KORG TRITONは単体で買う?M1との違い|1本だけなら「何でもできそう」なTRITON、でも定価なら待つボカロPの判断

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KORG の TRITON は、1999年に出たハードウェアのシンセを、音色ごとパソコンの中に再現したソフト音源です。

当時のプリセットは4,000以上あり、それが最初から全部入っています。

 

KORG のソフトを1本だけ買うなら、私は M1 より TRITON を選びます。

公式の動画で聞いた音が、きれいで何でもできそうだったからです。

 

ただ、定価のままだと少し高いので、今はセールを待つつもりです。

この記事では、TRITON がどんな音源か、M1 との分け方、ボカロ曲での使いどころ、過去のセールを、YouTube で調べた範囲で書きます。

 

TRITON / TRITON Extreme を Plugin Boutique で見る →

 

TRITONは、1999年の「1台で曲が作れるシンセ」をソフトにしたもの

元の TRITON は、ワークステーションと呼ばれる種類のシンセです。

ワークステーションは、たくさんの楽器の音と、曲を組み立てる機能を1台にまとめた鍵盤のことです。

 

1999年のハードウェアの TRITON と、ソフトウェアで再現した KORG Collection の TRITON の画面(KORG 公式)

 

KORG の説明では、TRITON のシリーズは累計30万台以上売れたそうです。

ソフト版は、元の TRITON の開発者が監修して、音の細かい質感まで合わせたとされています。

 

8つのパートを重ねて同時に鳴らすモードや、インサートのエフェクト5系統、全体にかけるエフェクト2系統も再現されています。

元の TRITON にあった曲を録音する機能(シーケンサー)はソフト版には無く、代わりにフレーズを自動で弾くアルペジエーターが307種類入っています。

 

シリーズでいちばん上のモデルだった TRITON Extreme も、同じ製品に含まれています。

 

黒いボディの TRITON Extreme。ソフトウェア版の TRITON に含まれている(KORG 公式)

 

TRITON Extreme は、真空管の回路(Valve Force)で音を太くできるモデルです。

1つ買えば、2つの機種の音が使えます。

 

4,000以上のプリセットは、当時の拡張ボードの分まで全部入り

当時の TRITON は、別売りの拡張ボード(EXB-PCM シリーズ)を挿すと、音色を増やせました。

ソフト版には、その拡張ボード8種の中身も最初から入っています。

 

TRITON 本体と、当時オプションだった拡張ボード EXB-PCM シリーズ8種のパッケージ(KORG 公式)

 

KORG は、TRITON を「プリセットのままでも使える」音の始まりだと紹介しています。

2000年代のヒップホップや R&B のプロデューサーにも、よく使われていたそうです。

 

音色が多いぶん、探すのに時間がかかりそうですが、楽器の種類と音のキャラクターの2つのタグで絞り込めます。

よく触るつまみだけを1画面にまとめた EASY モードもあり、プリセットを少し直すだけならここで済みそうです。

 

KORG Collection の TRITON の EASY モードの画面。よく触るつまみとオシレーター・フィルターがまとまっている(KORG 公式)

 

公式の動画で聞いた印象は「何でもできそう」

実は私は、TRITON という名前をこの記事のために調べるまで知りませんでした。

KORG の公式の動画を見て、まず感じたのは音がきれいだということです。

 

 

プリセットが4,000以上あることも合わせて考えると、1本でたいていの音がそろいそうです。

聞いていて、何でもできそうな音源だと思いました。

 

エディットの画面も、ページがたくさん用意されています。

 

KORG Collection の TRITON の、エディットの画面が何枚も並んだ画像(KORG 公式)

 

1本だけならTRITON、チル系の曲に使いたいのはM1

KORG のソフトには、TRITON のほかに M1 という有名な機種もあります。

単体で1本だけ買うなら、私はTRITON のほうがいいと思っています。

 

いろいろな音がそろっていて、普通の J-POP の曲にもそのまま使えそうだからです。

 

一方で、私が自分で使いたいのは、実は M1 のほうです。

M1 のオルガンの音がとても好きで、チル系の曲で使いたいと思っています。

 

なので、何にでも使える1本が欲しいなら TRITON、M1 の音そのものが欲しいなら M1、という分け方になります。

M1 は Plugin Boutique で単体でも買えて、TRITON よりかなり安いです。

 

TRITON や M1 を含む KORG の名機をまとめたセットについては、こちらに書いています。

 

KORG Collection 6のセールと買い時|M1のオルガンが好きなボカロPが、全部入りより単体を選ぶ理由

 

KORG は、私が結構好きな会社です。

今でも KORG の MIDI キーボードを使っている人は多く、KORG の音が好みなら、TRITON を聞いてみる価値はあると思います。

 

定価のままだと少し高いので、私はセールを待つ

TRITON はいいと思った一方で、今の値段はちょっと高いと感じています。

なので、私はセールを待ちたいです。

 

Plugin Boutique の TRITON / TRITON Extreme の製品ページ(2026年11月1日時点で¥43,401)

 

Plugin Boutique では、2025年と2026年のどちらも、9月に KORG のソフトが値下がりしていました。

2026年9月は、Plugin Boutique 限定で TRITON が40%オフになっています(下の「過去のセール」)。

 

買う前に音を確かめたいなら、KORG の無料のデモ版もあります。

1回の起動で20分まで使えて、作った音色は保存できませんが、ほぼすべての機能を試せます(KORG ID のアカウントが必要です)。

 

2000年ごろのJ-POPの音は、今のボカロ曲でもまだ使える

2000年前後の J-POP で聞くようなピアノやパッド、シンセのリードは、今のボカロ曲でもかなり使えると私は思っています。

 

TRITON は、まさにその時代の音が入っている音源です。

プリセットも豊富なので、2000年ごろの雰囲気を出したい曲なら、選ぶだけで近い音が見つかりそうです。

 

TRITONが向くのは、2000年ごろの曲が好きな人

あくまで YouTube で見た限りですが、TRITON はこんな人に向くと思います。

  • 2000年ぐらいの曲のような音で作りたい人
  • 2000年ぐらいの曲が好きな人
  • シンセの音源をまだ持っていない人

 

シンセとして音の種類が豊富なので、1本目のシンセを探している人にも、使える音がたくさんあるはずです。

逆に、チル系の曲に M1 の音だけが欲しいなら、TRITON より M1 単体のほうが合っています。

 

過去のセール

TRITON は、Plugin Boutique で KORG のソフトがまとめて値下がりするときに、一緒に安くなっています。

  • 2026年9月:Plugin Boutique 限定で $149(通常 $249・40%オフ・9月13日まで)(出典:rekkerd.org)
  • 2025年9月:Plugin Boutique で、M1・TRITON シリーズなど KORG のソフトが最大55%オフ(出典:GEARNEWS)

 

まとめ:何にでも使える1本を、セールで手に入れたい人の音源

TRITON は、1999年の KORG のワークステーションを、4,000以上のプリセットと TRITON Extreme ごと再現したソフト音源です。

 

私は公式の動画を見て、音がきれいで何でもできそうだと感じ、KORG のソフトを1本だけ買うなら TRITON だと思いました。

それでも、定価のままだと少し高いので、セールで下がるのを待ちます。

 

2000年ごろの J-POP のような音を、今のボカロ曲に混ぜたい人には、合う音源です。

 

2000年ごろの J-POP のような音を、1本でそろえたい人に。

TRITON / TRITON Extreme を Plugin Boutique で見る →

 

チル系の曲に、M1 のオルガンなどの音だけが欲しい人に。

M1 を Plugin Boutique で見る →

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。