盛り上がる場所の手前に置く、ライザーとして使っています。
曲によっては、ノイズや水の音のような効果音も、このあたりのセルに入れます。
リバースのクラッシュをライザーにする流れは、Native Instruments 公式の動画でも紹介されています。
足りない音だけ足すとき:スネアだけアナログにしたい
もう1つの使い方は、Addictive Drums 2 で鳴らしている生ドラムに、足りない音だけ Battery 4 から足すやり方です。
たとえば「スネアだけアナログの音にしたい」ときは、Battery 4 にはスネアを1つだけ入れます。
あとは FX とクラッシュシンバルだけを Battery 4 で探して、残りは Addictive Drums 2 に任せます。
このときに使うのは、スネア・FX・クラッシュの数マスだけです。
Addictive Drums 2 をメインにしている理由は、Addictive Drums 2 のレビューに書きました。
セルの中では音を作り込まない:EQ やコンプは Logic のトラックで
Battery 4 は、セルごとにエンベロープやフィルター、コンプ、サチュレーションまで細かく設定できます。
ただ、私はBattery 4 の中では音をいじらず、Logic Pro のトラックで整えています。

Battery 4 から楽器ごとに別々のトラックへ出し(パラアウト)、トラックごとに EQ やコンプを挿しています。

画面では、キックやスネアのトラックに FabFilter の Pro-Q や Pro-C が挿さっています。
パラアウトのやり方は、LogicでAddictive Drums 2をパラアウトする記事に Battery 4 も含めて書いています。
キットは保存しない:曲ごとに使いどころが変わるから
Battery 4 には組んだキットを保存しておく機能もありますが、私は使っていません。
ドラムを全部 Battery 4 で鳴らす曲もあれば、スネアと FX だけの曲もあって、曲ごとに使いどころが変わるからです。
なので毎回、空のセルから、その曲に要る音だけを入れていきます。
XO・Addictive Drums 2 とどう使い分けているか
ドラム音源は、Battery 4 のほかに XO と Addictive Drums 2 を持っています。
生ドラムのときは、まず Addictive Drums 2 です。
アナログ寄りの音や、少し EDM っぽい曲のときは XO か Battery 4 を使います。
ただ、どちらにするか毎回選ぶのも面倒なので、アナログ寄りの音は基本的に XOに任せています。
Battery 4 を立ち上げるのは、808 や 707 のような「数字系」の音を使いたいときです。

上はクローズのハイハットの一覧ですが、606・707・808・909 と、型番ごとに何種類も入っています。
キックやクラッシュシンバルにも、同じように型番の名前がついた音が並んでいます。
XO についてはXO のレビューにまとめています。
使っていて不便なところ:音のまとまりで探せない
Battery 4 で一番困るのは、検索が弱いことです。
探し方は、名前の文字検索か、Kick・Snare のような楽器ごとのタグくらいしかありません。

特に FX は数が多いので、One Shots のタグで絞っても、目当ての音にたどり着くまでに時間がかかります。
似た音どうしのまとまりごとに探せたら、もっと楽になると思います。
それと、FX の種類はもっと多くてもいいと感じています。
人の声のように、カテゴリによっては入っている音が極端に少ないものもあって、そこはバランスが悪いところです。
買ってからの感想や、ほかに効いたところは、レビューにまとめています。
まとめ:セルは全部埋めなくていい
Battery 4 の使い方を、私のやり方でまとめるとこうなります。
- 空から組むときは、キック・スネア・ハイハット・ライド・クラッシュ+FX
- 生ドラムがメインのときは、足りない音(スネアや FX)だけ足す
- 音作りはセルの中ではなく、パラアウトして Logic のトラックで
- キットは保存せず、曲ごとに組み直す
48マスあると全部埋めたくなりますが、その曲に要る音だけ入れれば十分です。
値段や買い時はBattery 4 のセールページにまとめています。
808 や 707 のようなアナログの音と、リバースのクラッシュなどの FX をまとめて手に入れたい人に。
Battery 4 を Plugin Boutique で見る →
アナログ寄りのドラムを、これ1つで手早くそろえたい人に。
XO を Plugin Boutique で見る →
生ドラムの音をメインで鳴らす音源が欲しい人に。
Addictive Drums 2 を Plugin Boutique で見る →






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