オルガン音源はLogicのVintage B3で足りる?|オルガン好きのボカロPが有料5本を聞き比べた選び方

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

オルガンは、私がボカロ曲でメインに使うことも多い楽器です。

ふだん鳴らしているのは、Logic Pro に最初から入っているオルガン「Vintage B3」。

 

オルガン音源というのは、ハモンドオルガンのような電気オルガンの音を、パソコンの中で鳴らすソフトのことです。

音色はドローバーと呼ばれるレバーの引き具合で作り、ロータリースピーカー(スピーカーが回って音がうねる仕組み)で揺れを足します。

 

今回、有料のオルガン音源5本の公式動画を聞き比べてみて、気になったのは UVI の Retro Organ Suite と、IK Multimedia の Hammond B-3X でした。

 

🔥 セール中 ¥5353(通常 ¥25970)〜11/1まで:UVI Retro Organ Suite を見る →

 

結論:まずはLogicのVintage B3、買い足すなら音の好みで選ぶ

Logic のオルガンはハモンドオルガンの音で、ロータリーもきちんと付いています。

なので、オルガンを入れるときは、この Vintage B3 を鳴らすことが多いです。

 

それでも、気に入ったオルガンの音はたくさんあるので、買えるなら無料より有料のほうがいい、というのが本音です。

有料の5本は、同じハモンド系でも「古さのある音」「ロック寄り」「クリアでモダン」と、聞いた印象がかなり分かれました。

 

まずは表で、5本と Vintage B3 の違いを並べます。

 

Logic純正と有料5本の比べ表

価格は Plugin Boutique の通常価格です。

印象の列は、私が公式動画を聞いて感じたことで、実際に弾いた感想ではありません(Vintage B3 だけはふだん使っている音です)。

 

製品中身通常価格私の印象Logic Pro Vintage B3Logic Pro に入っているハモンド系のオルガン追加の費用なしいい音でロータリーもあるArturia B-3 VハモンドB-3とロータリースピーカーの再現・V Collection にも入っている¥17,250少し古さのある音が好きIK Multimedia Hammond B-3Xハモンド社と組んで作った公式のB-3¥17,420ロック感が強いUniversal Audio Waterfall B3 OrganUA のハモンド系オルガン¥25,970少しこもった質感UVI Retro Organ Suite7種類のオルガンをまとめた音源¥25,970プリセットが多くクリアでモダンCherry Audio Blue3トーンホイール式のオルガン¥8,540Arturia と IK の間くらい

 

Retro Organ Suite は、7種類のオルガンを1本にまとめた音源です。

ほかの4本と Vintage B3 は、名前のとおりハモンドの B-3 系の音を狙った音源です。

 

LogicのVintage B3で、私が最初に触るところ

有料の音源を見る前に、手元の Vintage B3 をどう使っているかを書いておきます。

ここでやっていることが分かると、有料の音源に何を足してほしいのかも見えてきます。

 

LogicのVintage B3のMAIN画面。上にドローバー、下にビブラート・コーラスとパーカッション、左下にロータリーの切り替え

 

まずは上のドローバーの組み合わせから

Vintage B3 を開いたら、最初に触るのは画面の上に並んだドローバーです。

ロック用やポップス用など、よく使われる定番のドローバーの組み合わせがあるので、まずはそれに合わせます。

 

そこから曲に合わせて、ドローバーを1本ずつ出し入れしていく流れです。

ドローバーは引き出すほどその高さの音が強くなるので、組み合わせを変えるだけで、細い音にも太い音にもなります。

 

画面の下の段を PRESETS に切り替えると、ドローバーの組み合わせがボタンで並んでいます。

 

Vintage B3の下の段をPRESETSにした画面。ドローバーの組み合わせのボタンが並んでいる

 

ロータリーの速さは、曲の場所で分ける

ロータリーの速さは、ずっと同じにはしていません。

サビは速くして、ほかは遅くするのが、私のよくある分け方です。

 

変化を出したいところでは速くして、間奏のように落ち着いて聞かせたいところでは速さを調整します。

Vintage B3 では、画面の左下にある ROTATION のスイッチで、SLOW と FAST を切り替えられます。

 

曲の中での役目は「白玉」か「メロディ」か

オルガンを入れるときに最初に決めるのは、どれを曲のメインにするかです。

ファイナルファンタジーのような雰囲気にしたいときは、コーラスのように後ろで和音を伸ばす、白玉の使い方をします。

 

反対に、オルガンを前に出したいときは、普通にメロディを弾かせます。

特にパイプオルガンの音は、メインのメロディに回すことがありました。

 

曲によっては、オルガンのトラックを2本入れることもあります。

 

Logicのトラック一覧。organとorgan2の2本のオルガンのトラックとピアノのトラック

 

有料のオルガン音源5本を、公式動画で聞いた印象

ここからは、Plugin Boutique で買える5本です。

どれも持っていないので、メーカーの公式動画を聞いた印象と、製品ページで分かる事実だけを書きます。

 

Arturia B-3 V:少し古さのある音が好み

B-3 V は、Arturia がハモンド B-3 とロータリースピーカーを再現したソフトです。

単体でも買えますが、Arturia のソフト音源をまとめた V Collection にも入っています。

 

Plugin BoutiqueのArturia B-3 Vのページ(2026年10月22日時点で¥17,250)

 

動画を聞いて、まず「やっぱりいいな」と思いました。

もともと Arturia の音が好きなのもありますが、少し古さを感じる音がして、そこが私には好みです。

 

