アンプが11台、キャビネットとマイクの組み合わせが35通り、ペダルとスタジオ用のエフェクトが26種類。
Universal Audio(UA)の Paradise Guitar Studio は、ギターを録るための機材一式を、1つのプラグインにまとめたものです。
名前は今回調べるまで知りませんでした。
ただ、緑や青の色づかいがきれいな画面には見覚えがありました。
公式の動画と、これを使っている人の曲をいくつも聞いて、1万7,000円くらいなら買ってもいいと思っています。
自分の曲のギターに、足りないものがあると気づいたからです。
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Paradise Guitar Studio はどんなプラグインか
ひと言でいうと、ギターをつないでから録り終えるまでの流れを、まるごと1つに入れたプラグインです。
アンプを選び、キャビネットとマイクを選び、ペダルやスタジオ用のエフェクトを並べる、という順番で音を作ります。

UA 公式によると、中身は次のとおりです。
- アンプ11台:Dream ’65・Woodrow ’55・Ruby ’63・Showtime ’64 に、Lion ’68 の3種類(Lead・Brown・Bass)と Enigmatic ’82 の4種類(Suede・Silver・Cream・Black)
- キャビネットとマイクの組み合わせ35通り
- ペダルとスタジオ用のエフェクト26種類
- プリセット300以上
アンプは、UA が単体で出しているアンプのプラグインと同じモデリングだと公式は説明しています。
UA のハードウェアは要らず、Mac・Windows のパソコンだけで動きます(iLok のアカウントが必要。USB の iLok キーは不要)。
UA 公式の紹介動画です。
Ample のアンプで足りていると思っていた
私はギターの音を、Ample Guitar の中に入っているアンプで、ほぼそのまま作ってきました。
ギターアンプのプラグインは持っておらず、ほかに使うとしたら Logic の基本のものくらいです。

この記事を書くために、Paradise Guitar Studio の動画をかなりの数見ました。
使っている人の曲もいくつか聞きました。
自分ではわりといいギターの曲が作れていると思っていたのですが、聞き比べるとレベルが全然違いました。
ほかの人の曲のギターは、もっとアグレッシブで、いい音がしています。
ギターのリアルさや、アンプの良さがはっきり出ている。
Ample のアンプをそのまま使っている自分の曲では、その物足りなさを感じました。
Ample のアンプと比べても、Paradise Guitar Studio の方が全然いいと思います。
「やっぱり、ちゃんとしたアンプに通さないとダメなんだな」と感じて、私も買わないといけないのかな、と考えているところです。
もし違ったら、アンプ以外の部分ですかね?
私が使っている Ample Guitar TC のことは、Ample Guitar TC のレビューに書いています。
ペダルは付いている。でも、思っていたより少ない
ペダルが最初から付いているのは、かなり使いやすいと思います。
アンプの前に歪みやコーラスを置き、後ろにディレイやリバーブを足す、という並べ方が1つの画面でできます。

公式の一覧では、26種類の内訳は次のとおりです。
- 歪み:6(TS OD・Gold OD・Big Fuzz・RAW Distortion・Nashville OD・Vintage Fuzz)
- モジュレーション:7
- ダイナミクス:2(Red Comp・1176 Compressor)
- ディレイ:4
- リバーブ:4(Plate 140 Reverb・Reverb 224 など)
- トーン・フィルター:3(10-Band Graphic EQ・Studio EQ・Volume)
ただ、私には歪みが6つ、ダイナミクスが2つというのは、想定より少なく感じました。
ペダル系はもっとたくさんあった方が嬉しいので、ギター用のほかのプラグインも探してみたいと思っています。
一方で、1176 のコンプや Plate 140 のリバーブのような、スタジオで使う機材もいっしょに入っています。
ギターのトラックの中だけで、録った後の処理まで済ませられる作りです。

AmpliTube 5 と比べて、UA の方が気に入った
ギターのアンプのプラグインといえば、IK Multimedia の AmpliTube 5 もよく名前が挙がります。
両方の動画を見比べて、私はUA の方が全体的に気に入りました。

理由のひとつは信頼感です。
UA の方が性能が高そうに見えましたし、音も全体的にいいと感じました。
正直に言うと、IK には「安くて、そこそこ」という印象を持っていて、AmpliTube も少しその目で見ていたところはあります。
なので、これは私の先入観も入った比べ方です。
AmpliTube 5 の公式の動画です。
AmpliTube 5 については、AmpliTube 5 のセールの記事で、ペダルやアンプの中身をまとめています。
UA のアンプだけが欲しい場合は、アンプ4台をまとめた UAD Guitar Amp Bundle という選択肢もあります。
こちらはペダルが入っていないので、中身の違いは下の記事で確かめてください。
UAD Guitar Amp Bundle のセールは買い?|アンプを買う発想がなかったボカロPが、4台の中身とAmpliTube 5との違いで考えた
向いている人・見比べた方がいい人
いちばん向いているのは、実際にギターを弾いている人です。
自分で弾いたギターをつないで録るなら、これを買った方がいいと思います。
ほかに向いていると思うのは、次のような人です。
- ギターアンプのプラグインを持たずに、音源の中のアンプや DAW の付属だけで作っている人
- Ample のギターを持っているけれど、中のアンプの音に不満がある人
- 公式の動画を見て、アンプ・ペダル・キャビネットのどれかが気に入った人
Logic の付属のアンプで作っている人は、Logic の Amp Designer の記事も参考にしてください。
反対に、歪みのペダルを何種類も使い分けたい人は、私と同じように少なく感じるかもしれません。
ほかのギター用のプラグインとも見比べてから決めるのがよさそうです。
なお、Plugin Boutique には、UA のアンプのプラグインや UAD Guitar Amp Bundle をすでに持っている人向けのクロスグレード版もあります。
UA のほかの製品のセールは、Universal Audio のセールの記事にまとめています。
過去のセール
Paradise Guitar Studio は、2025年12月に出たばかりの製品です。
確認できたセールは次のとおりです。
- 2025年12月1日:発売。通常 $199 のところ、導入価格 $149(KVR Audio)
- 2026年10月17日:¥16,980(通常 ¥34,680・51%オフ・10月31日まで)

発売からまだ1年たっていないので、セールの回数は多くありません。
発売時の導入価格より大きく下がっているときが、ひとつの目安になりそうです。
まとめ:ギターの音に物足りなさがあるなら
Paradise Guitar Studio は、アンプからキャビネット、ペダル、スタジオ機材までを1つで扱えるギター用のプラグインです。
私は持っていませんが、動画と曲を聞き比べて、自分のギターとの差に気づかされました。
ペダルの数には物足りなさもあります。
それでも、Ample のアンプのままでいいのか迷っている人には、いちど公式の音を聞いてみてほしいプラグインです。
ギターを弾く人や、音源の中のアンプに物足りなさを感じている人に。
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アンプだけでなく、歪みなどのペダルの種類も重視したい人に。
AmpliTube 5 を Plugin Boutique で見る →






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