Arturia V CollectionとFX Collectionは何が違う?どちらも気になって見送ったボカロPが、音源派かエフェクト派かで整理した

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

ArturiaのV CollectionとFX Collection。

セールのページでよく並んでいて、名前も似ています。

 

私はArturiaのシンセPigmentsを使っていて、この2つのバンドルもずっと気になっていました。

ただ、結局どちらも見送っています。

V Collectionはレトロなシンセが多かったから見送り、FX Collectionはある程度機材が揃っていたから見送りました。

 

見送った立場から整理すると、この2つは「音源を増やしたいか」「エフェクトを増やしたいか」でまったく別物です。名前は似ていますが。

先に結論を書くと、ビンテージのシンセやピアノ・オルガンの音源が欲しいならV Collection、ミックスや音作りのエフェクトが欲しいならFX Collectionです。

どちらも使ったことはないので、公式情報で調べた内容として書きます。

 

入口になるIntro版の価格は、先にここから確認できます。

Arturia V Collection 11 Intro を Plugin Boutique で見る →

 

Arturia FX Collection 6 INTRO を Plugin Boutique で見る →

 

V Collectionは「昔のシンセと鍵盤の音源集」

V Collectionは、往年のシンセサイザーや、ピアノ・オルガン・エレピなどを再現した音源のバンドルです。

公式の説明によると、いまの版はこうなっています(2026年9月時点)。

  • V Collection 11 Pro:音源45。Mini V・Prophet-5 V・Jup-8 Vなどのシンセ、Piano V・Wurli V・B-3 Vなどの鍵盤。プリセットをまとめて選べるAnalog Lab Proも入っている
  • V Collection 11 Intro:音源10。Analog Lab Introが入っている
Plugin BoutiqueのArturia V Collection 11 Pro商品ページ(2026年9月時点 ¥121,840)

 

私も気になっていたのですが、見送りました。

理由は、レトロなシンセが多かったからです。

優先度でいうと、ピアノ音源のKeyscapeのほうが上でした。

 

もう一つ、Pigmentsを持っている人に知っておいてほしいのが、PigmentsはV Collection 11に入っていないことです。

公式ページの収録リストにもありません。「Pigmentsも入っているならV Collectionでまとめて買おう」と考えている人は注意してください。

モダンなPigmentsは別売りですね。

 

V Collectionの音色は、Analog Labというプラグインからプリセットとして選べます。

Analog Labについては、PigmentsとAnalog Labの比較記事に書いています。

Arturia公式サイトのAnalog Labページ。プリセットを選ぶブラウザ画面と、KEYSカテゴリのプリセットを表示した演奏画面

 

Arturia公式の、V Collection 11 Introの紹介動画です。

 

FX Collectionは「ミックスと音作りのエフェクト集」

FX Collectionは、コンプ・EQ・リバーブ・ディレイ・サチュレーションなどのエフェクトをまとめたバンドルです。

公式の説明によると、いまの版はこうなっています(2026年9月時点)。

  • FX Collection 6 PRO:エフェクト39。コンプのComp FET-76などもこちら
  • FX Collection 6 INTRO:エフェクト6。グラニュラーのEfx FRAGMENTS、Efx MOTIONS、リバーブのRev PLATE-140、ディレイのDelay TAPE-201、Tape MELLO-FI、Mix DRUMS
Plugin BoutiqueのArturia FX Collection 6 PRO商品ページ(2026年9月時点 ¥86,970)

 

実は私は、FX Collectionを理由に、単体のプラグインを2回見送っています。

 

1回目は、コンプを探していたときのComp FET-76です。

コンプ・EQ・リバーブが全部入ったバンドルを一気に買うつもりで、単体は見送りました(コンプの記事)。

2回目は、グラニュラーのEfx FRAGMENTSです。

これもいずれFX Collectionで揃えるつもりで、単体では買いませんでした(PortalとFRAGMENTSの比較記事)。

 

欲しかったのはPROです。

ただ、プラグインがある程度揃っているので、いまは見送っています。

 

INTROとPROの分かれ目:欲しいプラグインが入っているか

FX Collectionを選ぶときに大事なのは、欲しいプラグインがINTROに入っているかです。

 

たとえば、私が見送ったComp FET-76は、PROにしか入っていません。

INTROにはコンプが1つも入っていないので、FET-76が欲しいならPROか単体です。

 

一方で、FRAGMENTSはINTROに入っています。

しかも、PBではFRAGMENTS単体とFX Collection 6 INTROが、どちらも¥17,250でした(2026年9月時点)。

同じ値段なら、ほかに5つのエフェクトが付いてくるINTROのほうが得ですね。絶対に。

Plugin BoutiqueのArturia FX Collection 6 INTRO商品ページ(2026年9月時点 ¥17,250)

 

FRAGMENTSは、音を細かく刻んで並べ直すグラニュラーエフェクトです。

Arturia公式サイトのEfx FRAGMENTS紹介。Creative Granular Effectの見出しと、緑を基調としたFRAGMENTSの操作画面

 

V Collectionも同じで、Introには音源が10しか入っていません。

欲しい音源がIntroの10に入っているかを、先に公式ページで確かめておくのがおすすめです。

Plugin BoutiqueのArturia V Collection 11 Intro商品ページ(2026年9月時点 ¥34,680)

 

どれを選ぶか

  • ビンテージのシンセや鍵盤の音を、たくさん使い分けたい → V Collection。欲しい音源がIntroに入っていればIntro、なければPro
  • ミックスや音作りのエフェクトを、まとめて揃えたい → FX Collection。欲しいエフェクトがINTROに入っていればINTRO、コンプやEQまで欲しいならPRO
  • 欲しいのが1つか2つだけ → 単体。ただしFRAGMENTSのように、INTROと同じ値段になっていないかは確認する
  • シンセを1台だけ欲しい → どちらでもなく、Pigmentsのような単体のシンセ

 

私の場合、V Collectionはレトロなシンセが多く、エフェクトはある程度揃っているので、どちらも見送っています。

逆に言うと、まだ機材が少ない人ほど、バンドルの恩恵は大きいと思います。

 

Pigmentsを使ってみての話は、こちらのレビューに書いています。

Pigments レビュー|Dexed・Vitalが合わず流れ着いた、ボカロ制作のファーストチョイスにしているシンセの話

 

買い時:Arturiaはセールが多い

Arturiaは、春・夏・ブラックフライデーあたりにセールが多いメーカーです。

どちらのバンドルも高いので、急ぐものでなければセールを待つのがおすすめです。

PBでは、V Collection 11 Proが¥121,840、FX Collection 6 PROが¥86,970でした(2026年9月時点)。

 

まとめ:音源を増やすならV、エフェクトを増やすならFX

  • V Collectionは、昔のシンセと鍵盤の音源集。Pigmentsは入っていない
  • FX Collectionは、ミックスと音作りのエフェクト集。Comp FET-76はPROだけ、FRAGMENTSはINTROにも入っている
  • IntroとProは、欲しいものがIntroに入っているかで決める
  • 機材がまだ少ないうちほど、バンドルでまとめて揃える価値が大きい

 

気になる製品の価格を確認する

Arturia V Collection 11 Intro を Plugin Boutique で見る →

 

Arturia V Collection 11 Pro を Plugin Boutique で見る →

 

Arturia FX Collection 6 INTRO を Plugin Boutique で見る →

 

Arturia FX Collection 6 PRO を Plugin Boutique で見る →

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。