 

Arturia のセールの時期は、Arturiaのブラックフライデーの記事にまとめています。

 

Arturia B-3 V を Plugin Boutique で見る →

 

IK Multimedia Hammond B-3X:FF風のロック感がある

Hammond B-3X は、IK Multimedia がハモンド社と組んで作った、公式の B-3 のソフトです。

ロータリースピーカー(レスリー)の再現も入っています。

 

Plugin BoutiqueのIK Multimedia Hammond B-3Xのページ(2026年10月22日時点で¥17,420)

 

聞いたのは「Progressive Rock」という題の公式動画で、Arturia と比べるとはっきりロック寄りの音でした。

ファイナルファンタジーのような、少しロック感のあるオルガンが欲しいときに合いそうで、5本の中でも特に気になった1本です。

 

 

IK Multimedia のほかの音源は、IK Multimediaのおすすめの記事にまとめています。

 

IK Multimedia Hammond B-3X を Plugin Boutique で見る →

 

Universal Audio Waterfall B3 Organ:少しこもった、ほこりっぽい質感

Waterfall B3 Organ は、Universal Audio のハモンド系のオルガン音源です。

 

Universal Audio Waterfall B3 Organの画面(Plugin Boutiqueの製品画像)

 

公式の音のサンプルを聞くと、少しこもっていて、ほこりをかぶったような質感に聞こえました。

Arturia と IK のあとに聞いたので、2本に比べると音の明瞭さは控えめな印象です。

 

 

Universal Audio のセールの来かたは、Universal Audioのセールの記事にまとめています。

 

🔥 セール中 ¥8562(通常 ¥25970)〜11/1まで:Universal Audio Waterfall B3 Organ を見る →

 

UVI Retro Organ Suite:プリセットが多く、クリアでモダン

Retro Organ Suite は、7種類のオルガンを1つにまとめた UVI の音源です。

1本で何種類ものオルガンを切り替えて使えるのが、ほかの4本との違いです。

 

UVI Retro Organ Suiteの製品画像(Plugin Boutique)

 

動画ではプリセットの数の多さが目に入りました。

Waterfall B3 のあとに聞いたせいもあるかもしれませんが、かなりクリアで、モダンな音も出せる印象です。

 

 

UVI のほかの音源のセールは、UVIのセールの記事にまとめています。

 

🔥 セール中 ¥5353(通常 ¥25970)〜11/1まで:UVI Retro Organ Suite を見る →

 

Cherry Audio Blue3:ArturiaとIKの間くらい

Blue3 は、Cherry Audio のトーンホイール式のオルガン音源です。

トーンホイールは、ハモンドオルガンが音を出すしくみのことで、5本の中では通常価格がいちばん安い1本です。

 

Plugin BoutiqueのCherry Audio Blue3 Tonewheel Organのページ(2026年10月22日時点で¥8,540)

 

聞いた印象は、Arturia と IK のちょうど間くらいです。

昔のオルガンらしさの中に、少しだけモダンさが混ざっているように感じました。

 

 

Cherry Audio のセールの時期は、Cherry Audioのセールの記事にまとめています。

 

Cherry Audio Blue3 Tonewheel Organ を Plugin Boutique で見る →

 

どれを選ぶか:作りたい曲で分ける

私の考えを、作りたい曲ごとに分けるとこうなります。

  • Logic を持っていて、まずオルガンを入れてみたい → Vintage B3 で十分。ドローバーとロータリーの使い方を覚えるところから
  • ロックやFF風の、勢いのあるオルガンが欲しい → IK Multimedia Hammond B-3X
  • 少し古さのある、味のある音が欲しい → Arturia B-3 V
  • 何種類ものオルガンを、クリアな音で使い分けたい → UVI Retro Organ Suite
  • Arturia と IK の中間くらいの音を、安めに足したい → Cherry Audio Blue3

 

私自身は1本に絞ってはいませんが、聞いた中でいちばん心が動いたのは UVI と IK でした。

 

オルガンの話でいうと、KORG M1 のオルガンの音も大好きで、似た雰囲気の音をボカロ曲で使うことがあります。

M1 も入った KORG のソフトのセットは、こちらにまとめています。

 

KORG Collection 6のセールと買い時|M1のオルガンが好きなボカロPが、全部入りより単体を選ぶ理由

 

オルガン以外のシンセを探している人は、シンセのプラグインの選び方の記事も見てみてください。

 

まとめ:オルガンはまずLogicで鳴らし、足りない色を有料で足す

Logic Pro を持っているなら、オルガンは Vintage B3 から始めて困りません。

ドローバーの組み合わせとロータリーの速さを変えるだけで、白玉の伴奏にもメロディにも使えます。

 

そのうえで、ロックの勢い、古さのある味、クリアでモダンな響きのように、Vintage B3 とは違う色が欲しくなったら、有料の音源を足す価値があると思います。

動画で音を聞いて、「この音が欲しい」と思えた1本を選んでください。

 

何種類ものオルガンを、クリアな音で使い分けたい人に。

🔥 セール中 ¥5353(通常 ¥25970)〜11/1まで:UVI Retro Organ Suite を見る →

 

ロックやFF風の、勢いのあるオルガンが欲しい人に。

IK Multimedia Hammond B-3X を Plugin Boutique で見る →

 

少し古さのある、味のあるオルガンの音が好きな人に。

Arturia B-3 V を Plugin Boutique で見る →

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)