「乗り換えなくてもいいかな」。
初代の Massive を持っている私が、Massive XL の製品ページと公式の動画を見て出した答えです。
初代の Massive は、Plugin Boutique で買い物をしたときに無料でついてきたもので、XL が出たことも知っていました。
それでも、音を読み込んでプリセットを作る機能や、自分のサンプルから波形を作る機能は、面白いと思いました。
この記事では、Massive XL で何が増えたのか、持っている版によってどう買えばいいのか、そしてどんな人に向くのかを、まだ使っていない立場から調べてまとめます。
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Massive XL はどんなシンセ?Massive X を土台に「音作りの手助け」を足した新しい版
Massive XL は、Native Instruments が2026年10月27日に出したソフトのシンセです。
シンセは、波形を組み合わせて音を一から作れる楽器のことで、Massive XL は太いベースや鋭いリードを得意にしています。

Massive の名前には、少しややこしい歴史があります。
最初の Massive はベースの音で有名になったシンセで、そのあとに後継の Massive X が出ました。
今回の XL は、その Massive X の音と仕組みをそのまま土台にしています。
Massive X のプリセットや、追加の音色集(Expansions)もそのまま XL で使えます。
そこに、音作りに詳しくなくても自分の音にたどり着きやすくする機能を足した、というのが XL の位置づけです。
増えた機能で気になったのは、音から作るプリセットと自分の波形
新しい機能のうち、私が面白いと思ったのは、読み込んだ音からプリセットを作る機能です。
Generate という画面に音を読み込むと、それに近い、実際に弾けるプリセットを作ってくれます。

製品ページによると、曲を楽器ごとの音に分ける機能(ステム分離)もついているので、曲の中の音を手がかりにすることもできます。
シンセの仕組みを知らなくても使える、と書かれています。
もう1つ、ありがたい機能だと感じたのが、自分のサンプルから波形を作れることです。
手持ちの音のファイルやフォルダをドラッグすると、それを Massive XL の波形として使えるようになります。

ほかにも、プリセットを少しずつ変化させる Mutate や、部分ごとにランダムに変える Randomizer が加わりました。
気に入った部分は固定して、それ以外だけを変えられます。
エフェクトには Raum や Replika Shimmer、Tape Wobble が加わり、操作の履歴をさかのぼって戻れる機能や、つまみに合わせると説明が出る機能も入っています。
増えた機能は、Native Instruments の公式の動画でまとめて見られます。
公式の動画で聞いた音は、太めで EDM 寄り
音の感想は、結構太めで、より EDM 寄りだと私は感じました。
ただ、私が聞いたのは XL ではなく、土台になっている Massive X の公式の動画です。
XL はこの音をもとに機能が増えているので、もっといろいろなことができると思います。
だからこそ、より太い音が欲しい人や、EDM 寄りの曲を作る人には需要がありそうです。

画面を切り替えると、プリセットを選んで8つのつまみと Animator で動きを付けるだけの、シンプルな Play 画面もあります。
細かい画面に入る前に、プリセットを切り替えながら音を聞いていけます。
初代 Massive を持つ私は、乗り換えなくてもいいと考えている
初代の Massive を持っている私ですが、XL に乗り換えなくてもいいと考えています。
音から作るプリセットも自分の波形も、ありがたい機能だとは思っています。
それでも乗り換えるかどうかは、自分がどういう曲を作るかがいちばん大事だと思います。
Massive X を考えたときのことは、こちらにまとめています。
Massive Xのセールと買い時|前作Massiveを持つボカロPが、Pigmentsがあっても「太い系の1台」として考える理由と過去のセール
持っている版で買い方が変わる:単体・初代からのクロスグレード・X からの更新
Massive XL には、持っている Massive の版によって3つの買い方があります。
何も持っていない人は単体、初代の Massive を持っている人はクロスグレード、Massive X を持っている人は更新版です。

クロスグレードと更新版は、それぞれ初代 Massive・Massive X を持っていることが条件です。
条件に合えば単体より安く買えるので、手元にどの版があるかを先に確かめておくと迷いません。

Plugin Boutique の配布などで初代の Massive を持っている人は、こちらのクロスグレードが対象です。
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Massive XL が向いている人:太い音や EDM 寄りの曲を作る人
Massive XL が合うのは、より太い音を作りたい人や、EDM 寄りの曲を作る人だと思います。
Massive X の太い音をもとにした XL なら、そういう曲で使える音の幅も広がっていると思います。
まずは公式の動画で実際の音を聞いて、「この音が好き」と思えるかどうかで決めるのがいいと思います。
1本目のシンセをどう選ぶかは、シンセのプラグインのおすすめの記事にも書いています。
Native Instruments のほかの製品のセールは、Native Instruments のブラックフライデーの記事にまとめています。
過去のセール
確認できた、Massive XL のセールです。
- 2026年10月28日:Plugin Boutique で¥15,980(通常¥34,723・53%オフ・2027年1月3日まで)。初代 Massive からのクロスグレードは¥12,980(通常¥22,113)、Massive X からの更新版は¥7,981(通常¥11,444)
- 2026年10月27日〜12月31日:発売記念の価格で$99(通常$199)。Massive X からの更新は$49、初代 Massive からのクロスグレードは$79(rekkerd)
発売されたばかりなので、通常のセールでどこまで下がるかは、これからわかってくると思います。
まとめ:持っている版と、作りたい音で決める
Massive XL は、Massive X の太い音を土台に、音からプリセットを作る機能や自分の波形を足したシンセです。
初代の Massive を持っている私は、今回は乗り換えなくてもいいと考えています。
ただ、より太い音が欲しい人や、EDM 寄りの曲が中心の人には、増えた機能が効いてくるはずです。
持っている版で買い方が変わるので、手元の Massive を確かめてから、音が好みかどうかで選んでみてください。
より太い音を作りたい人や、EDM 寄りの曲を作る人に。
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初代の Massive を持っていて、太い音や EDM 寄りの曲を作る人に。
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