EastWest Symphonic Choirsは今買う?Hollywood Choirsを持つボカロPが、古い合唱音源を足さない理由

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

EastWest の Symphonic Choirs は、海外の音楽誌 Sound On Sound に2005年にはレビューが載っていた合唱音源です。

そのくらい前からある製品なので、Hollywood Choirs を持っている今の私は、特に理由がない限りは要らないと考えています。

 

Symphonic Choirs は、ソプラノ・アルト・テナー・バスの合唱団や少年合唱を、鍵盤で鳴らせる音源です。

パソコンに打ち込んだ言葉を、弾いた音の高さで合唱団に歌わせる仕組みも付いています。

 

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Symphonic Choirsは、言葉を歌わせられる昔からの合唱音源

Symphonic Choirs は、EastWest と Quantum Leap が作ったクラシック寄りの合唱音源です。

同じ会社のオーケストラ音源 Symphonic Orchestra と同じコンサートホールで録音されていて、一緒に鳴らしてもなじむように作られています。

 

EastWest 公式サイトの Symphonic Choirs のページ。EastWest / Quantum Leap の合唱音源

 

中身は、フルコーラス・ソプラノ・アルト・テナー・バス・ソリスト・少年合唱です。

それぞれの声は、近くのマイク・指揮者の位置のマイク・ホールの後ろのマイクの3か所で録られていて、混ぜ方で響きの広さを変えられます。

 

Symphonic Choirs を OPUS で開いた画面。ALTO Solo のアーティキュレーション一覧と、CLOSE・STAGE・SURROUND のマイク位置のフェーダー

 

いま売られている「Platinum Plus / VOTA」は、本体に VOTA(Voices of the Apocalypse) という追加の合唱を足したセットです。

追加分は本体とは別に、マイク1か所で録音されています。

 

EastWest 公式サイトの Symphonic Choirs の特徴。歌詞を入力して歌わせられる・フルコーラスから少年合唱まで・マイク位置の調整など

 

言葉を歌わせる仕組みは WordBuilder という名前で、今は EastWest の再生ソフト OPUS に組み込まれています。

よく使うフレーズを選ぶだけで歌わせられるメニューもあります。

 

名前を知らなかった。動画を見て感じたのは「古さ」

実は私は、Symphonic Choirs という名前を知りませんでした。

EastWest の合唱は Hollywood Choirs と Hollywood Fantasy Voices を持っていますが、Symphonic Choirs は選ぶときの候補にも入っていなかった製品です。

 

公式の紹介動画も見てみました。

 

見終わって残った印象は、とにかく古いということでした。

 

実際、冒頭に書いたとおり、2005年にはもう海外の雑誌でレビューされていました。

Plugin Boutique に載っている動作環境も「OS X 10.7 以降」「Windows 7 以降」と、ずいぶん前のパソコンを基準に書かれています。

 

Hollywood Choirsを持っている今も、足そうとは思わない

私がふだんの曲で合唱を入れるときは、Hollywood Choirs か Hollywood Fantasy Voices を使っています。

ファンタジーの世界観の曲には Fantasy Voices、普通のポップスのコーラスには Hollywood Choirs のほうが使いやすい、という分け方です。

 

Hollywood ChoirsのPLAY画面。左上にWORDBUILDERボタン、中央に13人分の合唱団の配置図、右にREVERB(St. Mary LR)とMIXESセクション

 

この2つがあるので、Symphonic Choirs を足したいとは思いませんでした。

理由はやはり、古い製品だからです。

 

「言葉を歌わせられる」という点も、Hollywood Choirs にすでに WordBuilder があります。

 

WordBuilder 2のTEXT EDITOR画面。「u nO bE gin ing」と入力し、WORD/SYLLABLE/LETTERの各パネルとTIME EDITORで発音の時間配置を調整している

 

ただ、私は WordBuilder を少し触ってみただけで、曲では使っていません。

狙ったとおりに自然に発音させるのが難しく、面倒に感じたからです。

 

なので「言葉を歌わせたいから Symphonic Choirs を買う」という考え方も、私にはあまりしっくりきませんでした。

Hollywood Choirs と Fantasy Voices の使い分けは、こちらの記事に詳しく書いています。

EastWest Hollywood ChoirsとFantasy Voices、ボカロ曲でクワイアを使うならどっちを選ぶ?

 

セールで半額ほどになっていても、特に理由がなければ要らない

Symphonic Choirs は、EastWest のセールで半額前後まで下がることがあります。

それでも私は、1万円を超える値段なら要らないと考えています。

 

この古い音源は、特に理由がない限り買わなくていい、というのが私の考えです。

自分だけでなく、ほかの人もわざわざ買う必要はないのでは、と思っています。

 

EastWest のほかの製品のセールの来かたや、最初の1本の選び方は、EastWest のセールの記事にまとめています。

 

過去のセール

確認できたものを、新しいものが下になるように並べています。

  • 2025年11月(Cyber Month・11月3日〜):EastWest の単体製品が最大70%オフ、バンドルが最大80%オフ。Plugin Boutique も対象(Rekkerd)
  • 2026年3月16日〜3月29日(38周年セール):EastWest の全製品が最大70%オフ(Rekkerd)
  • 2026年10月28日:Plugin Boutique で¥11,893(通常¥25,970・54%オフ・11月1日まで)

 

ほかのメーカーも含めたセールの時期は、年間セールカレンダーにまとめています。

 

まとめ:合唱を足すなら、曲のイメージに合う新しいものから

Symphonic Choirs は、言葉を歌わせられる合唱音源として長く売られてきた製品です。

ただ、Hollywood Choirs を持っている私には、古さが気になって足す理由が見つかりませんでした。

 

合唱の音源を選ぶときに私が見ているのは、その曲のイメージに合うかどうかです。

ファンタジー寄りか、合唱寄りか、ポップス寄りかで、使う音源を変えています。

 

ファンタジーの世界観の曲で、サビの後ろに合唱を入れたい人に。

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普通のポップスの曲に、合唱のコーラスを入れたい人に。

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。