ドラムのループを、私はほとんど使いません。
ドラムは Addictive Drums 2 や Battery 4 で、いつものパターンを自分で打ち込んでいます。
Acon Digital の Drum Production Suite は、そのループのほうを相手にする道具です。
できあがったドラムのループを、キック・スネア・ハイハットなどに AI で分けて、1つずつ音量を変えたり消したりできます。
もう1本は、生のドラムを録ったときに、マイクに入りこんだほかの太鼓の音(かぶり)を消す道具です。
この2本がセットになっています。
私はこの会社も製品も、今回調べるまで知りませんでした。
結論から書くと、自分で打ち込む私には1万4000円でも必要ないという答えになりました。
それでも、ループを使って曲を作る人には役に立ちそうに見えます。
どんな製品で、どんな人なら合いそうかを書いていきます。
🔥 セール中 ¥14251(通常 ¥20741)〜11/16まで:Acon Digital Drum Production Suite を見る →
Drum Production Suiteは、ドラムを分ける・きれいにする2本のセット
Drum Production Suite は、Remix:Drums と DeBleed:Drums の2つのプラグインをまとめたものです。
どちらもドラム専用で、AI を使って音を聞き分けます。

2本とも、書き出しを待たずに再生しながら効く(リアルタイムで動く)のが売りです。
Mac は Apple シリコンでそのまま動き、AU にも対応しているので Logic Pro でも使えます。
2本の役目を、表で並べるとこうなります。
| 項目 | Remix:Drums | DeBleed:Drums |
|---|---|---|
| 何をする | ループを音ごとに分けて上げ下げ | マイクのかぶりを消す |
| 相手にする音 | できあがったドラムのループや録音 | マイクで録った生ドラムの各トラック |
| 分けられる音 | Kick・Snare・Hat・Cymbals・Toms・Other | キックやスネアなど選んだ太鼓 |
| 公式の単体価格 | US$49 | US$99 |
公式ストアでは、2本を別々に買うと$148のところ、セットは$119です。
打ち込みだけで曲を作る人が主に使うのは、Remix:Drums のほうだと思います。
2本をまとめて紹介している、Acon Digital 公式の動画です。
Remix:Drumsは、ループの中のキックだけを上げ下げできる
Remix:Drums は、1本のドラムのループを、キック・スネア・ハイハット・シンバル・タム・その他の6つに分けます。
分けた音は、それぞれのフェーダーで大きくしたり、消したりできます。

音ごとに、どのくらい拾うかの感度も変えられます。
フェーダーの動きは DAW のオートメーションに書けるので、サビだけハイハットを上げる、といった動かし方もできます。
公式のページには、ループを流しながらフェーダーを触れる試聴があります。

対応している DAW なら、6つの音を別々のトラックに出して、キックだけにエフェクトをかけることもできます。
Logic Pro にも、曲をボーカル・ドラム・ベースなどに分ける Stem Splitter があります。
ただ、Stem Splitter が出すドラムは1本のままで、ドラムの中をさらにキックとスネアに分けるのが Remix:Drums の役目です。
Stem Splitter の使い方は、Logic の Stem Splitter の記事に書いています。
公式の紹介動画では、ループの音が1つずつ抜けていく様子が見られます。
DeBleed:Drumsは、生ドラムを録る人向けの道具
DeBleed:Drums は、マイクで録った生ドラムのための道具です。
ドラムを録るときは太鼓ごとにマイクを立てますが、スネアのマイクにキックやハイハットの音も入りこみます。

この入りこんだ音(かぶり)を、AI で聞き分けて消すのが DeBleed:Drums です。
叩いた音の響きは残したまま、かぶりだけを減らせるとうたっています。
公式の試聴では、Before と After を切り替えて違いを聞けます。

打ち込みの音源は、もともと太鼓ごとに分かれた音なので、かぶりの心配はほとんどありません。
ドラムを録音しない人にとっては、セットのうちこちらは出番が少ないと思います。
DeBleed:Drums の使い方は、公式の動画で見られます。
自分でドラムを打ち込む私には、用途が見つからなかった
動画を見て、ループを音ごとに分けられるのは便利そうだと思いました。
ただ、私が自分で作曲する分には、特に必要ありませんでした。
ドラムは Addictive Drums 2 や Battery 4 で、いつものパターンを打ち込んでいます。

打ち込みなら、キックだけ小さくしたいときは、キックのトラックやつまみを下げれば済みます。
ループを使わないので、キックだけ消したい・差し替えたいと思ったこともありませんでした。
ブレイクビーツを、聞こえるか聞こえないかくらいで薄く入れることはあります。
そのときも、Pigments に入っているドラムのパターンを使うことが多いです。
Addictive Drums 2 を使っている様子は、XLN Audio 公式の動画で見られます。
それぞれの使い方は、Addictive Drums 2 のレビューとBattery 4 のレビュー、Pigments のレビューに書いています。
ボカロ曲でループを使う人には、役に立ちそう
私には要らない道具でしたが、ボカロ曲でドラムのループを使う人には役に立ちそうに見えます。
手に入れたループのキックが弱いときに、そこだけ上げられれば、ループ選びの幅は広がります。
ヒップホップ系のような作り方で、ループからドラムだけを取り出したい人にも、合うかもしれません。
一方で、私は TuneCore で曲を配信しています。
ループ系の素材は配信では扱いが難しいと私は思っていて、そのためにループを使っていません。
TuneCore で配信する人には要らない、というのが私個人の意見です。
配信する予定がある人は、使う素材の扱いを配信先の決まりで先に確かめておくと安心です。
買うか・待つか・いらないか
私の答えは、1万4000円でも必要ないです。
ドラムを自分で打ち込んでいて、ループを使わないからです。
合いそうなのは、ドラムのループを曲に使う人と、生ドラムを録ってミックスする人です。
前の人は Remix:Drums、後の人は DeBleed:Drums が主役になります。
公式サイトには、クレジットカードなしで試せる無料体験があります。
手持ちのループで本当に分けられるか、買う前に試してみるのが確実です。
ブラックフライデーのほかのセールは、ブラックフライデーのまとめで見られます。
過去のセール
- 2026年10月31日時点:Plugin Boutique で¥14,251(通常¥20,741・31%オフ・11月16日まで)
まとめ:ループを使う人のための、ドラムを分ける道具
Drum Production Suite は、ドラムのループを6つの音に分ける Remix:Drums と、生ドラムのかぶりを消す DeBleed:Drums のセットです。
どちらもリアルタイムで動き、Logic Pro でも使えます。
一方で、ドラムを自分で打ち込む私には、出番が見つかりませんでした。
ループを使うか、ドラムを録音するかで、要るかどうかがはっきり分かれる製品だと思います。
打ち込みのドラム音源をこれから選ぶ人は、こちらにまとめています。
ドラムのループを使っていて、キックやスネアだけを上げ下げしたい人に。
🔥 セール中 ¥14251(通常 ¥20741)〜11/16まで:Acon Digital Drum Production Suite を見る →
ループを使わず、生ドラムの音を自分で打ち込みたい人に。
Addictive Drums 2 を Plugin Boutique で見る →






コメントを残す