IK Multimedia Full Meteringは書き出し前に要る?T-RackSのメーターを昔使っていたボカロPの答え

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曲を書き出す前に、メーターでは何を見ておけばいいのか。

私の答えは、LUFS と、帯域ごとのバランスの2つです。

 

その2つを最初に見せてくれたのが、IK Multimedia の T-RackS に入っていたメーターでした。

いちばん最初は、このメーターで音を見ていました。

 

そのメーターを単体で使えるようにしたのが、今回の Full Metering です。

今の私には要りませんが、メーターをまだ持っていない人には、買ってもいいと思える道具です。

 

IK Multimedia Full Metering を Plugin Boutique で見る →

 

Full Metering はどんなプラグインか

Full Metering は、音の大きさや周波数の偏りを、目で見て確かめるためのメーターをまとめたプラグインです。

音を変える道具ではなく、今の音がどうなっているかを数字やグラフで見せてくれます。

 

T-RackS のメーター。ピーク・RMS・LUFS・VU メーター・スペクトラム・スペクトログラム・位相を1画面で見られる(IK Multimedia 公式の画像)

 

入っているのは、ピークや RMS、配信の基準にも使われる LUFS のラウドネスメーターです。

ほかに、周波数ごとの量を見るスペクトラムアナライザー、時間の流れで見るスペクトログラム、左右の位相のずれを見るメーターなどがそろっています。

 

もともとはマスタリング用のソフト T-RackS に入っているメーターの一式で、T-RackS 5 のころから単体でも買えるようになりました(KVR Audio より)。

今の T-RackS 6 にも、同じ流れのメーター一式が入っています。

 

 

T-RackS 6 そのものについては、T-RackS 6 の記事にまとめています。

 

Plugin Boutique の Full Metering の製品ページ(2026年11月6日時点で¥17,420)。スペクトラムアナライザーとスペクトログラムの画面

 

最初はこのメーターで音を見ていた

私が使っていたのは、昔配られていた T-RackS 5 に入っていたメーターです。

曲を作り始めたばかりのころは、これで音の大きさやバランスを確かめていました。

 

使ってみた感想は、とても見やすく、使いやすかったです。

特に不満を感じたところはありませんでした。

 

昔使っていたときも、十分に使いやすいメーターでした。

 

今は Insight 2 と Tonal Balance Control の組み合わせ

今は、Logic の Stereo Out に iZotope の Insight 2 と Tonal Balance Control を挿して音を見ています。

2つを合わせて使うと、波形がさらに見やすくなったと感じています。

 

Logic の Stereo Out に挿した Insight 2 のラウドネスメーター。Integrated -13.9 LUFS、Short Term -13.6 LUFS、True Peak -1.8dB。左のチャンネルに Tonal Balance と Insight 2 が並んでいる

 

特にいいのが、Tonal Balance Control の帯域ごとの表示です。

低い音から高い音までが目安の帯に収まっているかが、ひと目で分かります。

 

Logic の Stereo Out に挿した Tonal Balance Control。帯域ごとのバランスが、目安の帯に収まっているかを確かめる画面

 

この2つを使っているので、今の私には Full Metering は要らない、というのが正直なところです。

Insight 2 は Insight 2 の記事、Tonal Balance Control は Tonal Balance Control 3 の記事で紹介しています。

 

 

初心者のボカロPが、書き出す前に見ておくところ

メーターにはたくさんの表示がありますが、全部を読めなくても大丈夫です。

私が見ておいた方がいいと思うのは、LUFS と、全体の帯域ごとのバランスの2つだけです。

 

Insight 2 の Loudness パネル。Short Term・Integrated・Momentary の LUFS と True Peak を表示

 

LUFS は、人の耳が感じる音の大きさを数字にしたものです。

曲全体の大きさを見るときは、Integrated の数字を見ます。

 

帯域ごとのバランスは、低音だけが出すぎていないか、高音が刺さりすぎていないかを見るためのものです。

その2つを確かめて、全体のバランスが崩れていないかを見ておけば、まずは十分だと思います。

 

Full Metering なら、LUFS もスペクトラムも1つの画面にそろっています。

私がどんな数字を目安にして仕上げているかは、こちらにまとめています。

 

Logicで音圧が上がらない原因はマキシマイザーの手前だった|純正LimiterとOzoneを使って分かったこと

 

この値段で買うか

私は、買ってもいいと思います。

優秀なメーターは、あって損はないからです。

 

ただ、メーターにしては高いと感じる人もいると思いますし、もっと安いメーターもほかにあります。

なので、この画面の見え方が気に入った人には、買う価値があると考えています。

 

ほかのメーターと比べたい人は、SSL Meter Pro の記事も参考になると思います。

IK Multimedia のほかの製品のセールの来かたは、IK Multimedia のブラックフライデーの記事にまとめています。

 

まとめ

Full Metering は、T-RackS に入っているメーターの一式を単体で使えるようにしたプラグインです。

私は最初にこのメーターで音を見ていて、見やすさに不満はありませんでした。

 

今は Insight 2 と Tonal Balance Control があるので要りませんが、メーターをまだ持っていない人には、買う価値があると思います。

見るところは、LUFS と帯域ごとのバランスの2つからで大丈夫です。

 

メーターをまだ持っていなくて、この画面が見やすいと感じた人に。

IK Multimedia Full Metering を Plugin Boutique で見る →

 

LUFS と細かい表示を、自分好みの並びで見たい人に。

iZotope Insight 2 を Plugin Boutique で見る →

 

帯域ごとのバランスを、目安の帯とひと目で比べたい人に。

iZotope Tonal Balance Control 3 を Plugin Boutique で見る →

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。