ピアノが弾けなくてもボカロPになれる?|今も弾けないまま打ち込みで曲を作っているボカロPが、それでも「毎日弾いてみて」と言う理由

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「ピアノが弾けないけど、ボカロPになれるのかな」

曲を作ってみたいと思ったとき、最初にここで止まる人は多いと思います。

 

私は、作曲を始めたときピアノがまったく弾けませんでした。

そして正直に言うと、今も弾けるとは言えません。

 

それでも、ボカロPとして曲を作り続けています。

弾けないことで困った場面も、これまで特にありませんでした。

 

この記事では、弾けない私がどうやって曲を作っているか、コードを何で覚えたかを書きます。

そのうえで、弾けない人に1つだけ勧めたいことがあるので、最後にその話をします。

 

弾けないままでも、曲は打ち込みで作れている

結論から書くと、ピアノが弾けなくてもボカロPにはなれます。

私の曲作りは、基本的に打ち込みだけだからです。

 

打ち込みは、DAW(私は Logic Pro)のピアノロールに、マウスで音を1つずつ置いていくやり方です。

鍵盤を弾いて録音するわけではないので、指が動かなくても曲は形になります。

 

LogicのピアノロールでCコードを基本形・第1転回・第2転回と並べた状態

 

コードの形を少し変えたいときも、ピアノロールの上で音を上下に動かせば済みます。

プラグインの設定でボイシングを変えるより、こちらで直接動かすほうが早いと感じています。

 

MIDIキーボードも持ってはいますが、机に置く場所がなく、今は棚の上です。

 

使っていないMIDIキーボード(M-Audio Axiom 25)。USBケーブルを巻いたまま棚に置いてある

 

鍵盤があったほうがいいか、何鍵がいいかは、MIDIキーボードは何鍵がいいかの記事に書きました。

この記事では、鍵盤を弾かずにどう作っているか、のほうを続けます。

 

弾けない代わりに、コードはScalerと本で覚えた

弾けない私にとって、曲作りのブレーキになったのは指よりも「コード」でした。

始めたころは、定番のコードすら分かっていませんでした。

 

そこで頼ったのが、コードを選ぶためのプラグインの Scaler と、コード進行や音楽理論の本です。

 

Scaler 3 の基本画面。スケールを選ぶと、そのキーに合うコード候補が並ぶ

 

Scaler は、曲のキーを選ぶと、そのキーに合うコードの候補を並べてくれます。

候補をクリックすると音が鳴るので、鍵盤を押さえられなくても、どのコードがどんな響きかを耳で確かめられます。

 

気に入った並びができたら、Logic にMIDIとして書き出して、ピアノの音源で鳴らします。

 

Scaler 3 のコードを Logic に書き出した状態。Scaler3 トラックのMIDIを Piano トラックに置いている

 

それと並行して、コード進行や音楽理論の本も読みました。

Scaler で実際に鳴らしながら、本で決まりごとを読む、という覚え方です。

 

Scaler がどんなプラグインかは、公式の紹介動画が分かりやすいです。

 

 

コードが分かってくると、Scaler に頼る場面はだんだん減っていきました。

それでも、最初の数曲を作れたのは、間違いなくこれのおかげです。

 

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Scaler で何ができて、どこは期待ほどではなかったかは、レビューにまとめています。

 

Scaler 3 レビュー|曲が作れなかった時期に買って、卒業していったボカロPの話

 

最初に覚えるコード進行を3つに絞った話は、初心者ボカロPが最初に使うコード進行の記事にあります。

 

それでも、弾けない人には毎日ピアノを弾いてほしい

ここまで「弾けなくても作れる」と書いてきました。

それでも、弾けない人に1つだけ勧めるなら、毎日ピアノを弾くことです。

 

矛盾しているように聞こえるかもしれません。

ただ、私の中では「作曲」と「ピアノの練習」は別のものとして分かれています。

 

作曲とピアノの練習を分けている図。作曲はマウスでピアノロールに音を置き、コードはScalerと本で覚えた。ピアノの練習は88鍵のキーボード(MIDIキーボードではない)で、作曲には使っていない

 

曲作りは打ち込みで進めて、それとは別に、88鍵のキーボードで曲を弾く練習をしています。

このキーボードはパソコンにつなぐMIDIキーボードではなく、練習用のただのキーボードです(MIDIキーボードにもなる)。

 

毎日弾いていれば、初心者向けのピアノ譜くらいなら弾けるようになります。

だから、弾けないと思っている人こそ、毎日少しずつ触ってみてほしいです。

 

本当は、プロのような演奏でなくても、作曲に必要な最低限の演奏ができるくらいまで弾けたら、いちばんいいと思っています。

私もまだそこまでは届いていません。

 

ただ、それは曲を作り始める条件ではありません。

作るのは今日から打ち込みで始めて、ピアノは並行して少しずつ、で十分です。

 

打ち込みのピアノをどの音源で鳴らすかは、ピアノ音源のおすすめで選び方をまとめています。

 

まとめ:作曲は打ち込みで、ピアノは毎日の練習で

ピアノが弾けなくても、ボカロPにはなれます。

私自身、弾けないまま打ち込みで曲を作っていて、困った場面はありませんでした。

 

コードは、Scaler と、コード進行・音楽理論の本で覚えました。

私にとっては、指よりもコードのほうが大きな壁でした。

 

そのうえで、弾けない人には毎日ピアノを弾いてほしいです。

作曲を止める理由にはせず、曲作りと練習を並べて進めていきましょう。

 

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