Weiss Compressor/Limiterは今買う?MM-1との違いと過去のセール|Ozoneを持つボカロPが、自分には要らないと判断した理由

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

Ozone を使っている今の私には、Weiss Compressor/Limiter は要りません。

ただ、Ozone より先にこちらに出会っていたら、買う価値は十分あったと思っています。

 

Weiss Compressor/Limiter は、マスタリングの現場で定番の機材「Weiss DS1-MK3」の中身を、コンプとリミッターの部分に絞ってプラグインにしたものです。

前に取り上げた同じシリーズの MM-1 と、どこが違うのか。

 

公式の動画を見た印象と、マスタリングを Ozone で済ませている私がどう判断したか、それから過去のセールを順に書いていきます。

 

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Weiss Compressor/Limiterは、DS1-MK3の音で2mixを整えるコンプ兼リミッター

Softube が2018年6月に出したプラグインで、元になった DS1-MK3 と同じ圧縮とリミッターのアルゴリズムを使っています(Softube 公式)。

かける場所として想定されているのは、曲全体の音がまとまる2mix(マスターのトラック)です。

 

コンプは、大きすぎる音を抑えて、音量の差を縮める道具です。

リミッターは、決めた上限を音が超えないように止める道具で、最後に音圧を上げるときに使います。

 

Softube Weiss Compressor/Limiterの画面。上に波形の表示、下にthreshold・knee・ratio・attack・releaseとparallel mixのつまみ、filters・mid/side・safe limiterなどのボタン(Softube公式の製品画像)

 

表に出ているつまみは、threshold・knee・ratio・attack・release と、原音と混ぜる parallel mix です。

もっと細かい設定は、横から開くメニューにまとめて隠してあります(公式の説明)。

 

リミッターは Weiss の元の方式に加えて、新しい方式が2つ入っています。

画面の上半分には波形や周波数が出て、どれくらい圧縮しているかを目で追えるようになっています。

 

フィルターで帯域を絞って、その部分だけを圧縮することもできます。

Plugin Boutique の説明では、ベースの低い音だけを圧縮して太くする使い方や、ボーカルに Weiss Deess と組み合わせる使い方が紹介されています。

 

動画で見た画面は、つまみが少なくグラフィックで分かりやすい

Compressor/Limiter だけを扱った公式の動画は見つからなかったので、元になった DS1-MK3 の公式動画を貼っておきます。

 

 

動画を見た印象では、つまみはそれほど多くなく、何をするつまみか分かりやすいと感じました。

効き具合がグラフィックで表示されるので、どこを圧縮しているかも見て取れます。

 

一方で、画面のデザインは少し古めかしく見えました。

モダンな印象は、あまりありません。

 

MM-1と比べると、こちらは自分で決める寄りの道具

同じ Weiss の MM-1 は、5つのスタイルから1つを選んで、amount のつまみを回して仕上げるマキシマイザーです。

Compressor/Limiter は、どこから圧縮するか(threshold)、どれだけ縮めるか(ratio)、どれだけ速く効かせるか(attack・release)を自分で決めていきます。

 

Softube Weiss MM-1の画面。上にINPUT・GAIN RED.・OUTPUTのメーター、amount・parallel mix・limiter gainの3つのつまみ、下にtransparent・loud・punch・wide・deessの5つのstyleボタン(Plugin Boutiqueの製品画像)

 

MM-1 と比べると、私は MM-1 のほうが好みでした。

デザインも MM-1 のほうが好きで、つまみの少ないシンプルな作りのほうが私には使いやすいと感じます。

 

MM-1 の公式動画も貼っておきます。

 

 

MM-1 については、別の記事で詳しく書いています。

 

Weiss MM-1のセールは買い?過去の値動きと買い時|Ozone派のボカロPが「持っていなかったら1万円で買っていた」マスタリングの1本

 

Ozoneがある今は不要、でも先に出会っていたら買っていた

私はマスタリングを Ozone で済ませていて、最後の音圧は Ozone の Maximizer で上げています。

なので、Compressor/Limiter を足しても、今の流れの中に入れる場所がありません。

 

Ozone AdvancedのMaximizerモジュール。IRC 2、Character Fast and LoudでGain+15.0dBまで持ち上げている状態

 

ただ、Ozone より先にこちらを知っていたら、買う価値はもちろんあったと思います。

MM-1 のときも「1万円で、Ozone を持っていなかったら買っていた」と書きましたが、考え方はそれと同じです。

 

Ozone を検討している人のために、iZotope の公式動画も貼っておきます。

 

 

再生がまだ少ないボカロPが、1万円台をここにかけるなら

マスタリングの道具をまだ何も持っていないボカロPなら、買う価値はあると思います。

 

ただ、2018年に出た製品なので、今はほかにも良いマスタリングの道具がたくさんあります。

Softube という会社が好き、この見た目がとても好き、好きなボカロPが使っている。

 

そういう理由が特にないなら、一度ほかの製品も探してみる価値はあると考えています。

マスタリングの道具の選び方は、マスタリングのプラグインの記事で比べています。

 

同じシリーズのディエッサー、Weiss Deess

Weiss Deess は、歌の「サ行」のように耳に刺さる高い音だけを抑えるディエッサーです。

Plugin Boutique の説明では、ボーカルに Compressor/Limiter と組み合わせて使う例が挙げられています。

 

Plugin BoutiqueのWeiss Deessの製品ページ(2026年10月29日時点で¥10,980・通常¥34,680)

 

Compressor/Limiter・Deess・MM-1 の3つは、Weiss DS1-MK3 のコレクションとしてまとめても売られています。

Softube のほかの製品のセールは、Softube のセールの記事にまとめています。

 

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過去のセール

確認できたものだけを並べます(ドル表記は海外の告知記事の金額です)。

 

  • 2025年8月〜8月24日:Plugin Boutique の Weiss のセールで $89(通常 $299)。同じセールで Weiss Deess は $99(通常 $199)(出典:rekkerd)
  • 2026年7月〜7月31日:AudioDeluxe 限定のセールで $75(通常 $299)。Plugin Boutique のセールではありません(出典:rekkerd)
  • 2026年10月29日時点:Plugin Boutique で ¥12,880(通常 ¥52,110・75%オフ・11月1日まで)

 

Plugin BoutiqueのWeiss Compressor/Limiterの製品ページ(2026年10月29日時点で¥12,880・通常¥52,110)

 

確認できた範囲では、ドル表記で $75〜$89 まで下がったことがあります。

通常価格は高めなので、買うならセールのときを選ぶのがいいと思います。

 

まとめ:Ozoneを持っていない人の、最初のマスタリングの道具に

Weiss Compressor/Limiter は、DS1-MK3 の圧縮とリミッターを、つまみの少ない画面で使えるようにしたプラグインです。

Ozone を持っている私には要りませんが、マスタリングの道具をまだ持っていない人なら、選ぶ理由は十分あります。

 

一方で、発売から年数がたっているので、ほかの製品と見比べてから決めても遅くありません。

MM-1 はスタイルとつまみで仕上げる道具、Compressor/Limiter は自分で値を決めていく道具です。

 

マスタリングの道具をまだ1本も持っていない人に。

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つまみの少ないシンプルな道具で、最後の音圧を上げたい人に。

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。