DAWを入れてみたものの、画面を開いたまま何から手をつければいいのか分からない。
覚えることが多すぎて、どれが先でどれが後なのかも見えない。
この記事では、Logic Proで曲を作り始めた私が、実際に覚えていった順番をそのまま書きます。
ボカロPとして曲を出す前は、半年ほど歌のないインスト曲を作っていました。
先に結論を書くと、順番は「Logicの操作 → 楽器とプラグインの使い方 → ミックスとEQ」でした。
そして振り返っていちばん思うのは、プラグインを買うのは後でよかったということです。

最初に覚えたのは、Logicの操作だけ
最初に覚えたのは、理論でもミックスでもなく、Logicそのものの操作です。
とりあえずピアノや伴奏を打ち込んで、なんとなくそれっぽい音にする。
そこにセンドでリバーブをかける。
最初は、この順番で1曲ずつ作っていました。

打ち込みは、ピアノロールにマウスで音を置いていくだけでも始められます。
何をどう並べればいいか迷ったら、初心者ボカロPが最初に使うコード進行の記事のように、まずコード進行を1つ決めてから打ち込むのも1つの手です。
リバーブを各トラックに直接挿すのではなく、センドで1か所に送る形は、この最初の段階から使っていました。
下は今の曲で、ピアノなどを送っているリバーブ用のバスです。
最初はうまくできないので、自分の曲の出来の悪さに驚くはずです。

最初の半年は、インスト曲を作りながら楽器とプラグインを覚えた
インスト曲を作っていた半年のあいだに覚えたのは、いろんな楽器の使い方と、いろんなプラグインの使い方です。
ドラム、ベース、シンセと、音源が変わるたびに画面も操作も変わります。
いろんな楽器を触りながら、その使い方を覚えていきました。
曲のバランス含めてですね。たとえば、音域ごとのバランスとか。

プラグインも同じで、使い方はプラグインごとに違います。
同じ種類のプラグインでも画面や操作が違うので、1本ずつ覚えていく必要がありました。
この半年でもう1つ覚えたのが、サイドチェインやダッキングのようなテクニックです。
キックが鳴った瞬間だけベースを下げる、といった処理ですね。

Logicでのやり方と、今どのプラグインで落ち着いているかは、Logicのサイドチェインのやり方の記事にまとめています。
センドに加えて、バスの使い方もこの時期に覚えました。
楽器のトラックをパートごとに1つのバスへまとめると、まとめてコンプやEQをかけられます。

バスを組むようになった理由は、Logicのバスの使い方の記事に書きました。
振り返ると、インスト曲の半年は、楽器とプラグインの扱いに慣れるための時間だったと思います。
ニューヨークコンプとか、ディレイとか。
色々使えることはあるかと。
ミックスとEQが使えるようになったのは、半年後・30曲目くらいから
ミックスやEQは、最初から使ってはいました。
ただ、正直に言うと全然活用できていませんでした。
EQを挿してはいるけれど、何のためにどこを動かしているのか、自分でもよく分かっていない状態です。
それが、より精度高くできるようになったのは、作り始めて半年後、30曲目くらいからでした。

上は今のベースのEQで、いちばん低いところを切り、300Hzあたりを少し下げています。
だから、これから始める人がミックスやEQを最初からうまくできなくても、気にしなくて大丈夫です。
私の場合も、曲の数が増えてから、あとで分かるようになりました。
EQの画面がどう動くのかは、FabFilter公式の紹介動画を見ると、目で追いやすいと思います。
ボーカルまで含めたミックスの進め方は、ボカロのボーカルミックスの記事にまとめています。
後回しでよかったのは、プラグインを買うこと
もっと早く気づけばよかったと思うのは、プラグインはそんなに買わなくてよかったということです。
最初のうちは、プラグインを増やすより、とにかく曲を作って覚えるほうが大事でした。
上に書いたとおり、ミックスやEQが分かってきたのは30曲目くらいからです。
それより前に高いプラグインをそろえても、使いこなせないまま置いておくことになります。
もう1つ、買うときの話があります。
まとめて買うならバンドルのほうが安いので、1本ずつ個別に買い足していかないほうがいいです。
私はFabFilterのセールでEssentialsのバンドルを買い、EQ・コンプ・リバーブの3本をそろえました。
安くて性能の高いものが3つ入るので、EQもコンプもまだ持っていない人には、単体よりこちらを勧めています。
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Essentialsとほかのバンドルの違いは、FabFilterのバンドルの選び方の記事に書きました。
それでも、順番としては「先にひたすら作曲して、プラグインは後で買う」です。
そのほうが、お金の面でも、覚える効率の面でもよかったと思っています。
まとめ:まずLogicで1曲、プラグインは困ってから
私がDTMで覚えていった順番は、Logicの操作、楽器とプラグインの使い方、そしてミックスとEQでした。
最初の半年はインスト曲を作り続けて、そのあいだに手が覚えたことがほとんどです。
何から覚えればいいか迷っているなら、まずはDAWに入っているものだけで、ピアノと伴奏を打ち込んでみてください。
プラグインは、作っていて困ったときに、バンドルでまとめてで十分間に合います。
最初の1曲をどう完成させたかは、こちらに書いています。
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