ボカロ曲のベースを任せている音源は、今3つあります。
打ち込みのベースは MODO BASS、ウッドベースは Ample のアップライト、シンセらしいベースは Pigments です。
ただ、ベース専用のシンセは1つも持っていません。
その席はまだ空いているので、GForce の impOSCar3 と Bass Station が同じ値段で並んでいるのを見て、どちらかが入るかを考えてみました。
先に答えを書くと、選ぶならBass Stationです。
impOSCar3 は懐かしい音がしましたが、私には微妙でした。
Novation Bass Station by GForce を Plugin Boutique で見る →
2つとも、昔のイギリスのシンセを GForce がソフトにしたもの
impOSCar3 と Bass Station は、どちらもイギリスの GForce という会社が作っているソフトのシンセです。
GForce は、昔のシンセを今のパソコンで鳴らせるようにした音源を多く出しています。
impOSCar3 のもとは、1980年代のはじめにイギリスで作られた「OSCar」というシンセです。
音のもとはデジタルで作り、音色を削る部分(フィルター)はアナログ、という組み合わせが特徴でした。

Bass Station のもとは、Novation が1993年に出した、ベース向けのアナログのシンセです。
こちらは GForce が Novation と一緒に作った、いわば公式のソフト版です。

Plugin Boutique では、2つとも通常の値段が同じです。
どちらも私は持っていないので、ここからは公式の説明と動画で調べたことと、見て感じたことを書きます。
impOSCar3:デジタルの音のもとに、アナログのフィルター
impOSCar3 の画面は、元の OSCar のような黄色っぽいパネルです。
Plugin Boutique の説明では、広がりのあるパッドや、鐘のような音、くっきりしたリードが作れるシンセとして紹介されています。

特徴は、フィルターが2つあることです。
低い音だけ通す、高い音だけ通す、といった削り方を組み合わせて、声のような響きも作れるとされています。
今の版では、音のもとの波の形を自分で描ける「ウェーブテーブル」の編集画面が加わりました。
入っている音色(パッチ)は、合わせて1800以上です。

どんな音かは、GForce 公式の紹介動画で聞けます。
Bass Station:1音だけだった元のシンセに、シーケンサーまで
元の Bass Station は、1度に1音しか鳴らせないシンセでした。
GForce の Bass Station は、元の音を残したまま、最大16音まで同時に鳴らせるようになっています。

画面の下には、フレーズを1歩ずつ打ち込めるシーケンサーが付いています。
音の長さや強さ、音をすべらせるスライドなどを1歩ごとに決められ、ランダムで並べ直す機能もあります。

ほかに、歪み・コーラス・ディレイ・リバーブのエフェクトも中に入っています。
Plugin Boutique には体験版もあり、Novation の Launchkey 4・FLkey・SL MkIII を持っている人には付いてくると Rekkerd が伝えています。
こちらも GForce 公式の紹介動画があります。
動画で聞いて、好みだったのはベースに絞った Bass Station
OSCar も Bass Station も、私は名前を知りませんでした。
なので、どちらも動画で初めて音を聞いています。
impOSCar3 は、少し古めのアナログ系のシンセという印象でした。
懐かしめの音がする、と感じています。
Bass Station のほうは、私がもともとベースの音が好きなこともあって、ベースに特化しているのがいいなと思いました。
パラメーターも多く、プリセットもそれなりにあるので、触っていて普通に楽しめそうです。
2つを比べると、私は Bass Station のほうがよく感じました。
MODO BASS と Pigments の間に、ベース専用シンセを置くなら
冒頭に書いたとおり、ボカロ曲のベースは今、3つの音源で作っています。
MODO BASS 2、Ample のアップライト、そして Pigments です。
MODO BASS とアップライトは楽器のベースの音、Pigments はシンセのベース、という分け方です。
それでも、少し方向の違う、ベース専用のシンセがあってもいいと思っています。
欲を言えば、モダンなベース専用シンセがあるとうれしいです。
とはいえ、ベース専用のシンセの席は空いているので、Bass Station も選択肢の1つとしてはありだと思いました。
ベース専用のシンセが普通のシンセとどう違うのかは、Arturia Pure SUB を調べた記事でも書いています。
1万円前後ならどうするか:impOSCar3 は見送り、Bass Station は候補
impOSCar3 は、Prophet~5 のときと同じ考えです。
古いシンセの懐かしさはあっても、1台だけだと飽きてしまいますし、ほかに使うものも多いので、私には微妙です。
Bass Station は、1万円くらいなら、まあまあ選択肢に入ります。
ただ、どちらかといえば、今っぽいベース専用のシンセがあるなら、そちらを選びたい気持ちもあります。
なので今の私の位置づけは、「ベース専用シンセを入れるときの候補の1つ」です。
GForce のほかの音源とまとめて見たい人は、会社ごとのセールの記事も参考にしてください。
GForceのセールはいつ?OB-X・OB-E・Ultimate Bundleの値下げと買い時|1台だと飽きるボカロPは「全部入りかV Collectionか」で選ぶ
過去のセール
impOSCar3 と Bass Station は、GForce のセールのたびに同じように値下がりしています。
- 2025年1月21日:Bass Station の発売・導入価格 £49.99(通常 £99.99・税抜・2025年2月28日まで)(Rekkerd)
- 2026年10月20日:Plugin Boutique で GForce のハロウィンのセール(11月1日まで)(Rekkerd)
- 2026年10月30日:impOSCar3・Bass Station とも ¥10,483(通常 ¥25,970・59%オフ・11月1日まで・Plugin Boutique)
まとめ:ベース専用シンセを1台足すなら Bass Station が候補
impOSCar3 は、デジタルとアナログを組み合わせた80年代はじめのシンセを再現した音源で、懐かしい音が好きな人向けです。
Bass Station は、1993年のベース向けシンセを、音を増やしシーケンサーまで付けて今風にした音源です。
ベースが好きで、ベース専用シンセの席が空いている私には、Bass Station のほうが合いそうでした。
まずは体験版か公式の動画で、ベースの音が自分の曲に合うかを確かめてみてください。
ベースに特化したシンセを1台足して、プリセットから遊んでみたい人に。
Novation Bass Station by GForce を Plugin Boutique で見る →
あの頃のアナログらしい音で曲を作りたい人に。
GForce impOSCar3 を Plugin Boutique で見る →






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